これぞ、会心の出来なりぃ
ご覧の通り、ドアと壁との隙間、
僅か数ミリ(^^)v。
先週末には都合4回ほど行った、アクセラXDの車庫入れ。
その中ではもちろんこの回がベストでしたし、過去を遡ってみても・・・一、二を争うくらいの出色の出来映えでした。
ずっと以前、隣町の総合病院の駐車場にて、白線の踏み越し幅を左右で均等にすることに3年掛かりで成功し、“
凄ワザ?”と紹介したことがありましたが、その時に次ぐ爽快な気分ですね(笑)。
昨年8月に我が家のマイカーに加わった、父のアクセラXD。
名義変更を機に私の2台目のメインカーに指名されたのに伴い、保管場所もカーポート下からビルトインガレージ内へ移動。それまでの住人だったビアンテと入れ替わりで、「グリッド202」に収まるRX-7の右隣りが、アクセラXDの新たな定位置となったわけです。
以来、私がこの場所へアプローチするたびに、以前にも増して注意を払っているのが、冒頭で紹介したような「縦壁との距離」なのです。
内幅6メートルの我が家のビルトインガレージ。
一見すると2台のメインカーが均等に半分ずつ占めている感じがしますが、厳密にはそうではありません。
あくまでもこのガレージの主役は
赤CHARGE号。
RX-7の長々として分厚いフロントドアを気兼ねなく開け放つことができるよう、同居のマイカーはなるべく端っこに寄り、18年選手の大先輩のために、少しでも“使える空間”を献上するという大切な使命があります(^^;)。
このため、ビアンテを停める時もアクセラXDを停める時も、私が定位置の目安にしているのが、各車の運転席ドアがちょうど1ノッチ(最初の半固定位置)だけ開く絶妙な距離。
これ「以上」でもこれ「以下」でも不適だと自らにプレッシャーをかけ、厳しい鍛錬を続けているのです(笑)。
しかも・・・
それを一発でやり遂げるのが理想。
何度も前後進して微調整すれば誰でも出来てしまうわけで、私にとってそれはナンセンス。
もちろん、決して簡単なことじゃないんですよ。
表の市道からインナーガレージ入口まではざっと十数メートルの距離。
ここを、最終的な停車状態とは90度の角度を成す状態で延々バックで進み、月極駐車場の最奥部に達する直前でエイヤと頭を振り、ガレージ内のRX-7の右前をかすめるようにして斜めにバック進入。
電動シャッターの下を潜りながら、右側と後方の2つの壁との間合いを慎重に計って軌道を調整し、最後の最後にスパッと左に大きくハンドルを切って総仕上げ。
この最後の瞬間、クルマと壁面がピッタリ平行で、かつ、壁面との距離が前述の通りであれば完璧で、今回やっとそれに成功したというわけです。
思えば、昨春まで使用していた旧カーライフ拠点は、カースペースが極端に縦長だったため、クルマの方向転換やマイカーの順列入替えのたびに人知れず苦労をしていました(^^;)。
最大幅5メートルという虎の子の玄関先スペースをフル活用して、コンクリート壁やフェンスへの寸止めや、タイミングを熟考したステアリング操作の繰り返しなど、車両感覚を研ぎ澄ませた上で曲芸級の技術を場面場面で駆使する日々が、十年にもわたって続いていたわけです。
新カーライフ拠点では、こうした不満の解消を最優先にしてコンセプト検討を進めた結果、1台1台が単独で出入りできる現在では、以前のような膨大な手間や接触リスクからはほぼ解放されています。
ただ、そんな快適な環境下で自分自身の腕が鈍ってしまっては元も子もないので、ピンポイントで今回のような高いハードルを設定して、自己研鑽を続けているのでした。
え?
床にラインでも引けば簡単だろうにって??
いえいえ。
普段からラインに頼り切った幅寄せばかりしていると、いざラインのないシチュエーションに出くわした時、必要以上に平常心を失い、全然巧くいかなくなるのですよ。
理想は、クルマの四隅まで自分の神経が行き届いているかのような一体感を養うことですね。
ということで、今回は狙い通りの
百点満点、自画自賛のご報告でしたm(__)m。
・・・だって、二度とできないかもしれないし(爆)
Posted at 2018/01/23 20:32:48 | |
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隠れ家の新生アクセラ | 日記