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Nuk-P@RailStarのブログ一覧

2011年06月30日 イイね!

突き抜けるような青(に想う・その3)

突き抜けるような青(に想う・その3)発売間近の新型デミオの話から、一転してふた昔も前のランティスクーペの思い出話に飛んでしまいましたが、今一度、今回のバターケーキ・・・もとい、デミオの話に戻します。

土曜日の特別内見会では、普段よりも多くのお客さんがディーラーに足を運んでいたことは先日のブログで報告した通り。

来場プレゼントを見ても、写真のように豪華なバターケーキ(←しつこい)や、目新しい組み立て式のティッシュボックスが登場。
これが結構分厚い紙でできた頑丈なもので、見栄えも良く、そこそこの耐久性も期待できそうな逸品でした。
奇しくも3年前、ビアンテのデビュー時には、”サイコーファミリー”のマグネットと、薄いペーパークラフトのビアンテ(=すぐにカタチが崩れる・・・)だったので、ブランニューの新型車とマイナーチェンジ車との差異を考慮すれば、いかにマツダが今回の新型デミオの販売促進に力を入れているかがわかります。

裏を返せば、昨今のHEVやEVの業界トレンドに追従せず、従来型エンジンの可能性を徹底追求すると公言しているマツダにとって、このSKYACTIV TECHNOLOGYこそが当面の生命線であり、メーカーの威信、そして社運をかけた技術なわけです。
そのトップバッターの新型デミオを絶対に成功させなければという、全社を挙げた決死の覚悟じみたものを、一連のTV-CMやオフィシャル動画、そして身近なディーラーの対応などを通じてヒシヒシと感じるのです。
そういえば、マツダ787Bのルマン優勝車が本格レストアを受け、20年ぶりに栄光のサルテサーキットに凱旋したのも、ロータリーエンジンやSKYACTIVの技術開発に一貫するマツダのチャレンジスピリットを、あらためてアピールするためでしたよね。

それだけに、まずはエンジンのみで”全身SKYACTIV”ではないものの、期待の次世代技術を初めて市販車として採り入れた新型デミオのパフォーマンスに注目せずにはいられません。鮮やかで爽快なアクアティックブルーにすっかり惹かれてしまった私など、尚更です。
このデミオが国内市場で高く評価され、HEVやEVだけがエコカーという昨今の偏った見識に一石を投じてくれたら、環境対応への出遅れを指摘され続けたマツダもどっこい存在感をアピールできるし、ファンも少しは溜飲を下げられることでしょう。

このデミオ、何となく我が家の次期車両購入計画に大きな影響を与えそうな気が。
お・・・おかしい、私には心に決めた意中のクルマがあったはずなのに・・・(-_-;)。
(リッター9.0か、リッター30.0か、究極の選択ですね 爆)
Posted at 2011/06/30 21:53:03 | コメント(2) | トラックバック(0) | 隠れ家のマツダ | 日記
2011年06月28日 イイね!

突き抜けるような青(に想う・その2)

突き抜けるような青(に想う・その2)いきなり古いカタログの一頁から始まりますが・・・

ディーラーで新型デミオ「13-SKYACTIV」の爽やかなアクアティックブルーを眺めながら、ふと私の脳裏に浮かんだ懐かしいボディー色がありました。

時は私が社会人になった1993年のこと。
この年の夏、大分・オートポリスでのサーキット走行会で、私は愛車エチュードのエンジンに深刻なダメージを与えてしまい、急遽、次のクルマ(戦闘マシン)を探す必要に迫られました。
そんな折り、まるで私を待ち受けていたかのようにズバリのタイミングでマツダから発表されたクルマが、ランティスという5ナンバーサイズのFF車でした。

このランティス、マツダの基幹車種・ファミリアと多くのメカニズムを共用する一方で、外観デザインは全くの別物でした。
加えて、「タイプR」というトップグレードでは2000ccのV6エンジンを搭載し、16インチ・50偏平タイヤを標準装着するなど、当時のクラス概念を覆すほどの強い個性を持ったクルマでした。
当然ながら、目一杯の走り志向だった私はこのクルマの登場に激しく共感。
順次サーキット走行用のモディファイを加えていく前提で、まるっきりメーカーオプションの無い”素の”クーペ・タイプRを、現車もろくに確かめずに注文したのでした。

