
・・といっても、遊園地のゴーカートの話です(^_^;)。
画像は先日、家族旅行で訪れた香川の「Newレオマワールド」でのShot。颯爽とブルーのマシンのステアリングを握るは、小学三年生の長男です。
これまで、彼が一人で運転したジドウシャといえば、せいぜい幼児用の電動カートくらいで、ブルルンと走るエンジン付きのゴーカートは必ず親が同乗してきたのですが、このたび、遂に単独デビューを果たすことになりました。
緊張の発進の瞬間から、最初の大きな左カーブを曲がり切るまでは、さすがにペダルやステアリングの操作感にピンとこなかったようで、這うようなスピードで縁石にガツンガツンとぶつかっていましたが、そのうちにコツを掴んだ様子。
数十秒後、私と長女がグリーンのカートに乗り込んで彼の後を追ったのですが、ひと山超えた先にある折り返し地点付近でも、そのブルーの後ろ姿を捉えることはなく、結局はそれ相応の間隔を保ったままゴール。
うん、初めてにしてはなかなかやるじゃありませんか(^_^.)。
パッと見は同年代に見える子でも、中にはコース上で身動きがとれなくなり、係員の世話になる子もいたのですから・・・。
三輪車や自転車のように「自らペダルを漕いで」動かす乗り物と、別の動力源を「自らコントロールして」動かす乗り物との違い。・・・たかが遊園地の乗り物レベルの話ではありますが、見方によっては、そこには無視できないくらいの大きな違いが存在します。
ここで私がふと思い出すのは、今から30数年前、祖母宅の庭先でのある体験。
私が今の長男と同じ小学生時分、助手席の父に指導してもらいながら慎重にクラッチミートし、家のファミリアバン(4速MT)をほんの数メートル、自らの手で動かした時の感動は、筆舌に尽くしがたいものがありました。
当時すでに自分の自転車を持ち、自在に乗り回していた私ですが、このクルマの操縦体験はまさに「目からうろこが落ちる」ほど衝撃的で、この瞬間から、私は将来の自分自身のカーライフに夢を抱き始めた、といっても過言ではないのです。
そんな昔の自分自身の記憶と重ね合わせていると、いつしか長男がもうそんな年頃になったことにあらためて気付き、子供の成長の早さに驚いてしまいますね(^_^;)。
・・・ちなみに、前述した祖母宅の庭先とは・・・現在、我が家の愛車たちが縦列駐車しているロングカーポート付近のことです(^ ^)。
さて、今回の初ドライブで彼は一体何を思い、感じたのでしょうか。
さすがに、当時の私ほど強い「クルマ志向」を持たない長男だけあって、即座に「もう1回乗りたい!」と言い出すことはなかったのですが、蛙の子は蛙、今後の経過を興味深く見守っていきたいと思います。
もちろん、私の凝り性な面を引き継いでいるのはほぼ確実な長男ですから、一度ハマったら大変。
決して強引な誘導は致しませんよ(苦笑)。
Posted at 2012/08/09 20:53:41 | |
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隠れ家の子供たち | 日記