
水曜に自宅に届いた二通の封書。
表にはゆうちょ銀行と書かれているものの、この時期、全く心当たりの案件はありません。不審に思いつつ中身を覗いてみれば、そこには「還付金」や「受け取り」などの怪し気なワードがちらほら。
ん?
まさしくこれは、最近ハヤリの特殊詐欺の手口??
疑念が最高潮に達した次の瞬間、ふと目に入ったのは「自動車税」や「広島県」の文字。
むむ?
たしかに、落ち着いて隅々までしっかり眺めてみると、振込口座の指定もなければ、プリペイドカードの購入指示もなく(笑)、どうやらお金を搾取される雰囲気ではなさそう。
ただし「詳しくは別送の通知書で」との罪な説明書きが、依然として不審さを煽り続けるのです。でも
ん、待てよ・・・
広島、自動車税、還付・・・
あぁっ!
そう、1ヵ月ほど前にピンポイントで話題になった、ロータリーエンジン車に対する自動車税の過大徴収分を広島県が還付する件に違いありません。
あ、過大徴収といっても・・・我々ユーザーサイドからいえば、従来通り「1.5倍」のレシプロ排気量換算に従って課せられたロータリーエンジン車お決まりの税額を、当然の如く納付していただけ。
ただ、2019年の条例改正の際に、広島県が1.5倍換算に関する従来規定を盛り込み忘れていた点がこのたび問題視されたもの。つまり、広島県では条例上ここ数年間、(他県とは違い)ロータリーエンジン車の排気量を換算係数なしの「単室容積×ローター数」に減免してくれていたわけですね。
なんたる地元愛!(笑)
そして…
1,308cc扱いで280psとは
Ⅴ型FD3Sも大したもんだ!(違)
(…1,308ccでリッター5キロはないじゃろ 爆)
なんて冗談はさておき、折角の還付金ですから、有難く最寄りの郵便局で受け取ることにします。(広島ナンバーのままで良かった 笑)
ちなみにこの手の話になると、税制上の換算係数の是非が論じられがち。
そもそもレシプロとロータリーは機構が全く違う内燃機関なので、単純換算すること自体に無理があると思いますし(13Bを1,308ccと見なす計算の根拠もね)、私はむしろ当初のレース界(2.0倍)と同等かそれ以上の係数を課せられても不思議ではない機構であり、出力であり、燃費である(笑)、と個人的には思っています。
Posted at 2024/03/14 18:20:31 | |
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