こうして、機種はすんなり決まったものの、最後まで悩んだのがボディーカラー。

クーペのイメージカラーはスパークルグリーンという鮮やかな緑色。
のちにNAロードスター最後の限定車(SRリミテッド)や、果てはファミリア、初代デミオといった量販車種にまで広く展開される運命となるのですが、当時はランティスクーペだけの専用色だったのです。
しかも驚くなかれ、このスパークルグリーンを選んだ瞬間に、インテリアカラーも自動的に”ターコイズ”と呼ばれるグリーン調の色へ。シートの生地はいうまでもなく、ドアトリムやインパネ上面までもグリーン調で統一されるという、徹底したカラーコーディネーションでした。
私はこの鮮やかなメタリックグリーンのボディーカラーと、個性的でお洒落なインテリアカラーが大変気に入っていたのです・・・・が、なんと、換装予定だった手持ちのRECAROシートの色がブラックだったという(今から思えば)些細な理由によって、まるで’70年代のマツダ車を思わせるような、大胆でユニークな色使いのインテリアを候補から外してしまったのです。

これは今振り返っても大いに悔やまれる選択で、もしスパークルグリーンのクーペを手にしていたなら、大人5名がきっちり座れる抜群のパッケージ、上質な回転フィールのV6エンジン、塊り感みなぎる超個性的なデザインなど、数多あるランティスの美点と相俟って、この移り気な私をして、ひょっとすると未だに手放さず大切に乗っていたかも・・・とさえ思わせるのです。
ま、絶対に所有し続けていた自信はありませんが、もしタイムマシンで当時に戻れるなら、迷うことなく色コードを変更してオーダーし直すに違いありません(笑)。

ただ、こうして次点候補から繰り上がった「クラシックレッド」のボディーカラーは、私に生涯忘れ得ない貴重な原体験をもたらすことになります。それは、クルマに乗り込むときの「気持ちの昂ぶり」
真紅のボディーカラーと対峙するたびに、心拍数が上昇するのを感じ、思わず「よぉし、行くぞ!」とテンションが上がるのです。
ランティスクーペとの3年半ですっかりこの感覚が染み付き、どこか快感にすら思うようになった私は、3年間のブランクを経た後、ヴィンテージレッドのRX-7、そしてチリオレンジのビアンテと続く、程良く(?)スパイスが効いたカラー路線を歩むことになったのでした。

そんな私のカーライフの重要な局面を思い起こさせたのが、今回のデミオのアクアティックブルーでした。

もちろん色の好みは人それぞれで、私にとって印象深いカラーも、他の人には全く響かなかったりもするわけですが、私がマツダに強く言いたいのは、クルマのイメージカラーは大切にして欲しいということ。

新車のデビュー時、CMや紹介記事で主役を占めるイメージカラーは、いわば商品の顔の重要な一要素。
実際の販売比率がああだこうだ言う以前に、一旦そのカラーに新商品のイメージを背負わせたわけですから、作り手の都合でさっさとカタログから落としてしまうのはあまりに無責任に思います。
たとえ、ユーザーの最終選考まで残る確率が低いカラーであっても、その存在やインパクトがユーザーの関心を惹き、購入検討の間口を広げたとすれば、一定の役割を果たしたことにはなるわけですし。

目に見える範囲の効率をあまりに優先した結果、無個性なカラーラインナップを招き、商品の魅力を損ねてしまうことのないよう、しっかりとポリシーをもってイメージカラーを選び、そして、育ててもらいたいですね。
アクアティックブルーの今後に思いをはせながら、とりとめも無くつぶやいてみました。
Posted at 2011/06/29 23:19:34 | コメント(0) | トラックバック(0) | 隠れ家のマツダ | 日記
2011年06月26日 イイね!

