
腰痛がなかなか治らないからでも、朝の子供の仕度がとても遅かったからでもないのですが、今日はほんのちょっとだけ愚痴モード・・・。
皆さんは、愛車のドアミラーの
電動格納スイッチは使用されていますか?
私は、ビアンテでもデミオでも、外出時にはほぼ100%使用しています。
いやむしろ、このスイッチを押す作業が降車手順の中にしっかり組み込まれているので、これを省くと不自然に感じてしまうほどに習慣付いています。
RX-7は・・・元々電格スイッチがないし、他車よりもボディの膨らみが大きいのでミラーを格納するメリットも少ないのですが、それでも時と場合によっては手で畳むことがあるほど。
なぜそこまで格納機能を多用するかというと、その理由は極めてシンプル。
自分や家族も含めて、
自車の周囲を通行する人やクルマに少しでも迷惑をかけないようにするためです(当然、不用意な接触を避けるという意味も含まれます)。
ところが、世の中の”駐車場”と呼ばれる公共のスペースに赴いてみると、ドアミラーを突き出したまま停めているクルマの多さに本当に驚かされます。
その光景は、その場所の駐車枠の大きさとか、クルマの全幅サイズには殆ど関係なく、ごくごく一般的に蔓延しているような印象。すぐ傍を通る人の邪魔にならないようにとの気遣いは、そこには全く存在しないかのよう・・・。
実は私、このドアミラーの格納で、一度カチンときたことがあるんです。
広島在住時、長男がまだ小さくて、後席のチャイルドシートに収まっている頃のことでした。
スーパーでの買い物を終え、家族三人で駐車場へ戻ってくると、バック駐車で枠のど真ん中(←自信たっぷり)に停めておいた私のアテンザワゴンのすぐ左隣りに、ポンコツの軽自動車が頭から、しかもこちら側にかなり寄せて斜めに突っ込んでいたのです。しかも、ドアミラーを一切畳むこともなく。
私は子供を抱き抱えたまま、チャイルドシートをセットしている左側後席のドアをそっと開けようとしますが、その軽自動車の助手席側ドアミラーがちょうど狙ったかのように邪魔をして、アテンザのスイングドアが1つ目の固定位置まで開かないのです・・・(涙)。
たしかに、3ナンバーのアテンザが多めに幅を占めていることや、実利の多いスライドドア車を使用しない私側にも責任の一端がないわけではありませんが、これじゃあまるでドアを開けさせまいとする嫌がらせ・・・。
結局、ドアが必要以上に開かないように気を遣いながら、超アクロバットな姿勢でチャイルドシートへの固定を強いられた私。
この時ばかりは、この忌まわしいドアミラーを無理やり手で格納してやろうかと本気で思いました(-_-;)。
たったワンプッシュで済む周囲への気遣いがなぜできないのか・・・時にRX-7のミラーを手で畳もうとするほどの私からすると、本当に理解に苦しむところがあります。
ひょっとして、頻繁に動かすと故障につながるから?
たしかに、メーカーの保証期間外にモーター交換にでもなれば即数万円コース。
無闇に可動させたくない気はわからないでもないですが・・・。
でもおそらく、大半の方はそこまで気にして自重しているのではなく、ただ単に格納する必要性を感じていないのが実態ではないでしょうか・・・。
まてよ、もしかすると自車の傍を人に通行さないためのバリアとして? そんなぁ・・・
下側の画像は先日、市内のスーパーの屋上駐車場で偶々隣り合わせたステップワゴン。
ピッカピカの新車で、ナンバーも希望ナンバー、後席には真新しいチャイルドシートが装着され、まさに「家族思いのお父さん」を絵に描いたような素敵なファミリーカーでした。
買い物を終え、小さなお子さんを抱えて帰ってきたご主人も奥さんも幸せそうな表情で、そっとスライドドアを開け、慎重にチャイルドシートへの固定作業に勤しむ姿はとても微笑ましく、つい数年前の我が家の日常シーンを見るようでした(笑)。
でもお父さん、もしウチのビアンテも同じようにドアミラーを出していたら、さっきほど簡単にその間をすり抜けられなかったんですよぉ・・・。
せっかくの心温まる「幸せ家族、拝見~」のシーンにも、なんだか画竜点睛を欠いたような、惜しい気分になったのは言うまでもありません。
お互いが気持ち良く公共の場所を利用するための当然のマナーとして、できる範囲で周囲には配慮をしていきたいもの。
それでもし、いつかドアミラーが故障したとしても、「あはっ、ちょっと律儀に使い過ぎたかなぁ・・・」と笑いとばせる自分でありたいものです。(いやいや、そもそも故障しないドアミラーにしてもらわないといけませんが 笑)
Posted at 2011/12/05 22:38:11 | |
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