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Nuk-P@RailStarのブログ一覧

2014年01月30日 イイね!

真紅の戦士、いざ激流の中へ 【USCC Rd.1】

真紅の戦士、いざ激流の中へ 【USCC Rd.1】GRAND-AMシリーズとアメリカン・ル・マン・シリーズ(ALMS)が統合され、USCC(United Sports Car Championship)として新たなスタートを切った2014年。
レーシングプロトとGTカーの混走で人気を博していた北米の両シリーズが合体したとあって、レースファンの注目度は一気に増した感じです。

その新生USCCシリーズの記念すべき開幕戦が、歴史と伝統を誇るビッグレース・デイトナ24時間。

プロトタイプカーのPクラス/PCクラス、GTカーのGTLMクラス/GTDクラスの全4クラスで構成されるUSCC。
その中で、総合優勝を争うトップカテゴリーがPクラス
ここでは、GRAND-AMの流れを汲むデイトナプロト(DP)マシン勢と、ル・マン直系のLMP2マシン勢が同じ土俵で戦うとあって、両カテゴリーの威信をかけた激しい争いが期待されるのです。

1月初旬のテスト・デーではデイトナプロト勢の優勢が伝えられましたが、デイトナ本番のレースウィークに突入してもその流れは止まらず、予選上位をDPのコルベット勢が独占。同じDPのライリー・フォード勢がコルベットに続き、LMP2勢の最上位はオレカ・ニッサンの総合10位がやっとで、PPタイムからのビハインドは1.6秒。
他のLMP勢は、HPD ARX-03b(ホンダ)とニッサン・モーガンが後に続くPCクラス勢に混じってグリッド中団をポツポツと占めている状況で、こと純粋な速さにおいてはLMP2勢の劣勢は明らか。
24時間の長丁場とはいえ、今回のLMP2にはちょっと勝負権がなさそう・・・そんな雰囲気が漂っていました。

さて、そんな話題満載のPクラスに新たに参戦してきたのが、北米マツダです。
長年GRAND-AMシリーズで強固なタッグを組んできたSpeed Sourceチームをパートナーにして、2013年のGXクラスのメイクスタイトルを獲得したディーゼルターボユニットを大幅に出力アップし、ローラ製のプロトタイプシャシーに搭載。その名も「マツダLMP2 SKYACTIV-D Racing」という真紅のニューマシンを用意し、新生USCCシリーズに投入してきたのです。
マシンの外観も昨年のMazda6 GXとは違い、#70、#07の2台ともに「ソウルレッド+SKYACTIVデカール」という、ワークス色の濃い装いで統一。
GTカーからプロトタイプへステップアップし、いよいよ頂点クラスへのマツダの再挑戦が始まった!!・・・ファンはそんな思いを強くし、期待に胸を膨らませていたのです。

ただ、現実はそれほど甘くはありませんでした。
昨年まで両シリーズで激しいバトルを繰り広げていたDP勢やLMP2勢たちと違い、マツダLMP2は全く実戦経験のないニューマシンゆえ、テストデーや練習走行セッションの殆どを初期トラブルの対策に費やす展開となり、タイムの方は全くもって振るわず。
24日に行われた公式予選での2台のグリッドは、GTクラスも含めた全参加マシンの最後尾にあたる総合59位(Pクラス16位)と総合60位(Pクラス17位)。
総合トップのコルベットDPからは、同じPクラスでありながら11秒以上も離されるというショッキングな結果に終わりました。

無論、それでも、1年前にここデイトナでデビューした、同じ量産エンジンベースのSKYACTIV-D を搭載したMazda6 GXの予選タイムから10秒以上もタイムアップしていて、レーシングユニットとして十分な進化を遂げたことは窺えるのですが、いかんせん最高峰のPクラスで戦うとあっては、求められるパフォーマンスも別次元。
残念ながら、周囲の期待値とのギャップはあまりに大きいものでした。

実績のある市販シャシーを採用している点を考慮すれば、GTマシン勢の後塵をも拝した今回の予選パフォーマンスは、主にSKYACTIV-Dエンジンが足を引っ張った結果と言わざるを得ず、昨年のレースデビューから一歩一歩、着実な進化を果たしているものの、ライバル勢と戦えるレベルに達するまでには、まだまだ速さ、信頼性の両面で大きな課題を抱えていることが早くも浮き彫りとなりました。

