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2016年09月09日 イイね!

ジィを探しに行ったのさ ①

ジィを探しに行ったのさ ①アハハ(^^;)

なんだか徘徊老人の大捜索みたいなタイトルですけど、今回の「ジィ」は「爺(じい)」ではなくて「G(ジー)」、いわゆる加速度のことでした^m^。

・・・と、その前にひとつお断りをしておかねば。

実は、今回話題にするのは7月末に試乗した内容(^^;)。
8月に入り、久々の出張や身内の緊急入院、さらには新プロジェクト関連ブログの乱入などですっかり間が空いてしまったのですが、是非とも書き残しておきたかった内容なので(事実、ほんの少しだけ書きかけていた 笑)、微かな記憶を辿りながら綴ってみます。

というわけで、7月下旬のとある週末までVTRを巻き戻し(笑)。

大幅改良を受けた新型アクセラをじっくり味わおうと、気合いを入れてディーラーに乗り込んだ朝方は、予想以上のお客さんの多さに機先を殺がれ、新色・エターナルブルーの実車を観賞しただけで退散^^;。

ま、お店が盛況なのは喜ばしい限りですが、どうやらホットな商談客はさほどいなかったようで・・・。
店内のお客さんの多くが点検・修理待ちだったことは、配備されたばかりのアクセラ試乗車の周囲の寂しさから、それとなく窺い知れました。
それにしても、もし試乗車の2台が今回のNewカラー(エターナルブルー&マシーングレー)をまとっていなかったら、折角の大幅改良にもかかわらず、店頭における変わり映えは限りなくゼロに近かったでしょうね。
(考えてみれば恐ろしいことだ・・・汗)
世の中、その真逆のパターン(=外観だけリフレッシュし、中身はそのまま)は掃いて捨てるほどありそうなのにねぇ(苦笑)。

さてさて
無念の退散から数時間後、気を取り直して再訪した夕方近くの時間帯は、見事なまでのガラ空き(^^)v。
お客さんの波が去り、すっかり一息ついていた担当セールス氏を引き連れ、私はやっとのことで新型アクセラの試乗にありつけたのです(^^)v。

三代目・BMアクセラの登場から早くも約3年。
初めての大幅改良における大きな話題の1つは、マツダが「G-ベクタリング・コントロール」と称する新しい車両制御の統合技術を搭載してきたことでしょう。

ドライバーのステアリング操作をトリガーにエンジンのトルクを微調整し、クルマの前後荷重を巧みに増減してやることで、車両の挙動をより無駄のない安定したものとするこの新技術は、ドライバーや同乗者が少しでも気持ち良く快適にドライブを楽しめることが狙い。
この「より快適に」というのがミソで、間違えても「より速く」だとか、ましてや「より経済的に」なんかではない独自のスタンスや、一切の追加デバイスを必要としない利点も含め、このユニークな発想には興味を惹かれるものがあるし、昨今の「Be a driver.」なマツダらしい一貫した取り組みだと強く感じます。

ここまでの推移を私なりに解釈してみると・・・
マツダが目指す姿は、極限の「速さ」でも「経済性」でもなく、適度にメリハリの効いた気持ち良いドライビングの実現。
その初歩としてまず、i-DMというマツダ独自の運転支援システムを導入し、ドライバーのアクセル(ON/OFF)、ブレーキ(ON/OFF)、ステアリング(切り/戻し)といった基本操作のマナー向上を徹底的に指導。
やがて、ペダルワークやステアリング操作の基本精度が上がってきたら、その次は、いかに各操作をうまく連携させるかという段階へ進みますね。
そこでマツダが次なるアプローチ方法として選んだのは、ドライバーの鍛錬を促さずに、ステアリング操作に合わせてエンジントルクを変化させる制御。つまり、今度はその成否をドライバーのスキルに託すのではなく、クルマ側が大いに世話を焼く番ということですね。
そして、どうせ機械でやるのなら徹底的に・・・とばかり、その反応速度は1/20秒なんだとか。もはや人間が手動でコントロールできる領域ではありません。

そんなわけで、手動/自動という実現手段の違いこそありますが、目指す姿はブレてなくて、極めて筋が通っていると私は思うのです。
だからこそ、そのGVCの効果とやらを早く実車で体感したくて、ずっとその機会を窺っていたのですよ(^_^.)。

というわけで、逸る気持ちを抑えてまず乗り込んだのは、午前中に観賞したエターナルブルーのセダン。

ガソリンの1.5L自体は3年前のBMデビュー時に私も何度か試乗しましたが、当時はスポーツ(ハッチバック)しか試乗車がなく、セダンタイプは今回が初めて。
アクセラのセダンといえば、排気量も車両重量も特殊なハイブリッド車しか試せていなかったので、つい今日まで、ボディタイプによる純粋な走りの違いが比較検証できないままでいたのですが、やっと念願が叶いました。

「なるほど。やっぱりリア周りのソリッド感が多少違いますねぇ・・・」

予想通りの印象を口にしながら、市街地をひたすら右回りして戻る、いつもの試乗コースを走行する私。
無論、試乗の最大の目的だった、GVCによる挙動の違いについては、僅か4回ポッキリの右折の機会はもちろん、路面の悪い海沿いの産業道路を巡航している最中も、常に強く意識。
なにせ巷には「効果がわかりにくい」という試乗記も結構に散見されたので、そうならないようにと周到に準備。
事前にメカニズムとその原理を研究し、具体的な効果が想定される場面を予め頭に描きながら、徹頭徹尾、全身の感覚を研ぎ澄ませてセンシングを行ったのです。

果たして、その結果は・・・
・・・・・・
・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・

まったく違いが感じ取れず(爆)

そんなバカなっ

一番の目玉であるGVCがその効果を感じ取れないなんて・・・あり得ない。
しかも、何の予備知識もなしに試乗したわけではなく、しっかりと予習を重ね、満を持して臨んだのにこの有様とは。

き、きっと何かの間違いだ・・・

少なからずショックに包まれた心境を隠し切れないまま、私は担当セールス氏の「こっちも行きましょう!」とのコトバに促されるまま、隣りにいたもう1台のアクセラ、マシーングレーのスポーツ・15XDに乗り込んだのです。

につづく)
Posted at 2016/09/10 00:26:40 | コメント(0) | トラックバック(0) | 隠れ家のテストドライブ | 日記

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小学生の時代に到来したスーパーカーブームがほぼ終わりかけた頃、極めて身近な存在だった国産車、とりわけ強烈な個性が滲み出る'50s~'60sの旧車に強い興味を持っ...
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