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Nuk-P@RailStarのブログ一覧

2016年03月31日 イイね!

新しい世界は、あったのか?

新しい世界は、あったのか?早いもので、実家のアクセラの靴を履き替えてから1ヶ月が経過しようとしています。

先般のタイヤ交換の際、高輝度塗装が施されたアクセラ純正の18インチアルミに戻さなかった理由は、1ヶ月半にわたる16インチスタッドレス体験で明らかに感じた「乗り心地の改善」と「ステア応答性の低下」という2つの特性に関し、遊休17インチセットの起用という意表を突くアイデアにより、滴切な落とし処が見出せるのでは?・・・との期待を持ったから。

と同時に、ビアンテの純正アルミを転用することで、巷のアクセラXDとの明確な区別化が図れるはず!・・・そんな目論見もあったわけです。

で、なぜに今、ここでインプレッションをしたためる気になったのか。
一言でいうと・・・

世の中、そう甘い話は転がっていないってこと(笑)

あ・・・もちろん、見た目の区別化については一定の効果が確認できましたよ(^^;)。
なにせ、ビアンテ23SとGRANZ(の一部)にしか設定されなかったレアな17インチアルミですから、かなりの数のアクセラXDが一堂に会したとしても、一発でマイカーを判別できることでしょう。

ただ、そんな個性と同等にカッコ良さも際立っているかというと・・・正直、私はビミョー(苦笑)。
チタニウムグレーのアテンザワゴンとはバッチリだったマッチングも、アクセラの派手なボディ色の影響か、はたまた躍動的な魂動デザインの影響なのか、実際に宛がってみると、思ったほどハマらない感じがするんですよねぇ。
ま・・・そこは好みや嗜好の話ではありますが。

それよりも、明らかに予想と異なった点が2つもあったんですよ。

一つ目は乗り心地(^^;)。
2インチダウンしたスタッドレスタイヤほどゴム厚の恩恵を受けられないのは当然としても、45偏平の純正18インチタイヤ(SP SPORT MAXX)に対し、50偏平の17インチタイヤ(TRANPATH J48)の乗り心地はほぼ同等レベルに止まる結果となり、明確なアドバンテージは得られず。
これは、代役に抜擢した17インチが既に1万キロ以上マイレージを重ねたミニバン向けタイヤだという点もありますが、なんといっても相手はアクセラXDの純正装着タイヤ。マツダの開発陣がこのSP SPORT MAXXを用いてクルマのパフォーマンスを磨き上げ、諸性能を巧みにバランスさせた状態でリリースしていることが、インチダウンタイヤとも遜色ない乗り心地性能を発揮させたと解釈して、まず間違いないでしょう。

そして二つ目は、挙動の落ち着きの欠如です。
これはスタッドレス装着時にも触れた話ですが、純正18インチセットからのバネ下重量の低減が、必ずしも軽快感の増加や路面追従性の改善に印象として繋がらず、逆に足がドタバタして落ち着かない感じが否めないのです。
典型的な実例が、私が時々テストドライブのステージに利用する徳山湾の港湾道路。
ここの“ジャンピングスポット”を60~70km/hで通過する際に、純正18インチはいつも起伏を見事に吸収し、路面に吸い付くように安定して駆け抜けていたのに、16インチスタッドレスや今回の17インチでは瞬間的に接地感が薄れてしまい、なんとも軽々しく、浮足立った挙動を示すのです。

おまけにこのバネ下重量の低減は、これまで2年間で私が慣れ親しんできたアクセルワークにも微妙なズレを生んだようで、発進時や加速時のほんの僅かな操作タイミング/操作量の相違で、i-DMの白ゲージを誘発(苦笑)。これまで、とくに意識せずともアベレージ5.0が維持できていたはずなのに、一時的とはいえ4.8までアベレージが低下してしまうくらい、僅かな感覚のズレの蓄積が顕わになってしまったのです(^^;)。

ま、ゲージの色やスコアの出来はドライバーの適応力の問題なので、時間をかけて慣れれば済む話。
それよりも、本来どちらの挙動がアクセラXDらしくて好ましいものかといったら、やはり私は、落ち着きや重厚感を前面に押し出した、唯一無二のグランドツーリング的な雰囲気を推したいんですよね(^O^)。

とくに今回はメインユーザーの両親のため、何よりもまず乗り心地の改善効果を期待していただけに、そこで確固たるアドバンテージが築けないと判った今、前述したようなフィーリング上の違和感をこれ以上我慢し続ける積極的理由に乏しくなった・・・そう言わざるを得ないところ。

ということで、タイトルの「新しい世界」、秘かに期待していたようなサプライズはありませんでした。
この調子だと、今週末にも再びガレージジャッキが登場しそうな雰囲気ですね^m^
Posted at 2016/03/31 23:38:33 | コメント(2) | トラックバック(0) | 隠れ家のアクセラ | 日記

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小学生の時代に到来したスーパーカーブームがほぼ終わりかけた頃、極めて身近な存在だった国産車、とりわけ強烈な個性が滲み出る'50s~'60sの旧車に強い興味を持っ...
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