
丸一日遅れた慰労の声掛けは・・・
私自身に対してではなく(笑)、我が家随一のグランドツアラーであるアクセラXDに向けて。
なんといっても、生憎の大雨に見舞われた日曜日、期待通り500kmの日帰りドライブを余裕でこなしてくれましたからね。
豪雨や濃霧で前後左右の視界が劣悪だった今回の高速道路走行。普段以上に安全確保に気を遣わざるを得ない状況下で、有り余るトルクのお陰で速度維持が容易なアクセラXDは本当に頼もしい存在でした。もし、やや線の細いMAZDA3(X)を担ぎ出していたら、おそらくこの二倍は疲れていたことでしょう。
例えば、登坂車線のあるような急坂ではMAZDA3はMRCCの指定速度を維持できず失速することもしばしばですが、アクセラXDは嫁さんとの二名乗車にもかかわらず、そんな場面は一度もなかったですからね。
今回のウェット起用は大当たりといって良いでしょう。
さて
最近は思うところあって、高速道路では「
制限速度+10km/h以内」で大人しい走行を心掛けている私。
かつてRX-7でサーキット走行に興じていた頃は一発免停ギリギリの速度域を常用してましたから、これはまさに宗旨替えともいえるレベル。当時を知る仲間からしたら、信じ難い大変身かもしれません。そういえば、嫁さんも昔は「高速道路で抜かれた記憶がない」と証言してましたっけ^^;。
そんな行動変容の影響で往復500kmの所要時間はトータルで1時間も増え、休憩込みで"7時間耐久レース"と化してしまったものの、逆に疲労度は明らかに軽減したというから思わずビックリ。
巡航の速度域を大きく下げた結果、メーター表示やカメラに過敏にならなくて済むのは勿論^^;、追い越す際の速度差も小さくなるし、深めの轍でハイドロを起こすリスクも減るので、相応の緊張感を伴う危険予知の連続からも解放。この積み重ねが雨天のロングドライブで負担軽減にハッキリ効いたというわけです。
えっ、今頃それに気付いたの?
と嘲笑されてしまいそうですけど、私のハイウェイドライブの基本スタイルは、今も昔も「定速巡航」に変わりはありません。
(※クルコン機能の有無に関係なく)
単に目前の車両に追従していく運転とは対極にあるこのスタイル。定点観測こそが周囲のあらゆる危険にいち早く気付ける極意だと信じて疑わない私ですが、従来はその設定速度が高かったのが災いし、その実現を妨げる他車の多さに幻滅していたのが正直なところ。単純に巡航ペースが違う車両もあれば、速度が激しく上下する節操のない輩も結構いてですね(-.-;)。
それが、自らの巡航速度を下げるだけで全く違う世界が見えてきたものだから、もはや狐につままれたような心境。前後の状況に応じ、5km/h単位で設定速度の微調整は随時行いましたが、意外なくらい平和裏に定速巡航ができたのです…。
彼是37年目になる自動車の運転もなかなか奥が深いものだと、あらためて感心しています。
Posted at 2024/06/25 01:06:31 | |
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