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2009年07月06日 イイね!

華麗なる追走

華麗なる追走土曜の夜、レースカーのカラーリング作業を終え、中国道の千代田ICまで急いでいた時の出来事でした。

土師ダム沿いの照明の少ない県道を暫く単独で走っていると、バックミラーの遥か後方にヘッドランプの明かりが見えました。
最初は百m以上の距離があったものの、コーナーをクリアするごとに少しずつ距離が縮まっていく雰囲気。

この道、昼間に反対側車線を通った時は超ハイペースなワインディング区間という印象を持ちましたが、何せ不慣れな道、それも真夜中ときてはそうは私のペースも上がりません。
制限速度の3割増しくらいのペースをずっとキープしますが、いつしか二車の間隔は数十メートルに。

相手がこの道を熟知したドライバーであることは間違いなく、このままではミラーに大写しになりプレッシャーが掛かるのも時間の問題だと覚悟しますが、意外なことに、それ以上は距離が縮まっていかないのです。

しかもこの間隔とは、私が前車に余計なプレッシャーを与えたくない時にあえて確保する距離とほぼ同じ、絶妙の距離ではありませんか。
ドライバーが意図的に距離を保っていることは明らかで、試しにペースを±5km/hの範囲で微妙に変化させても、寸分たりともその一定間隔が変わることはありません。
途中で一度、長く回り込む左コーナーを(結果的に)結構な旋回速度で攻めてしまうシーンがありましたが、その時もピタッと追従してきた技量を見ると、ただひたすら直線番長な地元の一般ドライバーとも明らかに一線を画しています。

私が意図的にハイビームを多用し、周辺地形に不慣れなことをアピールしたことも功く伝わったのか、千代田IC近くの交差点で停止するその瞬間まで、終始マナーの良い、爽やかな追走が続いたのでした。

道を熟知していることを決して鼻に掛けない、懐の深い追走劇に心底感心するとともに、自分が通い慣れた道でいつもそんな振舞いができているか、胸に手を当てて反省した次第です。
Posted at 2009/07/07 00:36:25 | コメント(2) | トラックバック(0) | 隠れ家の走り | 日記

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小学生の時代に到来したスーパーカーブームがほぼ終わりかけた頃、極めて身近な存在だった国産車、とりわけ強烈な個性が滲み出る'50s~'60sの旧車に強い興味を持っ...
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