結局、本番の24時間レースでも、2台のマツダLMP2マシンは序盤から“我慢”の走りを強いられ、1分40~41秒台で快調にレースをリードするPクラスの上位勢に対して10秒落ちのタイムがやっと。しかし、そのペースも様々なトラブルの併発で徐々に落ちていき、まずは70号車が16時間目にオーバーヒートでストップ。残る07号車も22時間目過ぎにオイルポンプ破損で無念のリタイアを喫してしまい、開幕戦デイトナのチェッカーフラッグを受けることは叶わず。
公式リザルト上は、07号車が445LAPでPクラス13位(総合56位)、70号車が369周でPクラス14位(総合57位)という結果に終わりました。

たしかに、LMP2規定に沿ったディーゼルエンジン搭載マシンが実走したのは今回が初めてであり、レギュレーションの妥当性検証はやっと第一歩を踏み出したばかり。
各エンジンの性能調整が不十分で、現在のSKYACTIV-Dが過度の足枷を課せられている可能性も否定はできませんが、近年のル・マン24時間でのアウディvsトヨタの戦いから、FIA側にもガソリン車とディーゼル車の均衡を保つノウハウは蓄積されているはず。一概にレギュレーション上の不利を主張するわけにもいきません。

やはりここは、緒戦のビッグレースで全参加車のテールエンダ―となってしまった厳しい現実をしっかりと受け止め、”NEVER STOP CHALLENGING!!”の精神で、着実に歩を進めていくしかありませんね(^^)。

最高峰のPクラスに挑むマツダLMP2は、「速さ」と「信頼性」の双方が決定的に不足しているのが現状。
今回の惨敗を受けて北米マツダが発した「速さでは10%劣っていたが、燃費は35%勝っていた」とのコメントを借りれば、ひとまず信頼性の確保を最優先にしていけば、現在のタイムペースでも一矢を報いることができる・・・とも解釈できるのですが、それはレース中のPIT回数をライバル勢より減らすことに成功した場合の仮定話に過ぎません。いやそれ以前に、格下のGTマシンにすらバンバン抜かれまくる真紅のLMP2マシンを見るのは、あまりに心が痛みます・・・。
できれば、今後の展望を少しでも明るくするために、一刻も早くキラリと光る「速さ」を見せてもらいたいというのが偽らざるところです。

2月中旬に予定されているセブリングのテストデーでは、せめてGTDクラス勢は凌駕してくれるよう、急ピッチのエンジン開発を期待したいと思います。
2013年12月08日 イイね!

行った見た勝った!

行った見た勝った!WW2ロードスターがマツ耐・岡山ラウンドで総合優勝!

いやー、劇的な総合優勝の瞬間に立ち会えて、感無量です。

12/8、岡山国際サーキットでの「マツダファンフェスタ2013イン岡山」内で開催された「MAZDA Fan ENDURANCE」(通称:マツ耐)・岡山ラウンド。
年に一度の祭典に詰めかけた多くのマツダファンが注目する中、ゼッケン1番の「WW2ロードスター」(新宅/檜井/伊藤組)が、2時間半の耐久レースを制して、総合優勝を果たしました。

ちょうど1年前、マツ耐初参戦となったここ岡山ラウンドで総合2位表彰台を射止めたWW2チームは今年、さらにレースマネジメントに磨きをかけ、前戦のマツ耐・茨城ラウンド(11/24)に広島から遥々遠征し、初の総合優勝を飾っていたのです。
いわば凱旋レースとなった今日のレースも、マシン(NA8C)、ドライバー、チームスタッフが計画通りに100%実力を出し切る鉄壁のレース運びで、最後まで追いすがるNCロードスターを振り切って、感動のトップチェッカー。20年選手になろうかというユーノスロードスターで2戦連続の総合優勝という、胸のすくような大仕事をやってのけました(^o^)。

終盤の45分間、私は久しぶりにチームPITにお邪魔して、ハラハラドキドキで戦況を見つめていましたが、総合優勝という望み得る中での最高のリザルト以上に嬉しかったのは、2009年まで参戦を続けたスーパー耐久レースの現場と全く変わらぬ「真剣」かつ「和気藹々」とした雰囲気で、チーム全員が心からレースをエンジョイしていたこと!
過去12回に及ぶスーパー耐久レース参戦で培った技術や戦略上のノウハウと同じくらいに、この素晴らしいチームの雰囲気が、全国津々浦々からマツダファンが集結した”メッカ”での奇跡的な大勝利を呼び込んでくれたに違いない・・・そんなことを強く感じました。

メンバー全員の総力で戦う耐久レースって、ホントに素晴らしいモータースポーツですよね(^^)。
チームの皆さん、本当におめでとうございます!
2013年12月06日 イイね!

