
突然、何の前触れもなく第一話がスタート(笑)。
まずは・・・10年間住んできた私の隠れ家の話からしましょうか^m^。
私たち夫婦が、結婚して4年間住んだ新築の賃貸マンションを引き払い、築25年超という古臭い一軒家へ移り住んだのは2006年のことでした。
そう、ちょうど10年前の今時分には・・・カーポート設置を含む外周りの大掛かりな工事が始まっていましたね。
暮らしやすい広島に別れを告げて、そこから西に100キロも離れた山口の寂れゆく地方都市・周南へ。
私の会社通勤を比較しても、その距離数百メートルというバリバリの徒歩圏内から、新幹線と在来線を乗り継ぐ、所要時間1時間の電車通勤へと大きく様変わり。
一体、私が何故、そんな都落ち感漂う大移動を決断し、生まれ故郷に帰ってきたのか?
実際、そこには様々な理由や事情が存在するのですが、その理由のひとつに、格段に充実した新しいカーライフへの
大きな期待がありました。
独身時代から、スポーツカーとセダン(RX-7とユーノス800)の2台所有に踏み切ってはいたものの、普段の生活拠点に確保できていた駐車場は、青空枠の1台のみ(^^;)。
結婚後、ユーノス800がアテンザスポーツワゴンに入れ替わっても、駐車場の確保状況は一切変わらず。
一方、パーツ置き場に至っては、玄関や台所までが自由に使えた1K部屋から、2LDKの「ベランダのみ」へと大きく後退してしまいました。
結果、趣味グルマとそのパーツは遠く離れた実家の車庫が定住の地となり、そのうち長男が誕生すると、メインカーの稼働機会は絶望的なまでに減少。
帰省時、久々にRX-7で走行したら生憎の雨模様で、乾かす間もなくそのまま車庫に入れて長期間放置。次回、車内を覗いたらカビが繁殖していたという、名実ともに目を覆うような大失態も、この頃に仕出かした苦い思い出のひとつです。
そんな按配で、物理的にも精神的にも制約を受けていた10年前の私のカーライフ。
ホームタウン回帰というチャレンジングなカードを切ることにした背景には、あまりに不遇なメインカーを救済したいという、たっての思いがあったのです。
それだけでなく、洗車も満足にできない月極駐車枠×1の限定的な陣地から一転、ロングカーポートや倉庫をはじめ、余裕のメンテナンススペースが周囲を取り囲む広々としたエリアへ一挙に拡大するわけですから、カーライフの夢が広がるのも無理もないところですよね(^O^)。
実際、2006年末の引越しと同時に実家車庫からRX-7を呼び戻し、年明けからも精力的に動いて、嫁さん用のベリーサと多人数移動用のV6フレンディを次々に調達。現在まで続いている「スポーツカー&コンパクトカー&ミニバン」の用途別三台体制のトライアルを開始するまで、僅か3ヶ月間という早業でしたからね(^^;)。
早いもので、それから
ほぼ十年が経過しました。
引越し当時、幼稚園の入園直前だった長男はいつしか部活に励む中学生となり、よちよち歩きだった長女はクラシックバレエに勤しむ小学5年生に。
そして、そんな子供たちの成長を見守ってきたマイカーの顔触れも、ベリーサがDEデミオを経てDJデミオに、V6フレンディがビアンテにと、それぞれ選手交代。
あ・・・
ついでにいうと、アラフォーだった私は当然のごとくアラフィフに(爆)。
幸いにもこの10年間、のべ7台の愛車に大きな故障や事件はなく、両親含めた家族の状況にも劇的な変化はなかったので、私が勇躍導入したマイカー三台体制は、我が家の家庭環境に程良くマッチしながら想定通りの効果をあげてきたと総括できそうですし、それに付随するカーメンテナンスも滞りなく持続してこれたという自負はあります。
では、現在のカーライフが百点満点の文句なしかというと・・・
さにあらず。
たしかに、10年前の引越しを機に、私のカーライフには大きな改善がもたらされましたが、まだまだ抜本的な改善の余地が数多く残っていることも事実なんですよね。
(
第二話へ続く)
Posted at 2016/08/11 22:52:40 | |
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隠れ家の新プロジェクト | 日記