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2016年09月20日 イイね!

ジィ探しで見つけたもの ーその1ー

ジィ探しで見つけたもの ーその1ーマツダが今夏から投入した最新技術・GVC(G-ベクタリング・コントロール)の効果を体感するために、新型アクセラの試乗に赴いた私。

7月の下旬、ディーラーに用意されていた1500ccのガソリン&ディーゼルの2台の試乗車を駆り、興味津々な心境で周辺市街地を走らせてみた結果は・・・

ブログ「ジィを探しに行ったのさ(①~④)」で述べた通り、「ごく限定的なシチュエーションを除き、明確な効果は判らず・・・」という、やや残念な感触に終始してしまいました。

しかし、雑誌記事などによればこのGVC、ドライバーが違和感を覚えることがないよう、システムの作動はあくまでもさり気なく、ドライバーに異変を意識させずに挙動を安定化するのが基本路線。そもそもの味付けとして、補正効果が明確に判り辛い仕掛けとなっているのです^^;。
加えて、私のような一般の試乗客がGVC体験を狙って乗り込む車両は、登録を終えたばかりの最新モデル。
初めて相対するクルマであり、普段のマイカーとの勝手の違いはもちろん、従来型のアクセラと比較しても、随所に改良が入った別グルマとなっているわけで、もしも仮に試乗車の挙動に何らかの気付きや発見があったとしても、それがGVCの影響なのか、それ以外の商品改良の影響なのかは・・・即座に判断できませんよね。
せめて、GVCのON/OFFスイッチが備わっていれば、慣れないデモカーの試乗中でもピンポイント的に挙動の比較が可能になるのですが、残念ながらGVCは全車「常時ON」状態ですものね^^;。

やはり、GVC効果をハッキリ体感するには・・・路面μが低くて挙動を乱しやすい特設コースに持ち込むか、暫くクルマを占有させてもらい、日常の様々なシーンでマイカーとの徹底比較をするしかないのでは?と真剣に思いますね。

、すっかり前置きが長くなりましたが、GVCばかりに話題が集中してしまった今回の新型アクセラ試乗。
今あらためて振り返ってみると、それ以外の”大幅改良メニュー”の中にも、私の印象にハッキリ残る点が幾つかありました。

まずは・・・装備の充実ですね。

新色・エターナルブルーも鮮やかな15Sのセダン(=Lパッケージ)を例にとれば、運転席のパワーシートはメモリー付の10ウェイ式を奢っていて、フル装備が自慢だった初期型アクセラXD(=6ウェイ式)を完全に凌駕。しかも、メモリー連動で目の前のヘッドアップディスプレイ(HUD)の高さも自動調整されるんだそうで(!)。

そして、HUD自体も多彩で高密度な表示へ進化。走行中の道路の速度制限標識をカメラで読み取って、それっぽい丸型形状でカラー表示してくれるのに驚いていたら、高速道路で速度超過をすると警告表示までしてくれるのだとか(担当セールス氏談)。
いや、まいった。
ディーラーからの帰途、アクセラXDのHUDの”グリーン単色表示”がエラくショボいものに感じてしまったのは言うまでもありません(苦笑)。

次に挙げたいのは、走りの質感の向上です。

3年前のBMアクセラ登場時、私が1.5Lガソリン車の試乗で感じた”元気の良さ”が、良い意味で影を潜めた感じ。
エンジンをかけてすぐ、敷地内のちょっとした段差を乗り越える際、程良く角が取れた躾の良い挙動を見せつけられると、格上の高級セダンと錯覚してしまいそうに(一瞬だけなら十分騙せます 笑)
そして、走行中のピタッとした安定感もさることながら、私がそこでさらに驚いたのは、乗り心地の良さ。
正直、初代アテンザ以降のZoom-Zoomなマツダ車では、操る楽しさとのトレードオフとして私は代々目を瞑ってきたつもりの領域ですけど、もはやそんな言い訳は不要ではないかと感じました(^^ゞ。
とくに私の場合は、ハイブリッドでない純エンジンのセダンは今回が初体験。
セダン特有のリア周りの剛性感が期待通り好印象だったことに加え、前述した装備の充実度もあり、私は思わず
「初代アテンザセダンの最上級グレード・Luxury Packageより上質だよね?!」
と何度も自問自答してしまいました。
もっとも、こんな優れた乗り心地の実現に、かのGVCがどれほど役立っているのか、感覚的にその寄与度が判らないのは非常にもどかしいところではありますが(^^;)。

あと・・・もうひとつ、備忘録的に記しておきたいのが、ブレーキの初期フィールの違い

実はこれ、今回の新型アクセラが初めてではなく、一昨年に大幅改良されたCX-5あたりから私が共通して感じているポイント。
実家のアクセラXDや我が家のデミオ・13S(いずれも2014年式)と比べると、初期制動の立ち上がりが明らかにマイルドとなっています。
このため、普段のマイカー感覚で試乗車のブレーキペダルを踏んでしまうとスーッと空走してしまい、決まって1発目の赤信号で停止線オーバー(爆)。
もちろん、すぐに慣れるレベルであり、短時間の試乗でも途中からは違和感が消えてしまうくらいの些細な問題ですが、新車試乗のたびに毎回必ずやらかしてしまうのは、ちょっと苦笑モノだったり。

そして、忘れてはならないのが、ブログ『ジィを探しに行ったのさ・②』で触れた、新グレード・15XDの好印象。
1500ccのディーゼルエンジンは出始めの頃と比べると見違えるほど静かでレスポンスも改善されていて、もはやディーゼルのネガを殆んど感じませんでしたからね。

これまで、BMアクセラのベスト・バイは「スポーツ20S・Lパッケージ」と主張し続けてきたこの私ですが、残念なことに今回の大幅改良のタイミングから、2.0Lのガソリン車がまさかのドロップ(T_T)。

どうやら、ワタクシの私的なBMアクセラ・ランキング、番付編成の大幅見直しが急務となってきたようです(^^)。

(そのためには2.2XDとハイブリッドの試乗車を探さねば・・・)
Posted at 2016/09/21 00:28:27 | コメント(0) | トラックバック(0) | 隠れ家のテストドライブ | 日記

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小学生の時代に到来したスーパーカーブームがほぼ終わりかけた頃、極めて身近な存在だった国産車、とりわけ強烈な個性が滲み出る'50s~'60sの旧車に強い興味を持っ...
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