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2015年01月27日 イイね!

デミオ、初のアシスト賞。

デミオ、初のアシスト賞。その声の主は、ディーラーの担当セールス氏でした。
日曜の午後、突然かかってきた電話に「一体何事だ?」と訝しながら、私は携帯電話を取ったのです。

「昨日はビアンテの修理入庫、ありがとうございました!」

「いいえ、こちらこそCX-5の試乗に付き合わせて、すみませんでしたね」

などと社交辞令じみた会話も程々に、すぐ本題に。

「実はちょっとご協力をお願いしたいことがありまして・・・」

何でも、新型CX-5の商談をされているお客さんがボディ色の選択で悩んでおられ、「チタニウムフラッシュマイカ」は難なくCX-5のデモカーで実車確認できたものの、「ブルーリフレックスマイカ」の同色車がディーラーに1台もなく、最終的に決め兼ねていらっしゃるんだとか・・・。
そこで急遽、我が家のDJデミオに白羽の矢が立ったというわけです。

「あーなるほど。・・・それにしてもセンスの良いチョイスですね~!」
(笑)
何を隠そうこの2色は、今から一年前、実家でアクセラを購入するにあたり、両親に相応しい色として私と嫁さんが真っ先に挙げたワン・ツーの候補色だったのです。
(残念ながら、アクセラはXDに「だけ」この2色の設定がなく、断念することになりましたが)

「わかりました。喜んで協力しますよ!」

実をいうと私、普段お世話になっているこの店舗、新型デミオのデモカーにL-Package車(オフホワイト内装)が1台もいないことを憂慮していて、もし実車確認を希望するお客さんがいたらすぐに呼んでください!・・・と、店長さんや担当セール氏に繰り返し、声を掛けていたのです。
ま、今回は私が想定していたケースとは少々異なるものの、マイカーが晴れてお役に立つチャンスが到来したというわけ。

「こっちは道幅も狭いので、今から私がデミオで乗り付けるのがベストですよね?」
と自ら提案しかけたところで、
「あっ・・・すみません!」
実は、これからビアンテに自転車を積んで海浜公園に遊びに行こうと、長女のお友達がやって来るのを待っていたんだった・・・そのことを私は思い出したのです。

「今は事情があって動けないので、ここで皆さんをお待ちします」
とセールス氏に約束した私。
すぐさま、玄関先でスタンバイ中だったビアンテを一旦カーポート奥に引っ込め、非番で所在無さ気に佇んでいたDJデミオとサッと選手交代。

ところが、ここで大変な事実が発覚。
いざ玄関先の陽当たりの良い場所にデミオを停めてみたら、肝心のボディが薄っすら汚れている様子が顕わになってしまったのです(・_・;)。

しかし、先程の電話口の急ぎっぷりからすると、時間的な猶予はなさそう。
それに・・・クルマの周囲がビッショリ濡れているとわざわざ洗車したのがバレバレで、かえって先方に気を遣わせてしまうかもしれません。
そう思い直した私は、濡らしたクロスでウィンドウだけ清掃して、玄関先でセールス氏一行の到着を待つことにしたのですが、10分待っても20分待っても一向に姿が見えません。

なぁんだ、サッと洗車をする時間はあったじゃないか・・・

急に強い後悔の念にかられてしまった私。
居ても立ってもいられなくなり、ふと気が付けば、先程の濡れたクロスで直接ボディの汚れを拭く暴挙に出てました(爆)。
にもかくにも唯一の懸念材料は払拭できたので、一旦家の中に入って暫し待機。

「どんな感じのお客さんなんだろうね?」

「そうだねぇ、少なくともヤングカップルじゃないな(爆)」

などと嫁さんと話をしながら来訪を待ちますが、30分以上経過してもその気配なし。
序でに言えば、もっと前から待っていた長女のお友達も・・・全く現れる気配なし(苦笑)。
(まぁ・・・子供同士の軽~い口約束なんて、そんなモノですね 笑)

ま、急にお客さんの気が変わったのかもしれないし、そっとしておくことにしよう・・・

仕方ないので予定を変更し、お友達の自転車に代わって長男の自転車を積み込み、親子三人で海浜公園に出掛けることに。
再びビアンテを玄関先に出して積込み作業を終えた私は、万一、忘れた頃にお客さんが訪れてもいいように、デミオを玄関近くの見えやすい位置に駐車し、これでやっと準備完了。
「さぁ、行こうか!」
と子供たちに声を掛けたまさにその瞬間・・・ブルルン!と、担当セールス氏がドライブするCX-5が登場したのでした(苦笑)。

「どうもすみませんねぇ」
と降り立ってきたのは、おそらく50歳代後半と思われる男性とその奥様らしき方。
「いえいえ、ゆっくりご覧になってくださいね」
と声を掛けたものの、お二人は言葉少なにクルマをじっと見つめ、ほんの数分で呆気なく観取りは終了^_^;。
「どうもありがとう!」
と、帰り掛けに何度も私に言葉をかけてくださったご主人。
再び奥様とチタニウムフラッシュのCX-5に乗り込み、担当セールス氏とディーラーへ戻って行かれました。

「あら、もう終わり? どんなご様子だった?」

そう嫁さんに尋ねられたものの、あまりにもお二人が黙々と観察をされていたので、全くもって感触は不明。それに、奥様が終始シブい顔をされていたのも、少し気になっていたんですよね・・・。
「まぁ・・・やるだけのことはやったよ」
と、全く根拠のないセリフを繰り出すので精一杯でした(苦笑)。

するとその日の晩、これから夕飯という時になって、担当セールス氏から電話が。

「本日はどうもありがとうございました!」

「いやぁ、あれでお役に立てたかどうか・・・」

「ええ! あの後すぐに決めていただいたんですよ、ブルーリフレックスに!」

「おお!」

まぁ、正直なところチタニウムフラッシュも大好きな色だし、CX-5では今回の改良モデルから加わった新色でもあるので、そちらが選ばれても全く異存はなかったのですが、我が家のデミオをご覧になったその印象が決め手となり、結果的にブルーリフレックスに軍配が上がった・・・と都合良く捉えると、決して悪い気はしませんね(笑)。

「ホント?それは見てもらった甲斐があったね」

「そうだよ。ボディを結構真剣に拭いたんだから(笑)」

嫁さんとひとしきり会話を弾ませた後で、ふとこんな思いも・・・。

私たちがDJデミオで自信を持って選んだ「ブルーリフレックスマイカ」。
納車直後に紹介したスーパーの駐車場事件のオジさまといい、今回突然に来訪されたご夫婦といい・・・

人生の先輩方にやたらとウケが良いんですけどぉー(爆)


Posted at 2015/01/27 22:31:24 | コメント(0) | トラックバック(0) | 隠れ家の新デミオ | 日記

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小学生の時代に到来したスーパーカーブームがほぼ終わりかけた頃、極めて身近な存在だった国産車、とりわけ強烈な個性が滲み出る'50s~'60sの旧車に強い興味を持っ...
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