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Nuk-P@RailStarのブログ一覧

2014年12月05日 イイね!

いざ、山道へ (2)

いざ、山道へ (2) アポなしの訪問だったとはいえ、アテにしていた担当セールス氏はまたも不在。
初めてデミオXDを試乗してから1ヶ月以上が経過。待ちに待った自身2度目の6AT車試乗は、前回の6MT試乗時に続いて、店長さんを助手席に迎えてのドライブとなりました(^_^;)。

さて今回の試乗、その最大の目的はというと、我が家のガソリン車(6AT)とのハンドリング比較

巷のXD試乗記を読んでいる限りは、タイトなコーナーではノーズの入りにくさが露呈。フロントヘビーなFF車の典型的ともいえる挙動を見せるようで、ここでは鼻先の軽いガソリン車の方に分があるとよく書かれています。
確かにそれは、ガソリン車からの重量増(約100kg)の大半がフロント部分に集中するというクルマの素性から十分予想できるもので、別に驚くほどのことではありません。
フロントヘビーゆえの挙動は当然として、私の興味はそれが許容範囲と感じるかどうか。
もっと具体的に表現するならば、「コンパクトカー+クリーンディーゼル」という画期的な提案で、従来のBカーの常識を覆すほどの力強い走りと抜群の燃費を誇るこのデミオXDに、Zoom-Zoomなマツダ車の得意領域ともいえるハンドリング面において、死角があるのかどうかということ。

となると、混雑気味の幹線道をただ右回りするだけの、いつもの退屈な試乗コースでは全く役に立ちません。

「すみません、ちょっと裏山に登ってみたいのですが・・・」

と切り出してみた私。すると、

「ハイ、大丈夫ですよ」

と、店長さんは営業スマイルで快諾

・・・してくれたものの、実はお店を出発してバイパス裏手の山道に向かっている最中も、店長さんの携帯電話はずっと鳴りっぱなし(^_^;)。

こ、これはちょっとイカンなぁ・・・

相手が気心知れた担当セールス氏なら、狭い峠道を登り切った後に、その先の田舎道を大回りして帰る30分コースにするつもりだったのですが、ここはオトナの判断で、登り坂の頂上でUターンして引き返すミニマムコースに変更(^_^;)
実際、試乗中の店長さんは常に電話か私相手に喋りっぱなしで、峠で折り返した直後に「もう2~3分したら帰る・・・」と内輪の会話が飛び出したとなれば、やはり私の判断は正しかったのでしょうね(苦笑)。
さらに・・・本音をいうと、途中のどこかでスキール音の発生までは行かずとも、フロントタイヤを少し苛めるようなコーナリングを一度試してみたかったのですが、通話中の店長さんに気遣ってその企みも封印。
結局は、穏やかな運転操作を心掛けながら、狭い山道を上り下りする展開となり、家族を乗せた普段のドライブと何ひとつ変わらない条件となったので、グリップ限界を試すようなトライアルができない反面、我が家の13Sとのパフォーマンス比較はむしろ容易となったのでした(^_^)。

ということで、同乗者に不快な思いをさせない優しい運転操作を心掛けながら、ゆっくりと丁寧にラインをトレースしていった私。
無論、ソウルレッドのデミオXDはタイトなコーナーを破綻することなくスムーズにクリアしていきますが、そこで私がハッキリと感じ取ったのは、フロントグリップの余裕のなさ

その傾向は下りのターンインで最も顕著となるのですが、ブレーキで前荷重をかけステアリングを切り込んでいく際に、結構な緊張感を強いるというか、かなり真剣にフロントのグリップ感を探る必要性を感じたのです。
カーブの曲率がもっと大きく、通過スピードの高いワインディングだともう少し印象が違ったかもしれませんが、少なくとも今回のような狭い急カーブでは、ヒラヒラッと苦もなくノーズが入っていく13Sとの大きな差を感じざるを得ませんでした。
逆に、上りのターンインではXDのノーズの入りも決して悪くないし、むしろ、立ち上がりで演じてくれるクリーンディーゼルならではの余裕溢れる加速は、13Sに対し絶大なアドバンテージとなり得るものでした(^^)。

