
(
第一話からの続きです)
築35年超の一軒家を拠点とする、現在の私のカーライフ。
結婚後の広島生活で疎遠となっていたRX-7を再びメインカーとして呼び戻す・・・そんな格段に充実したカーライフを思い描き、周南に引越してきたのが10年前でした。
今、その満足度を自己採点するとしたら
まだまだ百点満点には程遠くて・・・
思わずこう答えてしまうのは・・・決して謙遜なんかではなく、実際のところ、幾つかの要改善点が浮き彫りになってきているのですよ。
例えば・・・
まず、十分予想はしていたものの、縦列3台の隊列変更は、ケッコー面倒臭い(爆)。
とくに、実家のクルマを加えた総勢4台の入替えシーンともなると、縦長の敷地内でスライドパズルを解くかの如し。ここでは周到な段取り組みと、正確無比な幅寄せ技術が必要となります・・・。
ま、そのこと自体は腕に覚えのある運転好きとしては負担に感じることはなく、むしろ望むところでもあるですが、雨の日にこうした入替え作業が発生してしまうと、使う予定のないクルマまでみすみす濡らしてしまうところが、果てしなくやるせないのです。
断続的な雨降りなら、タイミングを図って被害を最小限に留めることも可能ですが、篠突く雨だと打つ手なし。ただただ、ずぶ濡れになったマイカー(と自分)を見て溜め息をつくばかりです。
過去、メインカーのRX-7が一度ならず二度(三度?)までも、カーポート奥でひっそりバッテリー上がりを喫してしまったのは、こうした事情が少なからず影響しているんですよねぇ(←言い訳)。
やはり、それぞれのクルマが単独で出入りできる車庫レイアウトが理想です。
私のように、用途別にクルマを使い分けているのなら尚更でしょう。
そしてもうひとつ、こちらの大きな不満も忘れるわけにはいきません。
ここ最近何度も愚痴っているので、皆さんには耳タコな話かもしれませんがm(__)m
そう、人生初のカーポート車庫は、風が縦横無尽に吹き抜けてしまうため、マイカーの美観保持には甚だ役不足でございました(^^;)。
12メートルのロングカーポートの支柱をコンクリート壁に埋め込んで固定。サイドパネルを全周にわたって装着して隙間を塞ぎ、愛車の保管スペースとして万全を期したつもりだったのですが、いざそこに3台を収めてみると、意外な惨状が・・・。
先頭位置のベリーサやデミオはいつも鼻先を雨に濡らしていたし、好位置に思えた真ん中のフレンディやビアンテでさえ、脚立を駆使した洗車から一週間も経ってしまえば再びホコリ塗れになっているという、脱力感溢れるシーンがしばしば。カーポート最奥のRX-7に至っては、鼻先が常時軒先から突出する上、強い西日攻撃まで受けるため、クールシェード導入等の数々の試行錯誤を経て、結局は気の進まないボディーカバー保管に落ち着くことに。しかもそのボディーカバーは、油断するとすぐ蜘蛛の巣だらけになってしまうのです(苦笑)。
このように、一般人は当然のこと、常識的なクルマ好きならまず問題と感じないレベルとは理解しつつも、ワタクシ的には致命的とさえ思える残念な点が、現在のカーライフ環境下には少なからず存在するのです。
その流れで、憧れの密閉式ガレージの増築とか、急坂の高低差を生かした立体的車庫構造など、カーライフの次なる一手に私が思いを巡らし始めたのは、決して最近のことではなかったのですよ(^^;)。
無論、狭い急坂とダイレクトに車庫が接しているご近所さんたちと比べれば、敷地の中に進入路と転回スペースを持つ我が家の車庫事情は遥かに恵まれたものではあるんですけどね。
(いや、そうでなければ、そもそも移り住んでないし)
ところが
今から2年前、あれこれ次の一手を妄想していた自宅周辺のロケーション自体が疑問視されるような、予想外の事態に陥ってしまうのです。
(
第三話につづく)
Posted at 2016/08/12 23:20:32 | |
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