
・・・といっても、新型カリーナのことでも、千葉真一氏のことでもありません(笑)。
掲題の"足のいいやつ"とは・・・我らがローダウンビアンテ。
子供たちの春休みに合わせた今回の広島帰省では、納車以来8年以上も使用してきた純正G-Book Alphaのメイン画面表示が機能しなくなるというレアなトラブルに見舞われたものの、こと走りのパフォーマンスに関しては、走行距離4.5万キロ超となったこの時期に及んでもなお、新たな驚きに満ちたものがありました。
なぜなら、雨中のナイトステージとなった三桁国道で見せた”運転の楽しさ”と“快適な乗り心地”とのバランスが、昨夏のローダウン化からの9ヶ月間の中で間違いなくベストと思えるレベルに達していたから。
えー?!
乗り心地は許容範囲外だっ! って、あれだけ言ってたのにー
アハハ・・・たしかに(^^;)。
でも、交換直後はバネレートの上昇分がそっくりそのまま突き上げの悪化に直結した印象が強くて、我が家随一の快適ピープルムーバーとしてビアンテを見た場合、同乗者の快適性の低下は到底無視できるレベルではなく、そんなネガティブコメントを発せざるを得なかったのですよ。
「目論見通り、母親の乗降性は改善したけど、その代償も大きかったなぁ・・・」
ビアンテの7年満了と同時に実施したスプリング交換をそう総括した私は、11月末のスタッドレスタイヤ装着を「(一時的な)突き上げの緩和策」として好意的に捉えていたほど。
しかし、先頃数ヶ月ぶりに夏タイヤに戻した際に、予め覚悟していた「酷い突き上げ」の再発がなかったばかりか、むしろ、スタッドレスタイヤよりも乗り心地が改善したとさえ感じたものだから
ビックリ。
ローダウン後に約3,500kmのマイレージを重ね、私自身の感覚が慣れた(マヒした)のか、はたまた、ようやくブッシュやダンパーが馴染んでくれた(←Ken2aさんのご推測ですね)のか・・・
その真相は依然謎のままだし(たぶん両方)、細かな突き上げが完全に解消したわけでもないのですが、とにもかくにも、ローダウン化したビアンテの乗り心地に対する私の印象は、ここで大きく転換することになったのです。
そして今回の雨のナイトステージです。
無論、しっとり濡れた路面が微細な衝撃を緩和してくれたり、水撥ね音がサスからの異音をかき消してくれたりと、ウェット走行ならではのメリットを享受できる好条件下であったのは事実。
しかし、昨秋に何度か体験していたウェット走行とも明らかにその雰囲気は異なっていて、4輪のタイヤが滑らかに路面をトレースしていく様子には思わず笑みがこぼれる程(^^)。もとより、ビアンテの正確なステアリング特性を好感していた私は、その日数時間にも及んだ連続ドライブの疲れも忘れ、闇夜のワインディング走行を心から楽しんでしまったのでした。
過日のブログではあまりの印象の激変に「これは錯覚か?」と自問自答してしまった私。
どうやら・・・錯覚ではなかったようですねぇ^m^。
Posted at 2016/04/06 23:35:32 | |
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隠れ家のビアンテ | 日記