では、上りと下りトータルで差し引きゼロかと言うと・・・やはり、下りカーブで余計な我慢を強いられるXDは、私にとってハンドリングの楽しさという点では許容範囲ギリギリ。
アンダーパワー感は付きまとうものの、終始素直に回頭していく13Sの方が単純に気持ち良いし、より好ましいと思えました。
ま、あらためて言うまでもないことですが、13S/XDの両車の比較結果は概ね下馬評通りでしたね。

そんなことより、ワインディング試乗を終えた私の頭をもたげたのは・・・とある不思議な思い

XDのこのハンドリング感覚、決して初めてじゃない気がするんだよなぁ・・・

(つづく)
Posted at 2014/12/06 00:14:44 | コメント(0) | トラックバック(0) | 隠れ家のテストドライブ | 日記
2014年12月04日 イイね!

いざ、山道へ (1)

いざ、山道へ (1)両親揃っての通院日とあって、会社を丸一日休んで付き添いをした水曜日。
幸い、診察の方は朝の早いうちに二人とも問題なく終了したので、総合病院からの帰り道に幾つか御用聞きを済ませた上で、11時過ぎに晴れてサポート任務は終了(^^)v。

さ、残り半日で何しよう(^^♪

と盛り上がりかけた私に、文字通り水を差してくれたのは・・・朝からの断続的な雨でした。

キレイに窓を拭き上げてもすぐに水滴だらけになってしまう状況では、寒さに耐えながらマイカーたちの洗車を決行する意欲も湧かないというもの(-_-;)。
そもそも、実家のアクセラもメンバーに加わり、我が家の玄関先とカーポート下は「満員御礼」状態。
メンテしたいクルマを表に出すのも決して簡単じゃないのです(笑)。
もっとも、縦長の狭い敷地内にて、スライドパズルを解くかの如く少しずつクルマを動かすことには慣れていて、大して苦にならないのですが、このような天候下だと、玄関先に一時退避させる際にキレイなクルマにも汚い雨跡を付けてしまうことになるので、余計に意欲が減退してしまうというわけですね(^_^;)。

そんなわけで、今回はスパッと潔く方針転換(笑)。
ここ最近、故障したり不調を囲っていた家電を一気に刷新すべく、嫁さんと大型家電店へお出掛け。そして、その帰途には久々に二人っきりでランチをするという“夫婦水入らずデー”に(^_^)。
もちろん、帰宅後は購入した家電の梱包を片っ端から開き、取説書を読みながら手探りでセットアップ。
やっと一息ついた頃には、すでに時計は午後3時を回っていました(^_^;)。

この時点で、夕方の長女の習い事送迎まで、あと2時間余り。
このままゆっくり自宅で過ごしても良かったのですが、ここから私が意を決して向かったのは・・・
いつものマツダディーラー

実は・・・市内の大型家電店に向かいながらお店の前を通過した際、デミオXDの試乗車がメテオグレーの個体からソウルレッドの個体に入れ替わっていたのに気付いていたのです(^_^;)。
メテオグレーのXD(6AT)には僅か10分しか試乗できてなくて、ずっと消化不良気味だった私。
いつかまたお客さんが少ない時に、担当セールス氏にお願いして再試乗したいと思っていた矢先、平日の昼間に新しい試乗車を発見!となれば・・・まさに願ったり叶ったり(^o^)。
ここ最近、ずっとすれ違いが続いている担当セールス氏と久々に世間話に花を咲かせながら、2号線バイパスの裏手にある狭い山道をぜひ試走させてもらい、我が家のガソリン車(13S)とのハンドリングの違いを検証してみよう・・・と、秘かなシナリオを描いていたのです。

・・・が、
いざディーラーに到着してみると、またも担当セールス氏は外出中(-_-;)。

まぁ、考えてみれば無理もないことです。
一昔前のマツダディーラーだったら、平日にひょっこり顔を出そうものなら、セールスの方々が好きなだけ話相手になってくれていたものですが(苦笑)、今のマツダはSKYACTIV車の販売が絶好調。週末の展示会で多くの商談が進めば、それだけ平日は書類の手配や手続き等に忙殺されることになるわけで、図らずも担当セールス氏と疎遠になってしまったことも、マツダファンとしては逆に喜ぶべきことかもしれません。

