
・・・すでに敷地内移動で1km減ってますけど(笑)。
何の話かといいますと、満充電時にメーターに表示される
残EV走行距離の値。
そう、カタログにおいて、WLTCモードの"充電電力使用時走行距離"もしくは"EV走行換算距離"として、総電力量17.8kWhのMX-30 Rotary-EVが「107km」と謳っている性能値です。ま、EVでは一般的に最も興味を持たれるであろう「充電したら何キロ走れるか」の目安となる数字ですね。
我が家のRotary-EV、昨年12月に100%充電で納車された時には「87km」を示していたものの、今年3月から本格的なEV運行に入ってみると、充電直後の値は80km台の前半をウロウロ。
こうしてカタログ値の八割にも満たない状況が暫く続いた後、GW連休を挟み日々の運行パターンが落ち着いてくるとジワリ伸長。納車時を上回る88〜89kmを何度かマークし、このたびやっと90km台に(一瞬ながら)到達した次第です。
これでカタログ値の達成度は84%まで上昇。
でも相変わらず、数値が改善した主要因が外気温なのか、直近の電費実績なのか、はたまた充電の頻度や開始時のSOCなのか、その按配はまるっきり理解できていません(苦笑)。
たしかに今回の充電の直前、嫁さんの実家往復に担ぎ出し、平均電費の数字が改善していたのは事実ですけど、なんたって乗り始めてまだ半年。冬→春→初夏という季節要因も今ひとつ見定め損ねていたりします^^;。
ウーン、それにしても・・・
規定の条件下で算出されるカタログ値が実勢値と乖離してしまうのはよくある話で、それは自動車ユーザーの間ではもはや一般常識。仮に、カタログに"燃費30km/L"と謳われていたとしても、それを100%真に受けるお客さんもいなければ、あたかもその数値が保証されているかのように商品説明する営業さんもいないはず。
なのに、Rotary-EVの説明時に
「大半のEVユーザーは1日100kmも走行しない」
と語り、世のEVとしては極めて短い「一充電走行距離:107km」でも充分実用に耐えると主張するのは如何なものか?と私は思うのです。
だって、実力値はその100kmにさえ届いてないんだから(-.-;)。
あくまでも実態を重視し、八掛けの85kmでストーリーを組み立てるとか、それが嫌なら八掛けでも100kmを確保できるバッテリー容量にしておくとか、従来の燃費性能と同じように、現実的な誤差やバラつきを含めて誠実に説明するのが筋だと思うのですがねぇ。
まぁ幸い、我が家のRotary-EVは…平日は僅か数km、偶の週末に一気に数百km、という偏った稼働状況なので、充電電力だけで走り切れるかどうかの瀬戸際に身を置くことはほぼありませんが、コンスタントに70〜80km走行するような場合だと、秘かにハラハラすることが多いかもしれません。
もっとも
Rotary-EVは非常用の発電機付きEV(笑)なので、たとえマイレージの目論見が少々外れたところで、暗い夜道で電欠ストップ…なんて恐怖の事態には発展しないんですけどね。
でもやっぱり…
「オレを完全に信用するな」とか
「話八割で聞いとけ」
なんて前置きされてから何か喋られても、そんな人の話、スッと頭の中には入っていかないですよね、フツウ(苦笑)。
Posted at 2024/06/11 20:56:42 | |
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隠れ家のRotary-EV運行