梅雨の小旅行

梅雨の小旅行週末は久々に家族で県外へ脱出し、嫁さんの実家で一泊。

この程度の小旅行ならベリーサでも難なくこなせるのですが、今回はお米を沢山持ち帰る使命があったのと(笑)、傘が必須っぽい雲行きだったことから、スッコーン・・・ではなく(これはフレンディ)、スペースに余裕のある"大空間"ビアンテを担ぎ出しました。

緑一色の山間とチリオレンジという異色のコントラストも早3年目。最初は違和感アリアリでしたが、私たちはもうすっかり見慣れた感じです。

ちなみに、前回の帰省はというと子供たちの春休み中。
強行軍だった鳥取旅行の帰途、夜遅くに到着するというドタバタ劇だったので、今回のようにゆっくりと夕飯の食卓を囲めたのは久しぶりのことでした。

おまけに、梅雨時の帰省は過去あまり記憶になくて、夕方に子供たちと家の周りを散歩すると、オタマジャクシから変身したばかりと思われるカワイイ子蛙とたくさん出くわすことに。
カエルを捕まえようと躍起になる長男と、半泣きでカエルから逃げ回る長女。見事なまでに対照的な二人の反応に思わず笑ってしまいました。
もちろん、夜は周囲一帯でカエルの大合唱を聞かされたことは言うまでもありません(^^ゞ。

ビアンテの方は、先週のレインX効果で行き帰りの視界は極めてクリア、とても快適な往復200kmの旅でした。
日曜の朝方、ボディ表面が沢山の水玉を湛えていたのに対し、ウィンドウ周りはキレイさっぱり水滴が流れ落ちている様子には、思わずニンマリしてしまいました。

来たる7月は、いよいよ初回車検の月。
できるだけ子供たちの夏休みが始まる前に入庫させたいと思います。
Posted at 2011/06/30 23:31:30 | コメント(0) | トラックバック(0) | 隠れ家のビアンテ | 日記
2011年06月26日 イイね!

給油(58回目B)

週末、久々に広島往復の小ドライブをこなした我が家のビアンテ。

出発時にちょうどハーフタンクだったので、行きを山陽道、帰りを中国道経由とした変則的な往復200kmの旅もギリギリこなせると踏み、とくに給油の機会は設けずにスタート。
もちろん給油カードは携行しておきましたが、その後の針の下がり具合は想定の範囲内で推移し、帰途の最後、鹿野ICで中国道を降りる直前になって残量警告灯がボンヤリと点灯。
一応、周南市エリアまでランプの点灯を見ずに帰り着いたわけです(それにしても、周南市も随分と広くなったものです・・・)。

そのまま30分ほどかけて国道315号線を南下し、市街地へ。
ディーラーに立ち寄った後、自宅へ戻る直前でいつものENEOSスタンドへPITインしました。

さて、今回の燃費は・・・
 ☆8.50km/L (446.3km/52.49L)
と、前回の6km/L台の悪夢は完全払拭できたものの、平均燃費を下回る結果に・・・。

今回の小旅行で、少なくとも後半の200km分は10km/L前後の燃費をマークできたはずと仮定すると、逆算によってはじき出された残り250km分の平均燃費は、「7.7km/L」。
春先に記録した三回連続7km/L台の数字が実証するように、我が家のビアンテは街乗り中心だとまさにこの辺りの数値をウロウロするので、冷静に考えてみれば8.5km/Lという結果も納得できるような気もします。

それより気になったのは、アップダウンの激しい中国道にて折に触れ感じた余力の無さ。
これまで、5速クルージング中にロックアップの入切で対応できた(と記憶している)ちょっとした起伏を乗り切れず、微妙に踏み足したアクセルへのレスポンスが得られないまま巡航速度がジワジワと10km/hくらい低下・・・止むを得ずパドルSWでダウンシフトして4速で再加速、というシーンが幾度となく繰り返されたのです。

ドライバーにとって無視しがたいストレスを生んだ今回の物足りないパフォーマンス。
果たして3年相応の劣化分なのか、それともお米の積載「+20kg」の特別ハンデが効いたのか・・・。
もうすぐ来る車検の機会が、きっとその解のヒントを与えてくれることでしょう。
2011年06月25日 イイね!

