
今年のお盆は、14・15の両日で広島の嫁さんの実家へ帰省。
実はこの日程、14日晩の地域の盆踊り大会に合わせて決めたのですが、肝心のイベントは悪天候のため翌日順延となってしまい、完全な空振りに終わりました(^_^;)。
さて、今回の帰省の旅も
”のんびり・ゆっくり・まったり(?)”をモットーに、混雑や渋滞が予想されがちな山陽自動車道を避け、山あいの中国自動車道を利用するルートを選択。
・・・というか、正直なところ私自身、山陽道は20年来の利用でイイ加減に飽きているし、その上、交通量が多いと多種多様なマナーのクルマに遭遇してしまい、定速巡航派の私はストレスが溜まる一方なので、トータルで数十分程度の所要時間差であれば、マイペースを維持しやすい中国道経由とした方が、遥かに快適で楽チンなのです。
で、このルート、高速道路の走行時間は約50分ほど。
今回はさすがに民族大移動の盆連休中だけあって、のっけから90~95km/hで大人しく巡航するオレンジビアンテを、次々に他府県ナンバーのクルマたちが勢い良くパスしていきます(・_・;)。
いつもの閑散とした休日であれば、抜かれたクルマの合計台数も十指に余る程度ですが、今回は感覚的に25~30台くらいには抜かれたでしょうか・・・。(それでも十分少ないですけどね 笑)
というわけで、残念ながら天候に恵まれず、お楽しみの盆踊り大会も川遊びもオアズケになった今回は、ひたすらインドア志向で過ごし、持参したDVD鑑賞やゲーム、オモチャ遊びが中心となりました。
・・・そんな子供の相手の合間に、庭に停めたビアンテを眺めていたら、ふと面白いアングルを発見。
センターメーターを覆うヒサシ状のフードから、内側にかけてS字の弧を描き、インパネ上面の広大なフラット面へと続く、なんとも個性的な造形。
しかもこのカタチが特定の断面だけではなく、インパネ全体にわたって伸びやかに続くという、頑ななまでのデザインコンシャスさが、ビアンテのビアンテたるところ。
常識的には、1台のクルマのインパネの中にも、デザイン性と機能性(収納性や操作性)の兼ね合いから多彩な面構成が混在するものですが、その点、ビアンテはなんとも潔いですね(笑)。
このように、何の変哲もない凡庸なカタチで十分事足りるような箇所でも、随所にデザイナーのこだわりが垣間見えるのが"個性派"ビアンテの特徴的な部分でもあります。
そして、デザイン追求のために本来の機能性が多少犠牲になっていたとしても、それをことさら強く糾弾する気になれないあたりが、ビアンテの憎めないところなのかもしれません・・・。
そんなの単なるオーナーの欲目でしょ?と言われればそれまでですが、考えてみれば、単に機能性や利便性ばかり突き詰めていっても、某「No.1ミニバン」のそっくりさんがもう1台出来てしまうだけですからねぇ(^_^;)。
ビアンテ君、今更宗旨替えしろなどとは言いませんから、その個性をキープしたまま、地道に良心的な進化を期待しますよ!
Posted at 2012/08/20 22:13:33 | |
トラックバック(0) |
隠れ家のビアンテ | 日記