で、ひとまずはサービス担当氏とビアンテの点検予定などについて話をしながら、さり気なく時間潰し。
担当セールス氏の帰還を待ってみたものの、20分くらい経過しても全くその気配なし(-_-;)。
仕方がないので、他のセールス陣もことごとく不在であることを気にしながらも、デミオXDの試乗希望をサービス氏に伝えてみたところ、結局、同乗役をかって出てくれたのは・・・
またも店長さん(笑)。
(ここのところ、このパターンにハマりつつあるのがちと心配ですが)

さてさて、今回初めて試乗するソウルレッドのXD試乗車のグレードは、以前乗ったメテオグレーの試乗車と全く同じ「XD-Touring」。
前回の短時間試乗で物足りなかった部分を補うという意味では、これ以上ない絶好のパターン。
ボディ色以外の相違点といえば、両サイドに大きなデカールが貼ってあることくらいですからね(^_^;)。

ちなみに、その大きな「SKYACTIV DIESEL」のデカール。
お世辞にもスタイリッシュとは言い難いデザインですが(苦笑)、これがあれば否応なしに目立ちます。
ディーラーのデモカーであることを強く主張して、旬の新型車のアピールに繋がることでしょうし、目に付きやすくなれば盗難の抑止効果もあることでしょう。
でも、我が家のケースに限っていえば、たとえ私がこのデモカーで出入りを繰り返したとしても・・・

「またあそこのご主人、懲りもせず派手なステッカーを貼って・・・」

と冷笑されるだけで、案外スルーされてしまう気も(爆)。

そんなわけで、店長さんと繰り出すことになった二度目のXD(6AT)試乗。
結論から先にいうと、狭い山道で私が感じたXDのコーナリング性能に特段のサプライズはなくて、単体としても、ガソリン車との比較としても、概ね世間で言われている通りのものでした。

ただ、私なりにどう感じたかは・・・備忘録として次回ブログで触れておこうと思います(^.^)。
Posted at 2014/12/04 22:29:32 | コメント(0) | トラックバック(0) | 隠れ家のテストドライブ | 日記
2014年11月26日 イイね!

6MT→5MT→6MT (後編)

6MT→5MT→6MT (後編)早朝からアクセラXD(6MT)でプチドライブ、昼からはバッテリー上がりを喫したRX-7(5MT)の回復ドライブ、そして夕方にはデミオXD(6MT)試乗車との初対面・・・と、図らずもマニュアルトランスミッション三昧となった土曜日。

しかし、二週間も前に、今週末限定で6MTの試乗車が配備されることを知らせてくれた担当セールス氏はあいにく不在。
しかも、ピンチヒッターとして店長さんが助手席に乗り込む展開となり、私が秘かに描いていた試乗シナリオは脆くも崩れていくのです・・・。
本音をいえば、1ヶ月前に僅か10分しかドライブできなかった6AT車を先に再試乗してから、この6MT車をじっくり試してみたい・・・そんな我儘を、気心知れた担当セールス氏にぶつける算段だったのに(^_^;)。
ま、それでもお店が閑散としていれば相談の余地もあったのですが、幸か不幸か(笑)店内が数組の商談客で活況を呈している状況とくれば、試乗希望のお客さんに迷惑をかけてはいけないし、何より、責任者の店長さんを長時間にわたって連れ出すわけにはいきません。・・・というわけで、やむなく今回も最短コースの試乗に止めることにしたのでした。

さて、ごく短時間の試乗となると、予め確認するポイントを絞り込んでおかないと、つい同乗者との会話に気を取られ、何もクルマの印象が残らなかった・・・そんな失敗経験を何度もしているこの私(苦笑)。
そこで、ネットの試乗記事で散見された「発進加速の鈍さ」と「ディーゼル特有の騒音」をとくに意識して乗り込むことにしたのですが・・・

結論からいうと、いずれも私には大きな問題とは映りませんでした(^^)。
・・・にもかかわらず、明らかにネガティブな印象を持たれるケースがあるのは、やはり人によって期待値や比較対象が異なるからで、致し方ないところでしょう。