WW2、耐久レース初優勝!

WW2、耐久レース初優勝!お友達のKoji_GSⅡさんのブログでつい最近知ったのですが(汗)、11/24につくばサーキットで開催された
「MAZDA Fan ENDURANCE」(通称:マツ耐)茨城ラウンドで、広島から遠征した「WW2ロードスター」(新宅/伊藤/兼原組)が見事なポールtoウィンを飾りました!
しかも、2時間半のレースで2位を6周も引き離すという、ブッチギリの完勝(^^)。
皆さん、本当におめでとうございます\(^o^)/

マツダワークスのレース復帰を願う、私たち"WW2"のレース活動は、広島のチームテスタスポーツに協力して2001年から8年続いたスーパー耐久レース参戦が、2009年9月の岡山400kmレース戦での「クラスポール獲得&クラス2位表彰台」という過去最高のリザルトを残した後、現在まで参戦を休止中。#78のWW2 RX-7はその後、地元・広島界隈で開催されるモーターイベント等のデモ走行で、その雄姿を披露し続けています。
(画像は2011年10月の「広島モーターフェスティバル」の様子)

一方、スーパー耐久のような"頂点活動"と平行しながら、我々WW2メンバーは各自、「WW2」を冠した思い思いのマシン名で、サーキット走行会やジムカーナ大会などに参加してきました。

そしてちょうど1年前、岡山国際サーキットで開催された「マツダファンフェスタ2012」のマツ耐レースに、スーパー耐久を戦ったメンバーが再集結。
年代モノの初代ロードスターで見事に2位表彰台を射止め、今週末の「マツダファンフェスタ2013」ではいよいよ表彰台の中央か!と秘かに期待していたところ、一足先に関東で記念すべき初優勝を挙げていたとは、完全に意表を突かれてしまいました(苦笑)。

こりゃあ、初栄冠の余勢をかって、ぜひ2連勝といきたいところですね!

マツ耐・岡山ラウンドの決勝スタートは、12/8(日)の13時45分(予定)です。

関連情報URL : http://endurance.nr-a.com/
2013年09月30日 イイね!

Mazda6 GX、シーズン9連勝でフィニッシュ 【GRAND-AM Rd.12】

Mazda6 GX、シーズン9連勝でフィニッシュ 【GRAND-AM Rd.12】1月のデイトナ24時間で開幕した2013年のROLEX GRAND-AMシリーズも、いよいよシーズン最終戦。

今年から新設されたGXクラスに挑戦を始めたMazda6 GX(新型アテンザ)とSKYACTIV-D レーシング(クリーンディーゼルエンジン)は、序盤の3戦こそマシンの熟成不足によりポルシェ・ケイマンの先行を許したものの、DEユニットとしての歴史的な初優勝を飾った第4戦・ロードアトランタから第11戦・ラグナセカまで、怒涛のクラス8連勝を達成。
その8勝の内訳も、#70・Speed Source号が3勝、#00・Visit Florida号が5勝で分け合い、Speed Sourceチームと北米マツダによる懸命のマシン開発が、Mazda6 GXのマシンポテンシャルを全体的にきっちり底上げしてみせた事実を物語っています。

ただし、ことシリーズポイント争いにおいては、この勝利の分散が結果として裏目に。
Mazda6 GX陣営は第4戦以降、2台のマシンが代わる代わるTOPチェッカーを受け続けたものの、残りの1台が常に何らかのトラブルに見舞われ、3位以下に低迷。1カーエントリーで戦ってきた#38のポルシェ・ケイマンにその隙を突かれ、、クラス2位の座をしぶとく奪われ続ける結果となってしまいました。
1-2-3位の獲得ポイント差が少ないGRAND-AMのポイント制度ではこれが大きく響き、序盤の3戦で背負い込んだビハインドをなかなか埋め切れず・・・。ドライバーズポイント、チームポイントともに、唯一のライバルである#38・ポルシェケイマンのJ.ノーマン選手とBGB Motorsportsのリードを許したまま、ライムロックでの最終戦を迎えることになったのです。

