
それは、今年の6月頃からだったでしょうか・・・
元気だった両親にそれぞれ健康問題が発覚してからというもの、朝の通勤時と夜の帰宅時の計2回、必ず実家に顔を出すのが私の日課となりました。
・・・実をいうとそれまで、実家の駐車場には頻繁に足を踏み入れていても、何か特別な用事でもない限り、わざわざ家に立ち寄ることはなかったのですが^_^;。
そんな私が最近、夜の帰宅時、実家に顔を出す前に必ず確認するのが・・・駐車場のアクセラの様子。
重い通勤カバンを助手席に放り込んだ序でに、その日の朝、私がクルマを停めた状態から何か変化していないか、観察するのです。それは、駐車枠内の位置取りだったり、ハンドルやシフトの位置だったり、はたまた、ペットボトルのお茶の残量だったり(^_^;)。
つまり、そこに何らかの変化があると、オーナーの父親がアクセラで出掛けたという何よりの証拠。
少なくともその日は体調が良かったことが窺い知れるわけです。
逆に、朝のままの状態だと「ひょっとして体調が悪かったのかも」との不安が頭を過ります。
昨晩は早めの帰宅だったので、私が実家を覗いた時、まだ両親は共に就寝前でした。
私 :
「ただいま~ 今日は調子どうだった?」
父 :
「ん? ワリと良かったゾ・・・」
母 :
「そうそう、お父さん、今日は畑に行ったのよ」
私 :
「ホント?! それは良かったね~♪」
いやぁ実は、クルマが動いた形跡からとうに察しは付いていたのですが(笑)
まぁ・・・こんな見え透いたというか、芝居じみた親子の会話も、時には必要だということで(^o^)。
これで今週、父が自らクルマを運転して出掛けたのは、たしか2回目。
6月の圧迫骨折で数週間も安静を余儀なくされて以来、すっかり体力が落ちてしまった父。少し体調が良いからといって精力的に活動をしてしまうと、翌日以降はしばらくその反動で不調を囲ってしまうというのが、最近のパターンなんですよね。
「今日頑張ったから、明日は完全休養日だね・・・」
毎回、父が運転をした日はそう言い残して帰途に着く私ですが・・・
翌朝には再び、駐車枠にまっすぐクルマを停め、シフトやステアリング角度も定位置に。
父が乗り込めばすぐにお気に入りの映画音楽が流れる状態にセットしておいて、私はアクセラを離れて駅へと向かうのでした。
・・・その夜もまた、アクセラに何か変化の跡が残っていることを期待して(^_^)。
Posted at 2014/11/21 21:49:41 | |
トラックバック(0) |
隠れ家のアクセラ | 日記