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2023年01月14日 イイね!

そりゃ、ストライクでしょ。

そりゃ、ストライクでしょ。だって、私は期待して待ってたんですから。
これを"ボール"と判定する理由はどこを探してもないのですよ。

さて、一体何の話かといえば・・・
昨日、欧州向けとして発表された「Mazda MX-30 e-SKYACTIV R-EV」のこと。新型のロータリーエンジンを発電機にして走行用モーターを駆動する、シリーズハイブリッド式のPHEVですね。

そもそも、私がMX-30 EVモデルの購入を決意したのは、昨年のいつ頃のことだったでしょうか…。
一般にEVが新種の乗り物として好感されている点には、メリハリのある加減速性能や圧倒的な静粛性といった、従前のエンジン車との違いを明確に演出した部分があると思います。そんなEVの旨味を平然と無視したかのような、エンジン車然としたMX-30 EVの独自の味付けに「驚き」と「らしさ」を感じ取ったのが全てのきっかけでした。かねてから、次期マイカーでは現所有車にないパワーユニットを選ぶと決めていたこともあり、総電力量35.5kWhというハンデも承知のうえ、私はマツダ初の量産EVをマイカーに迎え入れる重大な決意をしたのです・・・一旦はね(笑)

ただ、私がずっと気にしていたのは、大好きなロータリーエンジンの動向
もっとも、厳密にいえば…私が好きなのはREの技術自体というよりも、幾多の困難を"飽くなき挑戦"で乗り越えて実用化した技術者の執念や志だったり、その後、開発時よりも遥かに厳しい逆風を受けながらも、自社を象徴する固有技術として大切に育て続けたマツダの意地やプライドだったりするのですけどね^^。

そのマツダが最新の環境対応戦略に掲げる「マルチソリューション」のアプローチの1つに、レンジエクステンダーとしてREを活用することは早くから公表されていました。
古くは学生時代に4ローターサウンドの咆哮に聞き惚れ、1997年にFD3Sを購入して以来、四半世紀にわたってRE車を所有し続ける筋金入りのREファンの1人として、RX-8の生産終了をもってRE車の系譜が途絶えてからすでに久しく、また、一段と高い自動車の環境性能が求められるこの現代にあって、もし何らかのカタチでマツダから新たなREの提案がなされることがあれば、すぐさま諸手を挙げて応援せねば!と、ずっと待ち構えていたのですよ。
そして
その待ちに待った新提案が、一度は覚悟を決めたはずのBEV購入で少なからず懸念材料となっていた、航続距離や充電難に対する不安を確実に和らげる方向に作用するとしたら、一体どこに不満があるでしょうか(笑)。

あっ…強いていえば、一充電走行距離256kmのBEVでも受け入れるつもりだった「強い覚悟」が霞んでしまうのが悔しいですけど(爆)、MX-30のメインユーザーの想定が嫁さんである以上、運行上の不安要素は最小化しておきたいので、今回のR-EVを本命視するのは妥当な判断と思っています。

あとは・・・
メディアの「日本市場にも導入予定」の記事をただただ信じて待つのみです^^。

あらためて、
今回のR-EV発表で私が強く感じたのは、マツダの意地。誤解を恐れずに言えば、それが唯一かつ最大の共感要素なのかもしれません。
なぜって、それこそ単純に熱効率の優劣でいえば、理論的にも勢力的にも、世界中で研究され尽くしたレシプロエンジンに敵いっこないわけです(残念ながら)。きっと、レンジエクステンダーにせよシリーズハイブリッドにせよ、REは発電用エンジンとしての効率では少なからず分が悪いことでしょう。でも、そんな一面も承知のうえ、常に何らかの独自価値を見つけ出して新たな提案に結び付けようとする姿勢や心意気に、自社のブランド構築に重要な影響を与えた固有技術に対する敬意や愛情を感じるし、それこそがプライドに他ならないと思うのです。

私はREファンとしてそこを大いに評価したいと思いますし、この際、新型のロータリーエンジンが駆動用のユニットであるかどうかは、私にとっては大きな関心事にはなり得ないのです^^。
Posted at 2023/01/14 23:51:08 | コメント(4) | トラックバック(0) | 隠れ家のMX-30 | 日記

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小学生の時代に到来したスーパーカーブームがほぼ終わりかけた頃、極めて身近な存在だった国産車、とりわけ強烈な個性が滲み出る'50s~'60sの旧車に強い興味を持っ...
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