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2025年10月19日 イイね!

鮮やかに復活

鮮やかに復活このたび約2年のブランクを経て、我が家の嫁さん専用車に復帰することになったCX-3。

シブくて上品な佇まいだったセラミックメタリック色の20S Lパッケージと比べると、このエアログレーメタリック色のXD ビビッドモノトーンは少しばかりギラギラとした印象を受けます。しかし、こうして定位置のカーポート下に収めてみれば、以前と何ら変わらない日常の光景に見えてしまうから不思議なもの。生前の母親や、まだ中高生だった我が子たちが、今にも助手席から笑顔で降りてくるかのような錯覚に陥ります。

明日で納車からちょうど1週間。早くも先週、嫁さんの普段の足として難なくスタートを切り、マイレージを70km程重ねた新CX-3。実は私自身、同型車の2度目の購入とは思えないほど既視感のない新鮮な受け止めができていて、予想以上に会心の再起用になったと喜んでいるところ。(これなら放出されたMAZDA3も浮かばれます)

自分でも驚くほど新鮮味を感じている理由が、単に新車で浮かれているだけではないのは明らかなので、気分の良いうちに少々分析をしてみることにします^^。

前車との対比において大きく変わったのは、まずインテリアの雰囲気。
以前のCX-3では、DEデミオからDJデミオと続いた明るい内装色の流れを引き継いでピュアホワイトをチョイスしたので、今回のブラック内装は色合いが一変。直前までの嫁さん号・MX-30も明るめのグレー/ホワイト内装だったため、色調の暗さがマイナス要素になると思いきや、さにあらず。過去に黒基調の内装を選んだマイカーは2007年のベリーサ以来の久々とあって、スポーティーなブラック内装の雰囲気が、かえって新鮮に映ったのでした。これは全く意外な結果でした。

次の大きな変化ポイントはエンジン。
2.0Lガソリンから1.8Lディーゼルターボへの転換は、耳に届く音といい、体で感じるトルク感や加速フィールといい、ほとんど共通性を感じない…というか別物。
とりわけ、私がレスポンスのリニアさを好感していた20Sを引き合いに出してしまうと、踏み込んでから一拍二拍遅れてトルクが立ち上がるXDは明らかに分が悪いはず…。ところが予想していた程にはネガに感じず、これまたビックリ。

それまでの私は、車検の代車でこのS8エンジンにあたるたび、踏み始めのややモッサリとしたレスポンスと、遅れて太いトルクが湧き出すギクシャク感に閉口していたし、実際に我が家のS8エンジンも全く同じような反応を露呈してはいるのです。
にもかかわらず、今回私が別段ストレスを感じなかったのは・・・おそらくMX-30 Rotary-EVでモーター駆動車という新種を体験してしまったから。あそこまで見事にリニアな加減速のレスポンスを作り込まれてしまうと、エンジン車におけるリニアさ云々などすっかり霞んでしまったのです。いわば「まぁ…そんな細かいこと言ってやりなさんな」の心境ですかね。結局のところ、感覚が研ぎ澄まされたのか鈍ったのかはわかりませんが^^;。

そして忘れてはならないのが、FWDからAWDへの変更。
かの「i-ACTIV AWD」が真価を発揮する走行シーンは未体験ですが、エンジン分も含めて「130kg」もの重量増は、総じてクルマ全体の挙動を落ち着いたものにしていると感じます。かつての20Sは車重1240kgで、軽やかさと重厚さを併せ持っていた印象ですが、さすがに1370kgに達した今回は後者が支配的。この重さは同時に、私が忌嫌うトーションビームリアサスの横っとび現象をうまく抑え込んでいる気もしています。それでいて、車重が1800kg近いRotary-EVよりは遥かに挙動が軽快ときているから誠にイイ案配でして(笑)。

こうしてみると
私の場合は、同じコンパクトSUVのカテゴリーの中で、CX-3 20S(FWD)の次にMX-30 Rotary-EVというモーター駆動車を挟んだことが、結果的に今回のCX-3 XD(AWD)の印象を大きく好転させたと言えそうです。
そのRotary-EVは、晴れて私のメインカーとなったのを機に、嫁さんとの共用時代には踏み込めなかった自分流のカスタマイズに着手。納車から2年近く経つ今頃になって、あらためて新車を迎え入れたようなワクワク感に浸っているところです^^。

さて・・・
かねてから"用途別●台体制"を標榜し、複数保有での効果的な使い分けを推進してきた私にとって、1台で卒無く全てをこなす優等生のSUVは、本来であれば相容れないはずの存在(笑)。しかし、そのSUVがマイカー4台中で2台までを占めることになった現実は、自らが招いた結果として直視しなければなりません。現行マツダ車の偏ったラインナップの影響も強く、やや不本意な部分は残りますが、新たな布陣でより良い棲み分け/使い分けを追究していきたいと思います。
Posted at 2025/10/19 17:48:07 | コメント(1) | トラックバック(0) | 隠れ家の新CX-3

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小学生の時代に到来したスーパーカーブームがほぼ終わりかけた頃、極めて身近な存在だった国産車、とりわけ強烈な個性が滲み出る'50s~'60sの旧車に強い興味を持っ...
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