
日曜日は家族で県北東部のりんご園へ。
お昼を挟んでのんびりと、果物狩りとバーベキューを楽しむという算段です^^。
周南の沿岸部から現地までは、50km強の距離をひたすら北上していくルート。
ところがビアンテのG-BOOK ALPHAナビが示した所要時間は、なんと2時間(!)。これでは、肝心のお昼時をビミョーに外してしまうではありませんか…。
あまりに予想と異なる到着時間。
それでも私は動揺することなく、三桁国道を快調に飛ばすご機嫌なドライバーやライダーに交じり、淡々と安全運転(笑)を遂行。結局はほぼイメージ通りの1時間強で到着し、先に果物狩りを楽しんでから空腹を満たすという、当初のシナリオ堅持に成功したのでした(^o^)。
更新サービスの打ち切りに伴い、最後の地図アップデートから6年以上が経過するビアンテの純正ナビシステム。
最新の道路情報の反映など望むべくもなく、先日の島根旅行でも何度か迷案内が飛び出しましたが、そんな地図情報の有効性や到着予想時間の精度さえも、私にとっては十分に想定内の話。なにせ14年以上の付き合いですから、まさに勝手知ったる仲。いちいち目くじらを立てるだけ野暮というものです。
ちなみに、旧式ナビより遥かに利口なスマホ案内を私が頑なに拒んでいるのは、無骨なホルダーの装着で折角のインテリアデザインを崩したくないというワガママからですが、すっかり旧態化した"かつての最新機器"が持つ懐かしい雰囲気や、それらと共に記憶されたドライブの思い出に浸っていたい…という未練がましい思いもあったりします。だいいち、最新ナビのガイダンスが必要なら別のマイカーがありますしね。
実をいうと、家族で果物狩りに出掛けたのは
14年ぶりのことでして。
その証拠に、当時のスナップ写真には4才の長男と2才の長女の無邪気な姿、それに納車仕立てのビアンテが…。親の背丈に届くほどに成長した現在の二人を見るまでもなく、いかにインターバルが長かったか、あらためて感じさせる絵面です。
転機は8年前。今は亡き両親が共に重い病気を患って以来、親の世話を託せる兄弟姉妹が私にいなかったこともあって、家族旅行や遠出の機会を実質的に封印されてしまった我が家。加えて、ここ数年はコロナ禍で、子供たちは楽しみにしていた修学旅行までも諦めざるを得ませんでした。
一緒に出掛けやすい小学~中学時代、ろくに旅行らしい旅行に連れ出してやれなかったことは、親としては痛恨の極み。もちろんその間、子供たちは我が家の事情をそれなりに理解し、軽々しく不平不満を口にすることは一度もありませんでした。もっとも、ここ最近は介護と仕事に忙殺される姿ばかりが目立っていたので、口にするのも憚られたことでしょうね…。
だからこそ、私は実親の世話を卒業した今、家族で一緒に出掛ける機会をできるだけ設けて、遅まきながら、子供たちとの思い出づくりに励もうと決めたのです。
すでに長男は今年から他県で寮生活を始めており、家族が集合したくても簡単にできなくなる時が来るのも、もはや時間の問題といえます。
元来、世の中の流行り事を先んじてキャッチしたり、臨機応変に予定や計画を変更したりするのが苦手で、自分のペースでしか行動を起こせない私ですが、これだけはキャッチアップを急がねばと自分自身に強く言い聞かせているところ。
とはいっても、
決して拙速な行動に出るわけではないし、ましてやアクセルペダルを踏み増すわけでもありません。あくまでも物事の優先順位を大きく見直すのであって、自分の満足よりも家族や仲間の満足を真っ先に考えるように努めて意識するだけのことです。
"熱しにくく、覚めにくい"私のスイッチがひとたび入ってしまえば、必死の追走劇が始まる予感が(^^)。
・・・ビアンテ、付いて来てくれるよね?(笑)
Posted at 2022/09/12 21:44:51 | |
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