
本日の帰宅時のことです。
18時50分発の広島駅始発のこだま号に乗り、途中の新岩国駅での停車中に突然車内アナウンスが。
「55ミリを超える大雨のため、現在、小倉ー博多間で運行を見合わせています」
そして・・・
「この列車も暫く新岩国駅に停止します」
あと一駅、時間にして15分あれば徳山まで帰り着けたのに・・・と思いつつ、先の列車が詰まってしまっては為す術もないので、長期戦も覚悟して、自宅と実家に帰宅時間未定の連絡を入れました。
これほど心の余裕が持てたのは、乗車した100系こだま号が「二列+二列」の豪華シートである上に乗客が少なく、いざとなれば数席を占領することも可能な状態だったことと、明日の出勤日を休みにしていたので気分的に楽だったことに他なりません。
ちょうど広島駅で買ったパンを食べた直後だったし、このまま数時間なら快適に乗り切れるはずだと覚悟を決めた時、皮肉なことに
「お待たせしました。間もなく発車します」とアナウンスされる意外な展開に・・・。
結局は僅か10分遅れで徳山駅に帰り着くことができましたが、もう少し時間帯が遅かったら、広島駅を出発することすらままならかったことでしょう。
さて、その時の周南市中心部はというと、土砂降りの真っ只中。
時折り稲光が走る光景はまさに三日前の再現で、徒歩での帰宅は諦め、タクシー乗り場に直行しました。
すると、駅前の大通りから自宅近くの急坂の麓に辿り着くまでの間、主要道路は終始水浸しで、ワイパーを高速で動かしても殆んど視界が確保できない状態。
両サイドに派手な水飛沫を上げながら接地感なくタクシーが突き進んでいく様子は、乗車というよりも乗船に近い感覚でした^^;。
豪雨に始まり豪雨に終わろうとしている今週。
今回は雨の激しさもさることながら、その集中豪雨が何時間も勢いを維持し続けるさまは本当に異様で、過去に経験のないものです。・・・これまでの積算雨量を考慮すると、小規模な山ながらその中腹に住む私達も決して安閑とはしていられない気さえしてくるほど。
ともかく、県内外の被害がこれ以上広がらないことを祈るばかりです。
Posted at 2009/07/24 22:20:48 | |
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隠れ家への交通 | 日記