まずは発進加速。
たしかに、アクセルの踏み始めからリニアなレスポンスを見せるガソリン車と比べると、ディーゼル車はごく初期の反応が鈍く、少しだけ”間”を感じてしまうところがあります。それは私が早朝にドライブしたアクセラXDも全く同様ですが、ひとたび慣れてしまえば、よほど全開加速でも繰り返さない限り、大きな違和感を感じることはなくなります。
ただ、同じSKYACTIV-Dエンジンでも、アクセラの2.2Lが2ステージターボを採用し、低回転域から高回転域まで、全域にわたる良好なレスポンスを目指しているのに対し、デミオの1.5Lはシングルターボ。
無論、可変ジオメトリーターボ等の新技術で懸命にリカバリーを図っているとはいえ、どこかに不得意な領域が残ってしまうのも仕方ないところ。そういう意味では、極低回転域で加速がもたつく印象は、アクセラXDよりも強い傾向にありますが、クルマ自体の軽さ(アクセラ比で-350kg!)でその大半を相殺した感じで、私には十分許容範囲に映りましたね。

そして、もうひとつのディーゼル特有の騒音。
これに関しては、私には許容範囲どころか、むしろ「アクセラよりも格段にイイ!」とさえ思えてしまいました。
定速(今回は「低速」でもある)巡航に入ってエンジン回転数がグンと落ちた時に、何故かアクセラではカラカラカラ・・・というディーゼルの音がサイドから回り込んでくることがあるのですが、今回はその音も聞こえず、思わず助手席の店長さんに「ディーゼルかガソリンか区別がつかないですね!?」と同意を求めてしまったくらい。
このデミオ、「クラス概念を超える」ため、遮音性能にも十分に力を入れたのでしょうけど、そもそも小排気量ディーゼルエンジンは、発生する音自体が相対的に小さいのかもしれませんね。

あとは・・・加速時のディーゼルサウンドが2.2Lの音色とは明らかに違うことに気付いた程度で、今回の渋滞路でのミニマム試乗(w/店長さん)というシチュエーションでは、そこまでで精一杯でしたね(苦笑)。


でも、私がつくづくこの6MT車で残念に感じるのは、JC08モード燃費値「30km/L」を死守したことの弊害と思われる部分。
中でも、自らの体験談を交えて強く主張したいのは、重量ランク維持のために特別に容量を減らした燃料タンク(44L→35L)のことです。

普通、燃費性能に優れるマイカーを買ったなら、オーナーが期待するのは、「今までよりも遠くまで行ける」こととか、「以前よりも給油回数が減る」ことであるはず。間違えても「小さい燃料タンクで済む」ことをユーザー視点で思い浮かべる人は、まずいないでしょう。
実際に、10・15モード燃費値「30km/L」達成のために燃料タンク容量を減らされた先代SKYACTIVデミオを迎え入れた我が家では、前車のベリーサよりも実用燃費が4割程度も向上したにもかかわらず、燃料タンク容量が2割以上減っていたため、結果的には航続距離も給油インターバルも大して変わらず・・・。
結局、「第3のエコカー」とも評された、記念すべきSKYACTIV技術初搭載モデルを所有したはいいものの、その恩恵をオーナーが実感できたシーンといえば、毎回の満タン給油のたびに示される燃費の数字を知ったその瞬間だけ。おまけにその数値が、我が家のように12km/L前後という低レベルで推移していたら・・・感動もへったくれもありません(自爆)。

そして、そんな忌わしき小型燃料タンクの再登板よりもさらに私が残念に思うのは・・・
「今回のデミオは実用燃費で勝負します」
とばかり、ガソリン車のカタログ燃費値が先代モデルより悪化しても気に留めない潔さを見せておきながら、その裏ではこっそり、看板のディーゼル車で明らかにカタログ燃費値ありきの姿勢を見せてしまっているという、この甚だしい矛盾。

実際、我が家のガソリン車(13S)は、カタログ燃費値の微々たる低下など、まさに「どこ吹く風」の勢い。
実用燃費はSKYACTIVデミオよりも確実に1割以上は向上しているし、44Lという常識的な容量に復帰した燃料タンクとの相乗効果で、未踏のロングドライブ(もしくは未踏の給油インターバル 笑)に大いに期待を寄せている今日この頃。
これぞまさに”有言実行”。「よくぞ言ってくれた、マツダ!」と声を大にしてアピールしたい(あ、もうすでに言ってたっけ 苦笑)ところなのに・・・です。

いやホント、カタログ燃費値くらいしかアピールポイントのないクルマならともかく、クラス概念を超えた質感や、小型クリーンディーゼルの走りが高く評価されている新型デミオで、種々のデメリットに目を瞑ってまで、また、ポリシーを揺るがすような二枚舌を披露してまで、「30km/L」を死守しに行く必要があったのかは甚だ疑問が残るし、唯一スカッとしない部分です。

