
年に一度のお祭りが今年もやってきました。
スーパー耐久シリーズ・岡山ラウンドに毎年スポット参戦しているWW2 RX-7を応援すべく、土・日の二日間、WW2サポート隊としてチームの皆さんと一緒に活動をしてきました。
誰もが驚いたクラス予選2位の獲得、そして決勝レース序盤の檜井選手の爽快なオーバーテイクショーがCS放送でもオンエアされるなど、(一部で)沸きに沸いた昨年の岡山戦から早一年。
今年は、7/11の広島市主催のレーシングカー走行イベントで新しいイエローのカラーリングを一足早くお披露目したせいか、ピットウォークでの観客の注目度が例年になく高いように感じました。
もちろん、チームメンバーの今年に賭ける意気込みはそれ以上に高く、コース上では昨年の勢いをさらに上回り、日曜朝の公式予選では、目標に掲げていたST3クラスの
ポールポジションの座を見事に初Get!
午後の決勝レースでは、オープニングラップに強敵のBMWに抜かれクラス2番手に落ちたものの、思い切った「攻め」のレース戦略が奏功し、なんとレース中盤までその位置をしっかりキープ。
夢の表彰台圏内で迎えたレース終盤には、クラスTOPを快走するBMWに逆にヒタヒタと迫り、ゴールまでの残り十数周にわたりテールtoノーズの首位争いをするという信じられないパフォーマンスを披露しました。
夢にまで見た初優勝が目の前にちらつき、大興奮の様相を見せるPIT内で、冷静にレース状況を把握し続け、主要メンバーに的確な情報を伝えるのは困難(というか、損な役回り?)でしたが、最後の最後まで全員がPITモニターに釘付けになって息を飲むような展開はチーム創設以来初めてのことで、レース戦略を練った張本人として、本番レースの醍醐味や駆け引きの楽しさを本当の意味で味わうことができたと思います。
結果は檜井選手の猛追もあと一歩及ばずクラス2位でチェッカーとなりましたが、もちろんチーム初の
表彰台フィニッシュを手にしました。
本当に何から何まで初物づくしという盛り沢山の内容の日曜日でしたが、WW2創設とともに始まり、足掛け10年にもわたる私達のS耐サポート活動。たまにはこんなイイ思いをさせてもらってもきっと罰は当たりませんよね!?
「初モノ」といえば、もうひとつ大切なことを書き忘れていました。
華やかなレースの世界ではある意味常識的なものかもしれませんが、純粋なプライベーターチームが9年もの歳月をかけて初めて用意できたものとは、一体何でしょう?(笑)
Posted at 2009/09/07 14:21:20 | |
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隠れ家発のWW2(レースレポート) | 日記