突き抜けるような青(に想う・その1)

突き抜けるような青(に想う・その1)地元ディーラーからの気合いの入った招待状に誘われて、家族で出掛けてきました。(決して、来場プレゼントのバターケーキにつられたわけではありません)
マツダ期待の新エンジン「SKYACTIV-G 1.3」を搭載した新型デミオの特別内見会です。

私達が訪れた店舗にはまだ試乗車が配備されておらず、もっぱらの情報源といえばショールームの展示車とカタログ類といったところでしたが、それでも得意客を中心に注目度はかなり高かったようで、店内の接客テーブルはずっと満席に近い状態でした。(んー、やはりバターケーキ効果?)

さて、ショールームに鎮座する新型デミオでまず目を惹くのは、アクアティックブルーという新ボディー色。
アクセラのセレスチアルブルーほど刺激的ではないけども、プレマシーのクリアウォーターブルーよりも自己主張の強い、鮮やかで個性的なブルーです。
聞けば、今回の新エンジン搭載グレード「13-SKYACTIV」の専用色だそうで、そう言われてみれば、最近の「SKYACTIV TECHNOLOGY」を全面に押し出したマツダの広告戦略と、色彩的なイメージがピタッと一致していますね。

そしてもうひとつ目を惹くのが、同じく鮮やかな青に塗られたエンジンの化粧カバー
基本的に今回のデミオ、外観上の変更は今時のマツダ顔に揃えるためのフェイスリフトがメインで、いわば一般的なマイナーチェンジの範疇。
しかし、メカニズム的には、従来と同排気量ながら全く新しいエンジンを追加搭載してしまうという大変貌。まるでショーモデルのような大胆で鮮やかな化粧カバーの存在ひとつとっても、このクルマに賭けるマツダの意気込みがヒシヒシと伝わってきます。
ディーラーにとっても久々の、”置くだけでそこそこ映えるクルマ”なのではないでしょうか(笑)。

インテリアに目を移すと、シートマテリアルがリニューアルしている他は、とくに目立った変更はなく、むしろ、この三代目デミオのデビュー当時の斬新なデザインイメージがまだまだ賞味期限内という感じ。
もっともこれは、私が普段、ベリーサのボクシーな空間を見慣れているからなんでしょうけど・・・。

それにしても、圧縮比14.0とか、燃費30km/Lなんて、これまでのマツダ車になかった異次元な数字の世界。
(BHファミリアのリーンバーンエンジンに「60km/h定地燃費:31.8km/L」ってのはありましたが・・・)
涼しい顔で7km/L台を連発する我が家のベリーサに聞かせたら、間違いなく卒倒することでしょう(苦笑)。

マツダが2009年の東京モーターショーで「SKYコンセプト」をぶち上げて以来、早くも2年が経過。
コンセプトカー・清の「32km/L」という数字に、その技術や発想の素晴らしさは伝わったけど、「言うだけなら誰でもできる。マツダはホントに実現できるの?」と、たとえ好意的なファンであっても疑念は拭い切れなかったはず・・・。
でも今回ばかりは散々待たせてくれた分、それだけのものになってそうな気がします。
おまけにマツダは「走りの面での妥協は一切なし」と言い切っているわけですから、新型デミオは従来よりも一味も二味も違う、新次元のMazda車の世界を表現しているのかもしれませんね(^^)。
ちょっと(いや、かなり?)楽しみになってきました・・・。
Posted at 2011/06/28 23:29:43 | コメント(1) | トラックバック(0) | 隠れ家のマツダ | 日記

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小学生の時代に到来したスーパーカーブームがほぼ終わりかけた頃、極めて身近な存在だった国産車、とりわけ強烈な個性が滲み出る'50s~'60sの旧車に強い興味を持っ...
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