
納車から2週間半が経過した我が家のMazda3。
短時間の試乗や観察では全く窺い知れなかった側面が、日々の生活モードの中で徐々に顕わになってきています。
とはいっても、オドメータは僅か330km。まだ十分に走行を重ねているわけではないので、今回は、
エンジンをかけていない時の意外なお行儀を二つばかりご報告。
⚫無気味にカチカチ
それは、静かに佇むクルマが突然に発する音。
夜中にガレージに降り立ってクルマのドアを開けると、エンジンルームの真下辺りから、決まって
「カチカチッ」
と、あまり聞き慣れない音が響き渡るのです。
これは、初回であればどのドアを開けても同じで、2回目以降は音がしなくなるのもまた同じ。
音の大きさは、日中の屋外だとおそらく気付かないレベルですが、静かな夜間やガレージ内では結構目立ちます。
取説書には「Mハイブリッド車特有の音と振動」として、運転席ドアを開けた際のブレーキシステムの作動音や、エンジンON/OFF時の専用バッテリーのリレー作動音などの事例説明が載っていますが、ズバリ該当するものがなく、今ひとつ正体不明な感じ。少なくとも他のマイカーは黙って静かにドアを開けさせてくれるので、ここは違和感が残りますね。
心境を喩えるなら・・・
深夜、寝静まった家族に気遣って息を潜めるように着替えを完遂したつもりが、実は皆を起こしてしまったと気付くような無念さ(笑)。
ま、それは冗談として、納車時に店長さんが「ウチのX試乗車は一週間でバッテリーが上がったので気を付けて」と気になる発言をされたので、それとの因果関係も気になるところです。ディーラー試乗車は、お客さんが不定期的にドア開閉を繰り返すでしょうからね。
⚫激しくピピピッ
これは初の洗車時に見せた、全く予測不能な振る舞い。
なんと、ホースでドアハンドル付近に放水した瞬間、キーレスの施解錠を忙しなく繰り返してしまったのです^^;。
このMazda3では、マツダ車でお馴染みだった黒丸のリクエストスイッチが遂に姿を消し、アウターハンドルの表裏両側にタッチセンサーが仕込んでありますが、これが強めの水圧に反応してしまったようです。
(但し、"ジェット"ではなく"シャワー"レベルですけどね)
その瞬間、ポケットに忍ばせていたスマートキーを咄嗟に家の中に入れて隔離した私。後から「車内にキーを入れても良かったなぁ」と思いましたが、それだと隙を突いてカーポート下から乗り逃げされるリスクも生まれるわけで。防犯上はベターな判断だったかもしれません。
実をいうと私、この新キーレスシステムが上手く反応してくれず、ポケットからスマートキーをゴソゴソと取り出し、側面にある小さな小さなボタンで施開錠を強いられるケースが何度かありました。・・・そう、
"美しく走る。"ならぬ、
"美しく開閉する。"のをしくじってしまっているのです(>_<)。
時にオーナーの手は無視するくせに、水道ホースには過敏に反応するなんて、なんとも"水臭い"話ではありませんか^^;。
果たして・・・
慣らしが終わる頃には蜜月関係に進展しているのでしょうか?
(いやいや、それはないかも)
Posted at 2020/04/16 01:39:55 | |
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隠れ家のMazda3