前戦からロータス・エヴォーラ GXが参戦してきたため、GXクラスのエントリーは総勢4台。
よって、最終戦で挽回し得るポイントは最大で、1位(35pts)と4位(28pts)のポイント差の「7pts」。
11pts差のドライバーズポイントは逆転不可能となり、6pts差のチームポイントのみ、「#00・Mazda6 GXが優勝、かつ、#38・ケイマンが4位」という条件に限り、逆転チャンピオンの可能性を僅かに残していました。
それにしても、2位フィニッシュが定位置の#38・ケイマンが、勝負のかかった最終戦でクラス最下位に沈むことなどあり得るのでしょうか・・・

さて、注目の最終戦のリザルトは・・・

ライムロックでGXクラス優勝を飾ったのは#70のSpeed Source号で、期待された#00のMazda6 GXはクラス3位に。ここでも#38のポルシェ・ケイマンが2位表彰台に入った結果、BGB MotorsportとJ.ノーマン選手がGXクラス初年度のタイトルを獲得しました。

・・・それにしても、GRAND-AM公式サイトに速攻でUPされたレースダイジェストで観た、スタート直後のクラッシュ映像にはホント息を飲みました。
事の発端は、GTクラスの中団で起きたポルシェGT3とアストンマーチンの接触。
GTクラスのポイントリーダーでもあった#44・ポルシェがスピンし、コース中央に横向きにストップしたところに、GXクラスの4台が団子状態で差し掛かったから堪りません。
哀れ、GXクラスの先頭に躍り出ていた新鋭の#11・エヴォーラ GXはこれを避け切れず、ポルシェに激しく衝突。真横にいたGTクラスのBMW M3を巻き添えにコースアウト。
続いて来たのが2台のMazda6 GX。#00・Visit Florida号は大きくグリーンに飛び出して回避した一方、#70のSpeed Source号はエヴォーラやポルシェの破片を弾き飛ばしながらコースを中央突破。
そして、結果的に最も安全にクラッシュ現場を通過したのが、クラス最後尾からスタートしていた#38・ポルシェ・ケイマンだったというわけです・・・。
GTクラスのチャンピオンシップを左右したこのクラッシュシーン、もし、#11と#38のポジション取りが逆だったら、GXクラスの展開もどうなったか・・・なんてタラレバを考えても仕方ありませんね。
一歩間違えば、Mazda6 GXも災禍に遭うところだったわけですから。

この結果、2013年のGRAND-AMシリーズ・GXクラスは、Mazda6 GXが第4戦から9連勝を果たし、ポルシェの3勝を大きく上回る活躍を見せたものの、肝心のチャンピオンシップ争いでは、チーム&ドライバーともに僅差でポルシェ・ケイマン陣営が勝利することになりました。

ディーゼルエンジンでのGRAND-AM初優勝をはじめ、極めて短期間でのマシン戦闘力の向上など、話題に事欠かなかったMazda6 GXとSKYACTIV-Dレーシングの初年度チャレンジ。
残念ながらデビューイヤーのタイトル獲得にはあと一歩及びませんでしたが、SKYACTIV-Dレーシングの目標は、あくまでLMP2レーシングユニットとしてのル・マンでの活躍。
来年はALMSとGRAND-AMの統合により、また新しい体制でのチャレンジが見られることでしょう。

というわけで、"記録"よりも"記憶"に強く残った、Mazda6 GXの2013年シーズンでしたね(^o^)。
2013年09月09日 イイね!

