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2014年11月13日 イイね!

アクセラプチ報告  -Vol.13-

アクセラプチ報告  -Vol.13-実家のアクセラXDで私が感じた「あんなこと」「こんなこと」をユーザー目線でレポートする「プチ報告シリーズ」。

もうすぐ納車から7ヶ月が経過する実家のアクセラですが、メインユーザーの父は全く予期していなかった体調の悪化に見舞われ、ドライバーズシートに座る機会が激減。
9月には高齢者講習を難なくクリアし、運転免許の更新を無事に果たしたものの、最近は息子が運転するアクセラの後席に座るケースが増えました。
一方、母の視点から見れば、「定位置=助手席」という図式に変わりはないのですが、過去には「父の」助手席で出掛けていたケースが、時に「私の」助手席に代わったり、また時には「嫁さんのデミオの」助手席に代わったりと、少しずつ変化が現れています。
こんな調子だから、私が日々5~10kmのマイレージを加算しているにもかかわらず、アクセラの総走行距離がまだ5,000kmに届かないのも無理もない話ですね(^_^;)。

そんなわけで、依然として近距離走行ばかりが続いているアクセラに、このプチ報告シリーズ向きの恰好の”新ネタ”は、なかなか期待できない状況にあります。

ただ・・・今週、月曜は父の付き添い、水曜は母の付き添いでほぼ丸二日間、通院のサポートをした私があらためて感じたことがあったので、ここに書き留めておきます。

●SCENE #19  ゆっくりでも、さまになる

ご存知の通り、アクセラXDは最大トルク42.8kgf・mを発揮するディーゼルターボエンジンを搭載し、その動力性能からも装備水準からも、アクセラシリーズの最高峰に位置するクルマ。
と同時に、CX-5やアテンザよりも一際軽くてコンパクトなボディを与えられていることから、同じSKYACTIV-D 2.2搭載車の中でも、動力性能のインパクトは随一という見方もできます。
とりわけ、アクセラXDが見せる低速域からの力強い加速感に関しては、ロータリー・ベスト・ピュアスポーツのRX-7を凌駕しているとさえ思うほど(^_^;)。

・・・にもかかわらず、実家のアクセラXDときたら、ひたすら市街地走行を繰り返すだけで、生涯平均速度が未だに20km/hにも達しない状況。高速巡航はおろかワインディング路にすら持ち込めていないのは、ある意味“宝の持ち腐れ”と揶揄されても仕方ないところ・・・。

でも、XD本来の動力性能やハンドリング性能を存分に発揮する機会に恵まれなかったからといって、私が過去7ヶ月間の付き合いでひたすら不満を募らせているかといえば、全くそんなことはないのです。

それは一体何故か。
別に、アクセルペダルを床まで踏み込まずとも、別に、大きな横Gを感じるコーナリングをせずとも、個々の運転操作に対し”サイコーにちょうどイイ(笑)”レスポンスを返してくれるというアクセラ全体に共通する爽快さや、じわっと踏んだだけでも期待以上の加速感が得られるクリーンディーゼルの余裕溢れるトルクのお陰で、低い速度域で単に「走る・曲がる・止まる」を繰り返しているだけでも、このアクセラXDのドライブは十分「楽しい」と思わせてくれるからです。

そんな思いを強くしたのは月曜、父の通院サポート時でした。

朝イチから検査と診察 ~といってもその大半は退屈な待ち時間ですが~ に付き合った後で、父の一層の体調回復のためにお願いした点滴の処置が予想以上に長引いてしまい、最後に会計を終えた頃には、なんと時刻は13時を回っていました・・・。
元々、十分に余裕時間をみて13時半の新幹線での通勤を計画していた私も、この思わぬ展開には14時半の列車への変更を覚悟したのですが、実は時間を最も気にしていたのは父。
元気な頃に比べて明らかに足元が覚束なくなっているというのに、足早にクルマに乗り込もうと焦るなど、明らかに私を気遣っている様子が見てとれたので、「イイよ、急がなくても・・・」と声をかけた私ですが、その一方で、頭の片隅には「今から急いで帰れば間に合うかも・・・」との思いがチラついていたのも事実。

でも、いざ二人でアクセラに乗り込み、総合病院の広い駐車場内を移動し始めたら、そんな焦った気持ちはどこへやら。
ゆっくり発進して1速から2速へシフトアップ、一方通行の場内を一旦奥まで進んで大きく右回り、そして徐々に減速しながら料金ゲートの機械の真横にピタッと停車・・・と、一連の何気ない操作を着実に重ねていっただけでも、意のままにクルマを操っているというささやかな満足感が私の心に穏やかな気持ちを呼び起こし、こう思わせてくれたのです。

「イイじゃない、安全運転でゆっくり帰れば!」

そりゃそうです、私が焦る素振りを見せれば見せるほど、父に気を遣わせることになるのですからね。それは自称・孝行息子の私の本意なんかじゃありません。

らためて振り返ってみれば、夏頃から突如降って湧いた両親の健康問題により、生活パターンの大きな変更とともに、様々な精神的・肉体的負担を強いられたここ数ヶ月。
せめてもの気分転換にと、半ば強引に嫁さん専用車の代替という奥の手のカードを切ったりもしましたが、それでも、日々の両親の生活サポートに対し、努めて明るい態度で臨んでこれた背景には、家族の全面的な理解や協力はもちろん、こうして折に触れて私の気持ちをリフレッシュしてくれたアクセラXDの存在も大きかったなぁ・・・と、あらためて認識し直した次第です。

今後も、その秘めたるポテンシャルを如何なく発揮して全力疾走!・・・なぁんてスカッとする場面は暫く訪れそうにないけれど(苦笑)、アクセラXD君、これからもどうかヨロシクね(^^)。

プロフィール

小学生の時代に到来したスーパーカーブームがほぼ終わりかけた頃、極めて身近な存在だった国産車、とりわけ強烈な個性が滲み出る'50s~'60sの旧車に強い興味を持っ...
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