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2023年12月12日 イイね!

ひとまずの所感。

ひとまずの所感。ついに我が家にやってきたMX-30。
堪え性のない私には"異例中の異例"としか形容できない、果てしなく長い(笑)待ち時間を経ての納車となりました。

まずは目玉である e-SKYACTIV R-EV システムの話題が先行していますが、そもそもこのマイカーのポジションは、近距離移動を中心とする嫁さん専用車でありまして・・・あっ、ここでいう専用車の意味は
 「嫁さんしかこのクルマに乗らない」
ではなくて、
 「嫁さんはこのクルマしか乗らない」
なんですけどね^^;。

そんなわけで、発電RE以外の部分について感じたことを少々。

⬛躾の良さを再認識

結論からいうと、あらゆる運転操作に対する反応がリニアで過不足なく調律されているのがこのクルマの特徴であり、美点だと感じます。

何も考えずに操作をしても違和感が生じることがなく、ストレスフリーな運転ができる自然さ。私が同種の好感を抱いたのは1年半ほど前、MX-30 EVモデルを初めて試乗した時でした。タイムラグなしに即応する駆動用モーターの味付けを、あえて人間の素直な感覚に合わせた設定に。EVであることの特別感を誇示するような意図的な演出を排除した、一見すると地味過ぎるまとめ方。私はそこにマツダらしい一貫したポリシーを感じたし、それまで無関心だったEVが一気に次期マイカー選びの対象に入ってきた、記念すべき瞬間ともなったのです。もちろん、e-GVC Plusを得たハンドリングも然りで、ドライバーの意思通りに気持ち良い反応を見せてくれましたよ。

そんな強烈な印象を残したEVモデルよりも車重が130kg増したRotary-EVには、より出力の高い駆動用モーターを搭載。これで重量増の影響が巧みに相殺され、EVモデルと遜色ない爽快なフィーリングが(納車されてから)確認できたのは、ホントに安堵の一言でした。


⬛ビミョーな着膨れ感

つい数日前まで手塩にかけてメンテしてきたCX-3と比較すると、MX-30は全長で120mm、全幅で30mmほど上回り、歴代の嫁さん専用車で最大の占有面積に達しています。
それに輪を掛けるのが全高のアップ。数値としてはCX-3比で「+45mm」。さらに、前車比のこの数値と同じくらい気になるのが、同じMX-30のガソリン車(M Hybrid)との比較。Rotary-EVは上屋の高さが15mm高く、最低地上高が50mm低いのです。これは床下に17.8kWhのリチウムイオン電池を収めるための上下方向の按分なわけですが、ボディ全体が15mmも嵩上げされると、もはや同じMX-30でもコンパクトな印象は皆無。平面的な肥大化も合わせて、毎朝恒例の窓掃除では、フロントガラスに手を伸ばしながら「うーん、デカイなぁ…」と困惑することしきり(-_-;)。
まぁ、これは夫婦共々慣れていくしかありませんね。


⬛触感はあと一歩

唯一私が残念に思うのが、ボタンやノブを操作した時の質感です。とくに気になるのがインパネ周りのスイッチの節度感。押下時の反応がカチャカチャしていて質感に乏しく、私が3年前に購入したMAZDA3とも違うのです。同様にドアハンドルの操作感や施解除時の反応音も、相対比較だとやや物足りなく感じてしまう感じ。…ここは比較対象(車種/年式)が妥当でないのかもしれませんが、一般に、500万円近いクルマに期待する質感には届いてないような気がしますね(^_^;)。


⬛できれば2人までで?

二日間にわたり家族3人で外出を繰り返してみた限りでは、やはりフリースタイルドアでは、乗降時の利便性で後席乗員が割を食うのは致し方ないところ(-_-;)。
今回、快活な高三の娘は興味深そうに"あなぐら的"な後席空間への出入りを楽しんでくれましたが、新鮮味が薄れると面倒臭く感じるでしょうし、そもそも体の柔らかい若者でなければ、乗り降り自体も決して易しくはないはず…。そして何よりも、後席乗員に非がないにも関わらず、必ず前席乗員の介助を要するという理不尽な構図が、傍で見ていた運転手の私としては不憫でならなかったのです(笑)。
とはいえ、フリースタイルドアはMX-30の個性の象徴。大人3人以上で利用する際は、できるだけ前後席の交代を企てて、せめてもの公平感の演出に配慮すべきかもしれません^^;。


(あとがき?)

・・・などと思い付くままに書きましたが、やはり最大の関心事はEVという新しい乗り物の味利き。私がRotary-EVを導入した一番大きな意義は、将来の電動化時代を睨んだEVライフ体験の入口に、電欠や充電難の心配をせずに入っていけることに他ならないわけでして。
そんな壮大で?自己犠牲的な実証実験を、マツダのヘリテージの鼓動を感じながら進められると捉えたら、やっぱりコアなファンには堪らないんですよねぇ(^O^)。

(こりゃあ重症だわい・・・)
Posted at 2023/12/12 20:20:10 | コメント(4) | トラックバック(0) | 隠れ家のMX-30 | 日記

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小学生の時代に到来したスーパーカーブームがほぼ終わりかけた頃、極めて身近な存在だった国産車、とりわけ強烈な個性が滲み出る'50s~'60sの旧車に強い興味を持っ...
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