Mazda6 GX、ホームコースで快勝も・・・ 【GRAND-AM Rd.11】

Mazda6 GX、ホームコースで快勝も・・・ 【GRAND-AM Rd.11】北米GRAND-AMシリーズの第11戦の舞台はマツダ・レースウェイ・ラグナ・セカ。
SKYACTIV-D クリーンディーゼルでGXクラスに挑戦している2台のMazda6 GXとSpeedSourceチームにとって、この歴史あるレーストラックは正真正銘のホームコースです。

残り2戦となった2013年シーズン、Mazda6 GX陣営としてはこのレースで手堅く1-2フィニッシュを決め、J.ノーマン選手(#38・ポルシェケイマン)とBGBモータースポーツのリードを許しているドライバーズタイトルおよびチームタイトル争いにおいて形勢を一気に逆転し、マニュファクチャラーズタイトルも含めた三冠獲得を大きく手元に引き寄せる”奇跡のシナリオ”を現実のものにしたいところ。

果たして、カリフォルニア州モントレーで開催された2時間45分レースを制したのは、#70・Speed Source号。
そう、Mazda6 GXにとっては、実に第4戦・ロードアトランタでのクラス初優勝から8戦連続のクラス優勝であり、なにより、ホームコースでのTOPチェッカーは、SpeedSource/Mazdaspeedチームにとっても、ファンにとっても、格別な勝利となったはず。
かし、完全なる祝勝ムードに浸れないのは・・・Mazda6 GX陣営で唯一タイトル獲得の可能性を残していたJ.ミラー選手と#00・Visit Florida号が、まさかの失速を喫してしまったため(-_-;)。
期待された優勝を逃したばかりか、タイトル争いのライバルである#38のポルシェ・ケイマンに”定位置”の2位表彰台を献上。さらには、今回のラグナ・セカ戦から突如GXクラスに参戦してきた#11のロータス・エヴォーラGXにも破れて、#00はクラス4位まで陥落したのです。
シーズン終盤の土壇場に来て、クラス2位(32pts)とクラス4位(28pts)で付いた4ポイントの差は致命的で、最終戦のライムロック戦を残し、注目のドライバーズポイント争いは

  1位:J.ノーマン選手(#38:Porsche Cayman) : 361 pts
  2位:J.ミラー選手  (#00:Mazda6 GX)     : 350 pts

と、11ポイントもの大差に。
1位(35pts)と4位(28pts)との獲得ポイント差「7pts」を考慮すると、実質的にチャンピオンは確定したようなもの。(最終戦にMazda6 GXの援軍マシンが大量エントリーしてくれば話は別ですが・・・)

また、一方のチームポイント争いも

 1位:BGB Motorsports(#38:Porsche Cayman)        : 356 pts
 2位:Visit Florida Racing/SpeedSource (#00:Mazda6 GX) : 350 pts

となり、前戦で2ポイント差まで肉薄していたものが、逆に6ポイント差まで拡大(T_T)。
逆転タイトルへの唯一の可能性は、今回で8戦連続の2位入賞と抜群の安定感を見せる#38・ケイマンが最終戦でクラス4位に沈み、かつ、#00のVisit Florida号がシーズン6勝目を挙げるというケースに限られてしまいました。(ロータスが欠場して全3台に戻れば、その可能性すら消滅)

今回のラグナ・セカ、必勝を期したMazda6 GX側に追い風が吹いていたのは、どうやら予選の1-2グリッド獲得まで。
GRAND-AM公式サイトの決勝ダイジェストビデオでは、スタートの直後にPITに佇む#00・Visit Florida号が映し出されており、もしかするとスタート前からトラブルを抱え込んでいたのかもしれません。
さらに、場合によってはケイマンの獲得ポイントをもぎ取る役割まで期待された4台目のマシン・ロータスの存在が、結果的にはMazda6陣営にとって”凶”と出てしまいましたね。

こうして、マニュファクチャラーズ以外のタイトル獲得は残念ながらほぼ絶望的な状況に。
ならば、せめて最終戦ではMazda6 GXがシーズン初の1-2フィニッシュを決め、SKYACTIV-D クリーンディーゼルエンジンでのチャレンジ元年、そして、ALMSとの統合を控えた現行GRAND-AM最終年の"有終の美"を飾ってもらいたいというのは、ちょっと欲張りなリクエストでしょうか・・・。

第12戦のライムロックは再来週です(^o^)。
関連情報URL : http://www.grand-am.com/

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小学生の時代に到来したスーパーカーブームがほぼ終わりかけた頃、極めて身近な存在だった国産車、とりわけ強烈な個性が滲み出る'50s~'60sの旧車に強い興味を持っ...
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