
画像は、岡山での「マツダファンフェスタ2013」に出撃する前夜。
我が家のメインカー・赤CHARGE号が、久しぶりにロングカーポートの最前列へと収まっています(^O^)。
ここ数年、幼稚園送迎の機会がなくなって、ノーズ先端が軒先からはみ出してしまうカーポート最奥の位置が指定席となっているRX-7。
翌朝4時半の出発に備え、こうして最前列に鎮座させてみると、玄関先の雰囲気は一変。
いつもの青いデミオはもちろん、オレンジのビアンテでさえも敵わない圧倒的な存在感に、初めてのお客さんはきっと「一体この家は何屋さん?」と戸惑ってしまうことでしょう(^_^;)。
さて、そんな赤CHARGE号をもってしても、あたかも周囲の風景と同化してしまったが如く、何ら違和感を感じさせなかったのが、岡山国際サーキットのパドック。
迫力満点のレジェンドレースカーやその忠実なレプリカマシン、そして現役バリバリのレーシングカーが所狭しとひしめき合う様子には興奮を禁じ得なかったし、周囲を取り巻く大勢のマツダファンがアツい視線を注いでいる光景は感動的ですらありました(^o^)。
ここで私が思い出すのは、ちょうど1年前のこのマツダファンフェスタ。
サバンナRX-3やファミリアロータリークーペなど、並居るレーシングレプリカのド迫力を目の当たりにし、自らの精進不足を痛感したことは、当時のみんカラ
ブログでも白状した通り。
それが転機となり、長年ずっと温め続けていたルーフのCHARGEカラー化をやっと実現へと向かわせたわけですが、今回、光栄にもパドックの中央付近に駐車するという、またとないチャンスを得てみると・・・まだまだ
“迫力不足”の一言。
今夏のルーフのCHARGEカラー化を境に、クルマの雰囲気が「ちょっと派手なロードカー」から「どこか地味な競技マシン」へと移行してしまい、期待されるモディファイレベルを自ら引き上げてしまったことをはからずも証明する結果となってしまいました(^_^;)。
さ、1年後に向けて気合いを入れ直さないと!(苦笑)
そんな私が今回、もっとも刺激というか衝撃を受けたのが、無類のオーラを発するこのマシンでした。
これは一体何だ?と思ってしまう方も多いと思いますが、これは初代サバンナRX-7をベースにしたシルエットフォーミュラ(グループ5)マシン。
思い返せば、マツダのル・マンチャレンジの歴史も、1983年に717Cという本格レーシングカーが登場する以前は、RX-7の名を冠したシルエットフォーミュラマシンがその主役。
僅差の予選落ちに泣いた’79年のRX-7・252i、決勝に進出するもリタイアを喫した‘81年のRX-7・253、そして、待望の初完走を果たした’82年のRX-7・254と、空力性能を中心に弛まぬ進化を続けていきました。
それとほぼ時を同じくして、日本でも’70年代終盤から‘80年代前半にかけて、シルエットフォーミュラレースが隆盛期を迎え、迫力満点のカウルをまとったバラエティ豊かなモンスターマシンたちが、GCのサポートレースや全日本耐久戦で、各地のサーキットを華麗に駆け抜けていたのです。
そんな往時の雰囲気をプンプン漂わせるこのマシン、その姿は私の脳裏に強烈に焼き付きました。
ただ、当時の国内レースリザルトをくまなく調べても、この「ゼッケン43番」らしきマシンはなし。
思わず見入ってしまうような流麗なボディワークも、上記3台のワークスマシンの中では最初期の252iに近いものの、明らかな相違点も多く、どうやら明確なモチーフが存在するわけではなさそう。
実は・・・グループ5マシンの代表格のポルシェ935やBMW M1などと、本国ドイツで戦っていた伝説のRX-7シルエットフォーミュラ??? ・・・などと、想像は無限に拡がりますね(笑)。
Posted at 2013/12/10 23:55:51 | |
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