
今日は大分県の湯布院まで
日帰りでドライブ。
実はこれ、数年前からずっと温めていた企みで、2輪を中心とした複合博物館「岩下コレクション」に初めて足を踏み入れると同時に、国内外の4輪を集めた「九州自動車歴史館」も再訪してしまうという、好き者にとっては至極贅沢な湯布院のピンポイントツアー。このたび念願叶って漸く実現できたわけですが・・・完全に自分自身のための有休取得なんて、一体いつ以来のことだ?(笑)
決めたそばから、同僚や友人はもちろん、家族からも「なんで温泉に泊まらないの?」と本気で訝しがられましたが、別にイイんです。フツーの生活を取り戻すためのリハビリの一環ですから、目的地よりもむしろ、移動の過程の方が大切なのですよ^^。
で、本日の走行距離は
約490キロ也。
(うち高速道路は450キロ)
2週間前にアクセラXDで走破した600キロ超には及びませんが、2020年3月の納車以来、一度にこれだけの距離をMAZDA3で走ったのは初めて。また、これまでの走行は山口・広島・島根の3県に止まっていたので、福岡と大分を新たに加え、中国・九州の両地方に足跡が拡がりました。
さて
こうして片道3時間の旅にMAZDA3を連れ出し、最も印象に残ったのは何かといえば・・・
疲れを全く感じなかったこと。
後述するように完全にストレスフリーだったわけではありませんが、少なくとも肉体的な疲労に関しては皆無といって良いくらい。
それゆえ、往路は240キロをノンストップ、復路も東九州道のSAでワンストップしただけで、一気に周南まで帰ってきてしまいました^^;。これは、上体を適切に支持するシートや、操作感に優れるステアリングをはじめ、究極の"人馬一体"感を目指したという最新の車両構造技術のお陰と考えるべきでしょうね。先々週、アクセラXDを長時間ドライブした際は、それなりに背中や腰に堪えてましたからねぇ。
次に、燃費については予想通りで、アクセラXDが叩き出した19km/L台には一歩及ばず。満タン法で約17km/Lでしたが、昨日までの街乗り分を差し引いた正味では、たぶん18km/Lくらいでしょう。
やはり敗因はギア比の低さで、110~115km/hでの巡航を試みると、6速ギアでも2,750~2,800rpmまで回ってしまうのが痛いところ。復路の80km/h巡航(1,950rpm)では25km/L台の区間燃費をしぶとく維持していたことからも、高速移動の際には、あと3割程度ハイギアード化したオーバーTOPが欲しいですね。
そして、残念だったのはまたもMRCC(マツダレーダークルーズコントロール)の所作。
昨春のSpirit1.1アップグレードで追従走行時の加減速制御に改善が入ったはずですが、相変わらず速度調整は粗く、小刻みに加減速を繰り返す様子が乗員にハッキリ伝わってきます…。ま、SKY-Xエンジンはトルクのツキが良い分、僅かな調整でも挙動に出やすいのかもしれませんが。
それにも増して閉口したのは、先行車の誤検知。
追越車線で右カーブに差し掛かると、かなりの確率で左の走行車線のクルマを前走車と勘違いし、追い越そうとする前に急減速してしまうのです(-_-;)。後続車にとっては傍迷惑な話で、間合いが悪かったら追突されかねません。仕方ないので、右カーブでは手動(足動?)でいちいちアクセルを踏み足して、システムによる急減速を阻止するようにしてました(涙)。
私が全くもって解せないのは、同じようなケースでも、我が家のアクセラXDやCX-3の方が遥かに巧く振る舞ってくれること。つまり、MAZDA3よりも世代が古いにもかかわらず、MRCCの加減速はさり気なく、左車線の順走車を誤検知することも滅多にないのです。(なぜなんだ…)
よって、私の場合・・・
MAZDA3での高速走行ドライブでは、クルコンに過度に頼らず、自分自身で速度を調整していった方が、結果としてストレスなくスムーズに走行できる気がします。
アクセルレスポンスが良いSKY-Xエンジンと、肉体的な疲労が少ない最新車両構造があれば、"人間クルコン"による精神的な疲労も十分帳消しにできる、というのが私の見立てです。
とはいえ、MAZDA3のオドメータは、今回の遠征分を加えてもまだ6,000キロ未満^^;。
小賢しい結論を出す前に、雨の日や風の日、下道から郊外バイパスそして峠道まで、様々な状況下でじっくり検証を続けていく必要がありそうです。
Posted at 2022/05/20 23:47:51 | |
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隠れ家のMazda3 | 日記