うーん・・・
今更こんなことを言うのは後出しジャンケンのようで恐縮ですが、デミオXDにおける6MT車/6AT車の違いは、文字通り「トランスミッションだけ」に留めておき、現在のXD-6MT車に相当するモデルを、例えば「XD-E」(EはEco? Extra?)等の別グレード名にしておけば、もっと判りやすいというか、遥かに釈然としたかもしれませんね。(あ、だからといって二枚舌の重罪が消えるわけではないですが・・・)
Posted at 2014/11/26 23:09:08 | コメント(2) | トラックバック(0) | 隠れ家のテストドライブ | 日記
2014年11月23日 イイね!

6MT→5MT→6MT (前編)

6MT→5MT→6MT (前編)その件で担当セールス氏から連絡があったのは・・・今から2週間も前。
時刻は18時を回ったばかりで、いつも仕事熱心な(笑)私は、まだ会社の事務所にいたのです。

おかしいなぁ・・・
新車1ヶ月点検の予約も入れたし、ドラレコの機種も最終決定して発注したし・・・何か不測の事態でも発生したのか?

そう思って、私は携帯の着信履歴から急いでコールバック。
すると・・・

「22・23・24日に、デミオXDのマニュアル試乗車が当店にやってきます!」


う・・・こりゃ完全に意表を突かれた(笑)。

「は、はぁ・・・(^_^;)。今週末じゃなくて、来週末の話ですよね?」

「はい! ぜひ乗りに来てください!!」

「ありがとうございます。ではぜひ!」

何とも営業熱心な・・・いやいや、我が家には新型デミオのガソリン車が納車されたばかりなので、今すぐにディーゼル車に買い換える可能性など、万に一つもないわけです。
にもかかわらず、マツダ車大好き人間の私にZEHI!とばかり、新しい試乗車の情報をわざわざアナウンスしてくれるなんて、とても有難い話じゃありませんか。・・・そういえば担当セールス氏、私が試乗時に勝手気ままに発するコメントが、営業トークの参考になるって言ってくれてたっけ(^_^;)。

よぉし、では・・・月曜は仕事なので、土・日のどちらかで試乗に行こう!

と心に決めた私ですが、なんと日曜は嫁さんの実家へプチ帰省することになったので、狙いは土曜の夕方、長女のバレエ教室の「送り」と「迎え」の合間の時間。

ところが、事はそううまくは運びません。

早朝プチドライブへ担ぎ出したアクセラと、翌日の広島帰省の足となるデミオの2台を、午前中にそれぞれキレイにシャンプー洗車。レインXの塗布までをきっちりと完了し、遅めの昼食を済ませたところで、いよいよバレエの送りの時間が近付いてきました。
ここで私が満を持して登場させたのは、カーポート奥のRX-7(^_^)。
1ヶ月前にクラッチのレリーズシリンダーを交換して以来、殆どまともに動かす機会がなかったので、バッテリー上がりを防ぐ意味でも、ブログ上の存在感を取り戻す意味でも、ちょうど良い出番。これぞ会心の起用と思ったのですが・・・
なんと、時すでに遅し(-_-;)。

頼りなかったセルの音はキュルル、ルル、ル・・・と力なく途絶えてしまい、あえなくジ・エンド。
急遽、ビアンテに救援を要請するハメに。

急いでビアンテを方向転換して頭からカーポートへ突っ込み、なんとか出発時間までには再始動に漕ぎ着けたので、カーポート奥でRX-7をアイドリングをさせたまま、ひとまずバレエ教室への送りは代打のデミオで(^_^;)。
帰宅後、バッテリーの回復のためには少々走行距離を稼いでやらねば・・・と、長女のお迎えを嫁さんに任せ、アイドリング中のRX-7に乗り込みプチドライブへと出発。
とはいっても、今回ばかりは時間に制約があるので、エンジン回転を高めにキープする高燃費走行(苦笑)をある程度続けたところで見切りを付け、そそくさとマツダディーラーへ向かうことにしたわけです。

