
本日、まさかの5km/L台の燃費を叩き出してしまった我が家のビアンテ。・・・振り返ってみるとその兆候は春先からありました。
まず気になったのは、定速巡航時の力不足。
アップダウンの激しい中国自動車道で上り坂に差し掛かり、じわっとアクセルを踏み足した際の反応がどうにも鈍くて、結果的に従来よりも一段低いギアを多用することになったのです。
次第にそれは燃費にも徐々に表れ始め、街乗りの数値が7km/Lで頭打ちになり、7km/L台後半から前半に、そしてついには6km/L台に突入・・・。
時を同じくして高速燃費も伸び悩むようになり、広島まで高速道路往復をこなしても二桁燃費に届かないケースが頻発するようになりました。
もちろん、春先から初夏、そして猛暑の夏本番と、季節が進むにつれてエアコンの稼動率が高まっていったのは事実ですが、そこは昨年や一昨年と何ら変わっていないのです・・・。
こうして迎えた今回の「5.50km/L」の衝撃。
初の5km/L台というだけでも相当のインパクトがありましたが、私がこれをいつもの「トホホ話」で済まさずに「異常」と感じ取ったのは、以下のような根拠があったからです。
①街乗りオンリーという点以外、点検入庫や長時間アイドリング等の著しく不利な条件が思い当たらない
②秋の行楽シーズンに突入したが、5人以上乗車する機会はまだ発生していない
③タイヤの空気圧は、7月の車検以降ずっと正常範囲内だった
これに加え、
④新車デミオの燃費計で、アクセルワークと瞬間燃費の関係を日々学習してきている(つもり)
⑤7月の車検時、燃費効率の向上などを謳うエンジンメタルトリートメント「MT-10」を施工した
といった事情もあり、あらゆる意味で「まさかの」5km/L台だったわけです。
そんなわけで、新世代アクセラの展示試乗会で訪れた購入ディーラーでじっくり相談し、まず最初の一手として、ATフルードの交換に踏み切ることにしました。
(さすがに、⑤を疑ってかかるわけにはいかないので・・・苦笑)
とはいっても、現在のビアンテの走行距離は2.3万キロ。
ディーラー推奨の交換時期(3万キロ)まではまだ余裕があり、3年2ヶ月でのATF交換に抵抗がなかったといえば嘘になりますが、エンジン本体等の深刻なトラブルでないことを祈りながら、まずは簡単に思い付く項目から着手したのです。
実際、交換前/後のフルードをペットボトルに取って詳しく観察させてもらったところ、液の色味は同じながらも、光線の透過度には雲泥の差があり、3年間の使用で相当に汚れていたことは確かなようでした。
これで少しでもいい方向に事が運んでくれれば・・・と期待して、ショールームを後にしました。
で、いきなり驚かされたのはディーラーからの帰途。
駐車場からスルスルと動き出す瞬間、何か「今までと違う」と微かに感じたフィーリングは、幹線道に合流して車速を上げていくにつれ、益々確信めいたものとなっていきました。
・・・明らかに変速がスムーズで、エンジンの回転数変化がすこぶる軽快なのです。
その質感の高いフィーリングは、クルマがワンランク上がった感じで、そういえば新車の頃はこんなフィーリングだったっけ?・・・と、あれこれ思いを巡らしてしまうほど、上機嫌な帰途となったことは言うまでもありません。
さ、いきなりのビンゴだったかどうか、今後の経過に注目することにしましょう^^;。
Posted at 2011/10/02 01:16:34 | |
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隠れ家のビアンテ | 日記