「こ、これはイケてない・・・」
自ら完成予想図を描きながら、去来したのは大きな脱力感。
いつもの悪巧みなら、次第にモチベーションが増大していくのを抑えるのに苦労するところですが、今回は完全に逆の展開でした(苦笑)。
精悍でもなければ、可愛くもない・・・なんだか人気者になり損ねた偽パンダのよう・・・
さてこれは一体何の話かというと、私のRX-7の
「CHARGE MAZDA 767B (#202)化」計画。
2年前のGW連休、リアの両サイドに「BILSTEINステッカー」を貼り付けたのを最後に、すっかり沈静化してしまっている個人プロジェクトです^_^;。
過去にみんカラでも何度かお話ししてきた通り、私が最も憧れを頂いているマツダのレースカーといえば、恐れ多くも、21年前にル・マン24時間レースを制した偉大な「マツダ787B(#55)」ではなく、その2年ほど前に、人生初のレース観戦(JSPC)に臨んだ学生時分の私を、瞬く間に勇壮なレーシングロータリーの虜にした「マツダ767B(#201/#202)」なのです。
そして、1992年以来途絶えている”マツダワークス”のモータースポーツ復帰を願う自らの強い思いを、私はこの767B ~私をモータースポーツの世界に引き摺り込んでくれたあのマシン~ の姿に重ね合わせ、真紅のⅤ型FD3Sをキャンバスにして外観モディファイに着手したのが、今からおよそ10年前のことでした。
モディファイの途中までの経緯は
フォトギャラリーに詳しいので割愛しますが、最初の3年間で主要なスポンサーステッカーをほぼ忠実に再現。
そして、今から3年前に一念発起し、長らくの懸案だった「ゼッケン202化」についに踏み切ると同時に、89年のル・マンに202号車で出場した「従野孝司/H.ルゴー/E.F.ロビンソン組」のネーミングステッカーも作成。
・・・と、いよいよ後戻りできなくなった(笑)赤CHARGE号の外観モディファイ。
ここで私が次なるステップとして、当初計画していたのが、ルーフ部の
「部分CHARGEカラー化」。
これ、767Bのルーフ部を飾ったグリーン&ブラックのアーガイル模様を部分的に再現するもので、赤いボディとの境界ラインは身近なトミカを実験台にして慎重に決定。あとは実行に移すのみだったのですが・・・アテにしていたカッティングシートの端材が足りないことが判り、情けないことにそこで計画は頓挫(+_+)。
その後、暫くのブランクを経て、このたび代替案として浮上してきたのが、ヘッドライト周りの
「疑似767B化」だったというわけです。
このアイデア、黒いカッティングシートを使い、RX-7のリトラの上にお絵描きをする発想なのですが、ここで私が頑固にこだわりたい点というのが、ル・マン仕様の「4灯ランプ」ではなく、私が声を枯らして応援し続けたJSPC仕様の「2灯ランプ」を再現すること。
・・・これ、単にランプの数が違うだけだと思うなかれ。
JSPC仕様のフロントカウルはハイダウンフォースタイプなので、ル・マン仕様よりもカウルの反りが強く、全体的にメリハリの利いたフォルムとなっていて、その結果、ヘッドランプの外郭形状は「真四角」ではなく、内側の角が少しカットされたカタチになっているんです。
何を隠そう、この変速的な外郭ラインこそが大のお気に入りポイント、私のこだわりだったのです(笑)。
そんな「わざわざ説明しないと誰も判らない」ような私のマニアックな意向まで織り込んだ、会心のモディファイ作だと信じていたのですが、まさか偽パンダになってしまうとは・・・(-_-;)。
まだ貼り付けていない徳山動物園の丸い「ぞうさんステッカー」の使い道も併せ、再度、モディファイ計画を練り直すことにします。
Posted at 2012/08/01 23:15:56 | |
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