ただ、そんなドタバタ劇だったので、事前にお店に連絡を入れることができず、あいにく担当セールス氏は外出中・・・。結局、楽しみにしていたデミオXDの6MT車の試乗はなんと、駐車場で出迎えてくれた店長さんとそのまま乗り込んでスタートするという展開に(・.・;)。

ホントは・・・前回のデミオXD試乗から1ヶ月も経ってしまったので、お目当ての6MT車を味わう前に、メテオグレーの6AT車を再試乗しておきたかったのですが、さすがに店長さんを拘束したまま何度も試乗を繰り返すわけにもいかないので、ここは店頭で待ち構えていたソウルレッドの試乗車(XD Touring L-PackageのフルOption車)に素直に乗り込むことにしました(^_^;)。

期せずして、初の早朝プチドライブに担ぎ出したアクセラXD(6MT)から、予定外のバッテリー回復運転を余儀なくされたRX-7(5MT)ときて、今週末だけの限定企画のデミオXD(6MT)の試乗と、今日の私はまるでマニュアルトランスミッション祭りのような大騒ぎ(笑)。
しかも、全車がターボチャージャー付きというから、その刺激やインパクトには全く不足がありませんね(^^)。

さてさて、個人的にとても注目していたデミオXDの6MT車。
意外にもネットでは賛否両論が渦巻いているこのモデルを試乗した私の感想は・・・!

すっかり長くなって疲れてきたので、また次の機会に(苦笑)。

(つづく)
Posted at 2014/11/23 23:57:38 | コメント(1) | トラックバック(0) | 隠れ家のテストドライブ | 日記
2014年10月24日 イイね!

これぞグランドツーリング!

これぞグランドツーリング!新型デミオの正式発売から約1ヶ月。
先行した「SKYACTIV-G 1.3」ガソリンエンジン搭載車に続いて、最大の目玉である新開発クリーンディーゼルエンジン「SKYACTIV-D 1.5」搭載車のXDシリーズがついに登場。

つい2週間前、店舗一番乗りでガソリンの13S L-Package車を納車してもらった私としても、"Bカーの常識を超えた"と評価されている新型デミオの看板車種であるディーゼル車にはかねてから興味津々。
ディーラーに試乗車が配備されたとの連絡があったので、早速試乗に行ってきました。

おいおい・・・平日の昼間からディーラー通いだなんて、あんたもイイご身分だな!

なぁんて言われてしまうと、たしかに返すコトバがありませんねぇ(-_-)。
でも、今日は会社を休んで、朝から母を2箇所の病院へ連れて行き、その帰りに買い物や用事の御供をしてやっと昼過ぎに解放された身なので、これくらいのご褒美は認めてやってくださいな^_^;。

さて、私を待ち受けていた試乗車は、メテオグレーマイカの「XDツーリング」(6AT車)。
フロントグリルガーニッシュの赤い差し色が鮮やかですね。

早速、担当セールス氏とクルマに乗り込み、いつもの試乗コースへと繰り出します。
が、このエリアは、各自動車メーカーのディーラーや郊外型レストランなどが立ち並ぶ商業地帯。
そこを東西に貫く幹線道はもちろん、線路を跨いで海側の埋立地を走る産業道路も、金曜の夕方近くとあって、どこもかしこも混雑気味。ワインディングともアップダウンとも無縁の平坦な道を、ごく控え目なスピードでただ右回りに一周してくるだけ。
いつものことではありますが、クルマのポテンシャルを十分味わうには全く不向きなコース、さぞつまらない初試乗に終わったと思われるでしょう・・・しかし、

それでも私には十分でした。

なぜって・・・私が期待していた通り、このクルマには

トルクフルなディーゼルエンジンとコンパクトなボディとが織り成す、
素晴らしい別世界があったから。

そのことを確信したのは、折返し地点を過ぎ、店舗まであと数百メートルとなった試乗コースの後半地点。
それまで30km/h程度でゆっくり進んでいたクルマの流れが少しだけ速まり、私がアクセルをそっと踏み足した時でした。
ガソリン車では味わえない豊かなトルクがモリモリ湧き上がるのを感じながらも、決してそれがオーバーシュートすることなく、予めイメージしていた通りの加速感でスッと車速が伸びていく。
その余裕に満ちた挙動が、走り始めた瞬間から感じていた重厚感あふれるハンドリングのイメージと見事にマッチしていて、その気持ち良いほどの一体感に、心底驚かされてしまったのです。

