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2012年11月04日 イイね!

祖父の遺伝子

祖父の遺伝子遺伝子といっても、私の長男と私の父を比較して、似ている部分を探してみよう!・・・という話ではなくて(^_^;)。
うーん、誠実にしてやや不器用な面とか、お人好しだけど実は社交的でない性格なんかは、何となく共通しているような気もしますけどね(爆)。
で、その間にいる私自身は、二人とはちょっと違ってるゾと自己分析(^o^)。

あっいけない、本題はマツダの新型アテンザ(Mazda6)なので、さっさとその話に移りましょう。

先月公開された外内装のデザインや主要諸元以外、まだクルマの詳細をよく知らない新型アテンザ。
で、私はその三代目の存在をどう捉えているかなんですが・・・

マツダが自信を持って送り出すハードウェアの出来映えは、やはり実際に試乗してみないと何とも言えませんが、私自身が大まかに三代目の姿を想像する上でキーになる気がしてならないのは、今から約5年前、初代から二代目へスイッチした時に感じた”路線変更の兆し”。
私はその当時、明らかにアテンザが初代の”快活なミディアムスポーツ”から、”大人びたグランドツアラー”へ方向転換を図ったと感じていました。

それは、初代アテンザが誕生した時代背景を考えれば、ある程度納得がいくことでした。
”Zoom-Zoom”の新ブランドメッセージを一身に背負い、マツダ復活の期待のかかる新商品のトップバッターだった初代アテンザ。
そのため、ミッドサイズのセダンでありながら思い切ったスポーティー路線を主張した一方で、ともすれば弟格のアクセラと、クルマのイメージが必要以上にカブっていたともいえるのです。日本におけるエンジンラインナップも、上の方(2.3L、2.0L)は完全にラップしていましたしね。
そんな状況を顧みた場合、当初の狙い通りにマツダの”Zoom-Zoom”路線が世間に浸透し始めたのを見届けた上で、二代目のアテンザはアクセラとは明らかに袂を分かち、本来のCDクラスセダンの方向に少し舵を切ったことは、十分に必然性があるわけです。
そして、アテンザから1年余り遅れて二代目へモデルチェンジしたアクセラが、走りの質感を着実に向上させながらも、基本的には初代の快活でスポーティーな走りをしっかり受け継いで登場したことで、その考えはある程度裏付けられました。

で、私からすると、三代目アテンザは、かつて二代目が目指したその路線を、最新技術をフル投入してさらに明確にしたものと予想しています。
つまり、マツダが存亡をかけて世に問うた”SKYACTIV技術”を余すところなく投入してクルマとしてのポテンシャルを底上げし、1ランク上の”高級ツアラー”を目指したのではないかと思うわけです。

おまけに、数多くの最先端技術の搭載や、堂々たる車体サイズ、250万円からスタートする国内での価格設定など見るにつけ、かつて“Zoom-Zoom”の新ブランドメッセージの旗振り役を担った初代アテンザと比べると、今回の三代目アテンザはその使命や位置付けが変化し、狙いのマーケットや顧客層もすっかり変わった感じ。
別に、そのこと自体は悪いことでも何でもなく、新たな市場や顧客の開拓にチャレンジするマツダをむしろ応援したいと思いますが、今も昔も変わらぬ「アテンザ像」がそこにあるかと言われると、やや違和感もあり・・・。
そう、過去のマツダ車に喩えを求めれば、今回の新型は三代目”アテンザ”というよりも、初代”グランドアテンザ”というべきではないかとも思うわけです(笑)。

今も昔も、アテンザというミッドサイズカーはマツダのフラッグシップ的存在。
ここは何ら変わらずに、いわば「マツダ家の長男」という確固たるポジションにずっと君臨しているわけです。
ただ、ひとたび弟や妹の立場から見た”兄貴像”というものは、若かった10年前と、人生経験を積んで年輪を重ねた現在とでは、随分違って見えるのではないかと。
そうですねぇ・・・昔は趣味も似通っていて話題の合う”友達のような”存在だったのに、現在はすっかり落ち着いて、時には父親のような風格さえ漂わせる”大人っぽい”存在になり、休日もあまり遊んでもらえなくなった感じでしょうか。(などと、兄弟のいない私が精一杯妄想してみる・・・笑)

もちろん、この家庭自体だって、10年間の間に全く変化がないわけではありません。
昔はいつも子供たちが元気に走り回り、歓声の絶えなかった賑やかなこの家族も、その後の子供たちの成長により、家全体の雰囲気にも一定の変化が生じて然るべき。
そんな中でも、とりわけ長男の変貌ぶりはとくに目につくレベルなのかもしれません。
近所のオバさんからも「●●ちゃん、最近すっかり大人びたわよね~」なんて言われて・・・。
でも、長男が生来の明るい性格("Zoom-Zoom")まで完全に失ってしまったわけでは決してなく、普段の立ち振る舞いが著しく洗練され、行動に品格が感じられるようになったのだと思いたいところですね。

あぁ、想像の世界はもういいから、早く試乗してみたい(苦笑)。
Posted at 2012/11/04 20:09:21 | コメント(3) | トラックバック(0) | 隠れ家のマツダ | 日記

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小学生の時代に到来したスーパーカーブームがほぼ終わりかけた頃、極めて身近な存在だった国産車、とりわけ強烈な個性が滲み出る'50s~'60sの旧車に強い興味を持っ...
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