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2016年09月13日 イイね!

ジィを探しに行ったのさ ③

ジィを探しに行ったのさ ③マツダの新技術・GVC(G-Vectoring Control)の効果を体感したいがために、大幅改良を受けた新型アクセラの試乗に足を運んだ私。

ドライバーのステアリング操作に応じてエンジントルクを微調整。
曲がる時はより確実に曲がり、真っ直ぐ走る時はよりピタッと安定するように、適切な前後荷重配分をクルマ側が勝手に作り出してくれるという素敵なお節介(笑)。
ぜひとも、その”至れり尽くせり”のおもてなしとやらを、心ゆくまで味わいたいものですよねっ!(^O^)

しかし、最初に乗り込んだセダン・15S(ガソリン)で、いつもの平坦な市街地コースをおとなしく走行した限りでは、その効果は皆目判らず。

そ、そんなバカなっ

焦りと動揺を隠せないまま、リベンジとばかり即座にもう1台の試乗車・15XD(ディーゼル)に乗り換えた私。
徳山湾の港湾道路で折り返す長めの試乗に繰り出し、要所要所で意図的に雑なコーナリングを繰り返してみたものの、GVCによる補正効果をハッキリ体感する機会は、依然として訪れなかったのです。
(たった1回を除き)

ウーン・・・
全身の感覚を研ぎ澄ませた上で、いくら意図的に雑な曲がり方を繰り返しても、普段のクルマの反応との違いを感じ取れず、大いに困惑していた私。
どうやら、悪い方の”仮説”が当たってしまった公算が強まったことから、いつしか私は自分自身を落ち着かせるために、その内容を助手席の担当セールス氏に語り始めていました(^^;)。

その仮説とは何だったかというと・・・
GVCによる補正効果を最も体感し難いのは、当のドライバーではないかとの秘かな懸念。

運転操作の首謀者であり、その先の挙動を誰よりも正確に予知できるからこそ、システムのさり気ないアシスト効果を感じ辛い面が多分にあるはずで、その点ではむしろ、運転席よりも助手席、助手席よりも後席乗員の方が、その違いにより気付きやすい環境にあるのではないか。
さらにいえば、
ドライバーが普段から、乗員に不快感を与えないスムーズな運転を心掛けて「いない」ケースの方が、GVC介入による車両挙動の是正を「圧倒的に」感じやすいのではないかと。

そうです、いつもおとーさんの雑な運転の犠牲者で、常に前後左右に身体を揺すられて不快なドライブを強いられている気の毒な家族の方であればあるほど、
「あれ? 今ビックリするくらいスムーズに曲がらなかった?」
などと、見違える程の決定的な挙動差を感じやすいのではないかと思うわけです。

一方で、自説では最も不利な条件下にいるドライバー自身がもしも、GVCによる車両挙動の違いを感じ取るシーンが訪れるとすれば、それは、今回の私のように全神経を集中して短時間の試乗に挑んだ場合ではなく、もっとリラックスして臨んだ場合・・・例えば、半日とか一日程度の長めのドライブ時間を確保し、いつも通るルートをいつも通りに走行している中で、時折り
「あっ、なんとなく今はいつもの雰囲気と違ってた!」
といった感じで、少し後になってからあらためて気付くパターンではないかと私は想像するのです。

(だとすれば、なんて奥ゆかしく、控えめな技術なんだ・・・)

というか、矢継ぎ早に2台をドライブしてもその効果の片鱗すら感じ取れず、遂に“違いのわかる男”になれなかった私には、自身のセンサー能力の低さを棚上げして、上述したような強引な結論付けをするしか、自らを正当化する手段がなかったということです(爆)。

でもね、
たった1回っきりでしたけど、極めて強烈にGVC効果(と思しき挙動)を感じたシーンもあったのですよ。

につづく)
Posted at 2016/09/14 00:28:32 | コメント(1) | トラックバック(0) | 隠れ家のテストドライブ | 日記

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小学生の時代に到来したスーパーカーブームがほぼ終わりかけた頃、極めて身近な存在だった国産車、とりわけ強烈な個性が滲み出る'50s~'60sの旧車に強い興味を持っ...
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