そして・・・こうした何気ない緩加速のシーンですら、こんなにも一体感のある挙動や味が仕込まれているわけですから、ワインディングロードや高速道路の合流レーンなど、ここ一発のシーンでピントがズレているはずなどない・・・私は素直にそう感じたのです。
これは、新型デミオのガソリン車を所有する私だからこそ、瞬時にピンと来たのかもしれません。

何れのクルマも、フルSKYACTIV車らしい爽快なレスポンスで「クルマを意のままに操る感覚」を常に満喫できるところは共通の素地。その上で、ガソリン車ではエンジンの吹け上がりの良さを生かした快活な走り、ディーゼル車ではターボの豊かなトルクを生かした重厚感あふれる走りと、それぞれの長所・強みを生かしたクルマの性格付けがなされているのです。
考えてみれば、デミオのガソリン車とディーゼル車は車重差がざっと100kg。しかもその大半がフロント部分に集中しているわけですから、車重1トンそこそこのBカーの運動性能に与える影響は決して小さくありません。
しかしそこで、無理やり両車の走りの味を近付けようと、軽量なガソリン車で重厚感を出そうとしたり、フロントヘビーなディーゼル車で軽快感を出そうとはせずに、むしろそれとは逆に、両車の車重差や、その差を生んだ両エンジンの特性をより生かす方向でクルマを仕上げ、それぞれが明確な個性と高い完成度を有していることは、素晴らしいの一言ですね。

もちろん、トルクフルなディーゼルターボがもたらす余裕たっぷりな走り・・・という観点でいうと、デミオXDよりもハイスペックな2.2Lエンジンを搭載したアクセラXDの方に、絶対値としては軍配が上がるでしょう。
しかしながら、全く同質なゆとりある走りをBカーのコンパクトボディで実現したことが、新型デミオの最大の成果であり、最高の存在価値。そうした”クラス概念を超える”種々のアプローチが、今年の日本カー・オブ・ザ・イヤーの選考でも高く評価されているのですからね(^^)。

たかだか10分程度の市街地走行で多くを語るのは難しいところですが、今回のデミオXDツーリング、懸念すべき点が皆無だったかというと、決してそうではありません。
おそらくワインディングに持ち込めば、ノーズの入りはガソリン車ほどクイックではないかもしれませんし、急加速でグッとアクセルを踏み込めば、分厚いトルクが炸裂するまで一瞬のターボラグを感じるかもしれません。
しかし、そんな特性すらも、落ち着きと重厚感に満ちたクルマ全体のイメージを構成する一要素としてしっかり組み込まれていて、さほど違和感を感じないのでは・・・と私は想像しています。

もとより、抜群に安定したハンドリングとトルクフルなエンジンで、郊外バイパスや高速道路での定速巡航は得意中の得意と思われるところ。その上で、いざ必要となれば異次元のディーゼルターボの加速が炸裂するわけですから、新型デミオのXDは長距離ツアラーとして十分な素質を有していると確信しました。
おまけにこのディーゼル車、我が家の13Sの方がかえって煩いのでは?と思えるくらい静粛性が高かったので、この面でもロングツーリング向きといえそうです。

いうわけで、待ちに待ったデミオのディーゼル車を一言で表現するならば、期待通りの「良いクルマ」でした。試乗もせずに判子を押し、期待と不安が半々な納車待ちの方も沢山おられるのではと思いますが、このクルマならきっと後悔することはないでしょう(^O^)。

え? 
あなた、ガソリン車を購入したことを後悔しているのではないかって?

いえいえ
ガソリン車とディーゼル車で走りの性格はハッキリと分かれましたが、それはいわば実現手段の違いであって、結果として得られるドライビングの気持ち良さだとか、それに至るまでのプロセスの楽しさについては、両車で何ら変わらないですから!(^o^)

(正直、静粛性で負けたのは悔しいけど、これはいつかリベンジしよっと 笑)

Posted at 2014/10/24 22:42:42 | コメント(1) | トラックバック(0) | 隠れ家のテストドライブ | 日記

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小学生の時代に到来したスーパーカーブームがほぼ終わりかけた頃、極めて身近な存在だった国産車、とりわけ強烈な個性が滲み出る'50s~'60sの旧車に強い興味を持っ...
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