
台風19号の暴風圏内に入ってしまい、朝から一歩も外に出られなかった月曜日。
ロングカーポートの隙間から吹き込む強風が、昨日納車されたばかりの新型デミオのボディにも容赦なく雨粒や埃を付着させていきますが、我が家の現状ではそれも止む無し。
せめて、太い枝木が折れて飛来してこないことを祈りつつ、デミオのグローブBOXから分厚い取説書を取り出し、部屋で“読書”を決め込むことに。
ちなみに子供たちは、憂鬱な悪天候にもこれ幸いとばかりに、ゲームに熱中しています(笑)。
そんな退屈な午後、嬉しいNewsが飛び込んできました。
「マツダデミオが2014-2015日本カー・オブ・ザ・イヤーを受賞!」
2012年にCX-5がCOTYで、2013年にアテンザがRJCで、そして2014年にデミオが再びCOTYでと、マツダ車は3年連続でイヤーカーを受賞したわけです。
昨年の11月、アテンザが「2014年次RJCカー・オブ・ザ・イヤー」を受賞した時、
ぜひ来年も3年連続で!との率直な希望を
ブログに認めた私ですが、まさかその通りの展開になるとは!
しかも今回は、つい昨日納車されたばかりのマイカーがその主役という著しい”立場の逆転”に、実は今でも戸惑っていたり(笑)。
マツダ車では通算5度目となるCOTY受賞も、デミオは4代目にして「初」。
“無冠”と聞くとやや意外な感じがするのは、初代と三代目のデミオがRJCのイヤーカーに選ばれているからでしょうかね。
今回のデミオのCOTY受賞は、最新のマツダ車に等しく息衝いている「SKYACTIV」技術、「魂動」デザインという、好評価を得ている二本柱を軸に、新開発の1.5Lディーゼルターボがもたらす異次元の走りと、クオリティの高いインテリアを加えて登場してきたことが、Bセグメントのコンパクトカーに対する新たな提案として、意義のある挑戦と受け止められた結果でしょう。
それに加えて私は、同じ「フルSKY+魂動デザイン」の兄貴分であるアクセラの後押し分も見逃せないと思うのです。
通常、COTYのノミネートは直近1年間(※今回は特例で11ヶ月間)に発売された車両が対象で、実際に、昨秋に発表された新型アクセラも、新型デミオと並んでノミネートされていました。
ところが、今春のワールド・カー・オブ・ザ・イヤーのファイナリストに残るなど、巷の評価が高いアクセラが10ベストカーの選考で落選し、結果的にマツダ車がデミオ1本に絞られたことで、一連のマツダ車に対する好イメージがうまく今回のデミオの得票の集中に繋がったのではないかというわけ。
もしも、アクセラとデミオの双方が10ベストカーに残っていたら・・・思い出すのは今から29年前の悪夢。
モデルチェンジしたばかりの二代目FFファミリアと二代目サバンナRX-7(FC)が得票を分け合ってしまい(この時は2位と3位)、ホンダ・アコード/ビガーにまんまと大賞をさらわれた1985年のCOTYを再演してしまった可能性も。
・・・ま、発売からほぼ1年が経過したアクセラには、並居る強敵を掻き分けて10ベストに生き残る余力が既になかったというのが実情かもしれませんが、私からすると、もしマツダ車が今年のCOTY大賞を獲るならこれしかない!と思われた唯一のシナリオ通りに事が運び、最後はアクセラのパワーも借りたデミオが大巨人を相手に見事な寄り切りを見せてくれた・・・そんな印象さえ受けました。
さ、まだまだRJCの選考も残っていますが、私の気持ちは早くも2015年。
マツダ車4年連続のイヤーカー受賞へのカギを握るクルマは・・・もちろん、
NDロードスターですよねっ!!
Posted at 2014/10/13 17:59:45 | |
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隠れ家のマツダ | 日記