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2017年01月16日 イイね!

酉年の空想 ー上昇編ー

酉年の空想 ー上昇編ー空想はいつも、現実逃避の手段なのであります(^_^;)。

あれは昨年の秋口のこと。
一世一代の”申年プロジェクト”に本腰を入れていくにあたって、私は心底不本意ながらも、ディーラーの担当セールス氏に対し、とてもつれない宣言をしてしまったのです。
曰く、クルマを頻繁に買い替える私の奇特な趣味も、しばらくの間は封印せざるを得ないかもと(苦笑)。

ま、これも自業自得であります。
計画的に住宅資金を準備していたわけでもなく、そればかりか、ご承知の通りのクルマ道楽・マツダ道楽っぷりを続けていたわけで、これから目の前にそびえ立つであろう●金の山の高さには、思わず目眩がしてしまうほど。冒頭のような弱気の発言が口を付いて出るのも無理からぬところでしょう。

事実、私自身もプロジェクトの構想段階からそんな事態を予見し、苦肉の対応方針を練っていたのです。
即ち、ここ当面は現有マイカーたちを新しいカーライフ環境----練りに練った「真っ新の箱」---に収めることに大きな喜びを見出し、その新拠点でマイカーたちをさらに生き生き輝かせてやることに注力しようと、決意を固めていたのです。

もちろん、そうはいってもクルマ好きとしての熱意が冷めたわけでは決してなく、むしろ、新しいガレージ環境を前提とした非現実的な妄想は止まるところを知らなくて、当の本人も驚くばかり。
例えば・・・
「今ロト6が当たったら、ビアンテをXC90に、デミオをKangooに替えたいなぁ」
なぁんてね。
(その前に借●を返せよ・・・と即ツッコまれそうですが 笑)

ま、空想だけならタダなので実害はないわけですが、今回ばかりは中途半端に現実味のある話が目の前をかすめてしまったものだから、つい悪い虫が騒ぎかけてしまったのですよ。

発端は、前回ブログにも書いた「シートヒーターの有難さ」ですね。

昨秋、実家のアクセラXDでシートヒーターを初めて体験し、今更ながらその抜群の効果に感心してしまった私。
次の瞬間、私の脳裏に浮かんだのが、家族に対する申し訳なさでした。
なぜって、これまで誰一人としてこの快適装備の恩恵に与れていないわけですからね・・・。
とくに深刻なケースが、私がオフホワイト内装欲しさに選んだデミオ13SのLパッケージ。
そのレザーシートは冬場にシート座面が驚くほど冷たく、当時小学生だった長男が半ズボン姿で寒そうに座っている光景を目にし、速攻でボアクッションの調達に走ったほどでしたから。

そんな後ろめたさを感じていた最中、DJデミオ発売から1年余りが経過した2016年の1月、何の前触れもなくシレッと前席シートヒーターが追加装備された時は思わず目を疑い、「なぜ最初から設定してくれなかったの?!」と臍を嚙んだものです。

但し、現実的には初期型DJデミオでは逆立ちしてもシートヒーターは選びようがなかったわけで、自らの選択に過失はなかったんだと、一応は納得していたのですよ・・・
・・・・・・・・
その絶大な効果に気付かされるまではね(爆)

いやぁ こうなるともう堪りません。
「大切な家族にいつまでも不憫な思いをさせるわけにはいかない」

折りしも2017年は、実家のアクセラも含めたマイカー4台が、よりによってオール車検の当たり年。
ま、これは過去、いかに私が無計画で衝動的な買替えをしてきたかを裏付ける話なんですが(苦笑)、別段それを反省することもなしに
「なにも全車、無条件で車検を通す宣言はしてないよねぇ・・・」
なんて悪魔の囁きが聞こえ始めたから、もうエライこっちゃですよ(爆)。

とはいえ、話題の中心となるDJデミオが嫁さん専用車という役割を担っている以上、日常の取り回し性や使い勝手を大きく犠牲にするような選手交代はあり得ません。
よって、美しさや躍動感といった外観上の魅力と引き替えに肥大化したマツダの新世代商品群は、その大半が哀れ対象外となり、代替候補はせいぜいデミオかCX-3。

空想というわりには一気に選択肢が狭まったところで(苦笑)、つい数ヶ月前に嫁さんがふと漏らした一言が鮮明に蘇ります。

「坂道や加速時、ストレスを感じることがあるよ・・・」

そもそも、3年前に現在の13S(ガソリン車)を発注した時も、4代目となったDJデミオの一番の推しが「XD」(ディーゼル)であることは重々承知済み。
クラス概念を超える抜群のGT性能を最大の魅力と感じつつも、我が家のロングツアラー・ビアンテとの棲み分けや、新型デミオの機種別のデリバリー時期などを考慮して、軽快な走りと納期の早さをかって、現在のガソリン車に決めたという経緯があります。
ただ、こうして一度は目を瞑ったはずの13Sの弱点を、当のメインユーザーに感じさせていたという事実は、私にとって少なからずショックでした。

「うぅ、やはりそうだったか・・・」

その経緯を思い出した瞬間、実質的にデミオ「13S」リピートの可能性は消滅。
また、同じガソリン車ながらモアパワーが期待できるマニアックグレード「15MB」は、安全装備の水準やマツコネ未設定などで不満があるため、デミオでの候補グレードは自ずと「XD」一択に。
つまり、「デミオXD vs CX-3」という、1.5Lディーゼル同士の一騎打ちの様相を呈してきたわけです。

アハハ、正月早々、空想は加速する一方でしょ(笑)。
まさに大空を舞うトリ(鳥)の如く、その想いは一気に上昇していくかのように見えたのですが、そのうち、私は大切なことに気付くのです。

空を舞うといっても・・・酉年のトリって「鶏」じゃなかったっけ?

というわけで、下降編につづきます(爆)
Posted at 2017/01/16 22:46:54 | コメント(4) | トラックバック(0) | 隠れ家のマツダ | 日記

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小学生の時代に到来したスーパーカーブームがほぼ終わりかけた頃、極めて身近な存在だった国産車、とりわけ強烈な個性が滲み出る'50s~'60sの旧車に強い興味を持っ...
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