
久々の降雨が程良いお湿りとなった今日。
午後から雨マークを連ねていたスポット天気予報に反し、朝方から激しい雨に見舞われたのは・・・まぁ、今さら珍しくもないハズレっぷりなので別に驚きはしませんが、昨日まで続いていた強烈な陽射しが遮られた結果、夕方から夜にかけて、望外なほど過ごしやすい気温になってくれたのは驚きでした。
そんな水曜は、午前中に法要で実家に大集合した後、両親と家族で市内の料亭へ昼食に。
そうです・・・年に数回、三列ミニバンがその乗車定員で真価を発揮するシーンが遂に到来したと同時に、母の乗降性改善を狙ってローダウンを施した我が家のNewビアンテにとっては、待ちに待った送迎の機会がやってきたわけです。
当然ながら、今回のモディファイを機に、乗車フォーメーションもあらためて見直し。
フロアと座面の高さが低く、最も乗降に有利な助手席に母を据え、真後ろに父、そしてその右隣りには嫁さん。子供たち2人が三列目というのは従来通りですが、父の乗降を考慮して二列目シートを最後端まで下げたため、それに伴って三列目シートの固定位置を1ノッチ後退させました。
(それでも、後突時のクラッシャブル空間に不安が残る最後端の位置は・・・かろうじて回避)
とまぁ、綿密な作戦を練り、Newビアンテで会心の6人移動をプロデュースしたつもりだったのですが・・・往路で
ちょっとしたミスを仕出かしてしまいました(-_-;)。
雨降りなのでお店の玄関正面にクルマを横付けし、軒下に近い位置を選んで停車したまでは良かったのですが、路肩よりも数センチ高くなっている縁石への幅寄せが今ひとつ甘かったのです。
この結果、コンパスの短い母が助手席から足を降ろそうとした際に縁石まで届かず、中途半端に10センチ程空いてしまった谷間(隙間)に足を取られ、バランスを崩しかけてしまったのです・・・。
乗車の瞬間から目的地への到着まで、気を遣いに遣って安全かつ快適な移動を堅持してきたのに、到着時の詰めの甘さで降車で怪我でもされてしまったら、まさに画竜点睛を欠いた話・・・。
ここは、ガリ傷なんて恐れずにもっと攻めるべきだった・・・と猛省したのは言うまでもありません。
そんなわけで、復路では全身全霊をかけたリベンジを。
会計中の家族をレジに残していち早く駐車場に向かい、ビアンテをさっと正面に回して、サイドカメラを駆使しながらギリギリの幅寄せを敢行(^^)v。 (だったら最初から使っておけよという話もありますが・・・)
その甲斐あって、全く危なげなく母を助手席に誘えたと安堵したのも
束の間、すぐその傍で、二列目外側のアームレストを避けるように、父がやたらとアクロバティックな姿勢で乗り込もうとしているではありませんか(@_@)。
そう、スライドドアを開けた際、乗降の邪魔になるアームレストを跳ね上げておくという、ちょっとした気遣いを忘れてしまったのですね(^^;)。
とまぁ、今回はNewビアンテのピープルムーバーとしての適性よりも、介助人(?)の私の適性不足が露呈してしまった感じ。
正直、路肩ギリギリへの幅寄せに関しては、実家のアクセラで左フロントホイールにガリ傷を付けたトラウマもあり、あまり気乗りがしない面もあるのですが、それで不便な思いをさせたり、ましてや怪我でもされたら元も子もありません。
むしろ、縁石を恐れなくて済むようにハイトの高いタイヤを履いておくくらいの気構えがないと、自分自身で納得のいく送迎介護はできないと悟った気分です。
そういう意味では、高価なメーカーセットオプションにもめげず、純正のサイドカメラをビアンテに装着しておいたのは大正解。さすがに、このようなご老人の送迎用途を明確に想定していたわけではないので、先見の明があったとは言えませんが(苦笑)、これもきっと何かの定めでしょう。
利用できるアイテムは最大限に活用して、自らの道を極めるべく、これからも精進していきたいと思います(^^)。
Posted at 2015/08/12 23:08:20 | |
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