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Nuk-P@RailStarのブログ一覧

2012年05月31日 イイね!

ダンディと私(4)

ダンディと私(4)不定期で始まったトミカダンディのコレクション紹介。
第3回目まで外国車ばかりを採り上げてきたので、そろそろ日本車を登場させないと全体のバランスが悪い・・・
というのはウソで、そのままだとネタが尽きてしまうのです(笑)。

そんなわけで、第4回目はボンネット型の国産大型トラック2台。
003の「ニッサン ディーゼル ミキサートラック」と、046の「同トレーラーダンプ」です。

右のトレーラーダンプは荷箱部分もダイキャスト製で、堂々の重厚感を誇る一品。
でも、画像のようにダンプアップさせると安定感に乏しく、未舗装の工事現場で実車がホントに活躍していたのか疑いたくなるほど(^_^;)。
一方のミキサーは、何と言っても「マイクロゼンマイ ミキサー回転」がウリ。
トミカとの違いを見せ付けるダンディならではのギミックながら、私自身はほとんど回して楽しんだ記憶はないですね(^_^)。

さて、これまでの連載記事であらためて確認できたのは、私がトミカダンディに期待していたものは、トミカを遥かに凌駕する「リアル感」であったということ。
小スケールのミニカーでは実現し難い『多彩な開閉ギミック』と『精巧な造り』が、私の楽しい妄想のひと時 ~ミニカーを眺めながら自動車の構造を理解したり、将来の自身のカーライフ像を思い描く、至福のひと時~ を一際充実したものにしてくれたことは、紛れもない事実であります。

そして、その『精巧な造り』を構成する一要素が、『迫力』であり、『重厚感』でした。

トミカは、乗用車やスポーツカーを中心に、ミニバイクやスノーモービル、大型トレーラーからカーフェリーに至るまで、全てが「手のひらサイズ」に統一されたミニカー。
もちろん、それは幅広い年代の子供が利用する”玩具”として十分な合理性があるのですが、ひとたび、実車を忠実に再現する”模型”として見た場合、小型乗用車と大型トラックが同じ外寸というのは大きな違和感を伴い、子供心にも納得し難く感じたものです。

そんな私が、トミカの兄貴分であるトミカダンディに対し、不均一なスケール感の一掃を期待したことは、ある意味、当然の成り行きだったかもしれません。
かし、残念ながら当時のダンディは初回の予告篇でも触れたように、様々な外寸のモデルが混在するにもかかわらず、シリーズ全体で縮尺スケールが統一されていたわけではありませんでした。
つまり、程度の差こそあれ、トミカと同種の矛盾を引き摺っていたわけです。
一の救いは・・・「ダンディの大型車」と「トミカの小型車」では、縮尺スケールが近いケースがあることで、限られた組み合わせにおいては、そこそこリアリティのある対比が可能でした。

こうして、一筋の光明を見出したかに思えた私。
ところが、このニッサンディーゼルトラックには思わぬ欠点が潜んでいました。

なんとこの2台、同じダンディのくせに微妙に縮尺スケールが異なるのです・・・。
左のミキサーが「1/70」であるのに対して、右のトレーラーダンプは「1/60」・・・トミカほど外寸の制約がないダンディで、まさかの不整合。
それだけでもかなりショッキングなのに、その上、より実寸が大きいトレーラーダンプの方が縮尺が大きいなんて・・・子供の頭では全く理解不可能(+_+)。

とくに大型自動車の類は、トミカだと決まって縮尺は「1/100」以下・・・。
本来の迫力が大幅にスポイルされていたので、せめてダンディでは相応の「迫力」や「重厚感」を味わいたかったところ。それが、乗用車に対して中途半端なデカさに止まってしまった上、同車種のキャビンでさえも微妙に縮尺違いがあるなんて・・・2台を並べた時のリアル感の無さは致命的で、完全に興醒めな感じでした。

その瞬間、何かがガラガラと音を立てて崩れ、ダンディの大型トラックに対する私の興味は急速に薄れていったのでした・・・。
ニッサンディーゼルトラック自体は、トミカでもお馴染みで、わりと好きな車種だったんですけどね(^_^;)。
Posted at 2012/05/31 23:15:35 | コメント(1) | トラックバック(0) | 隠れ家のミニカー | 日記
2012年05月30日 イイね!

二転三転プチドライブ

二転三転プチドライブ先週の日曜は早朝からデミオを持ち出し、いつもより長めのプチドライブ。周南市界隈の三桁国道を中心に、2時間弱で70kmほど駆け回ってきました(^^)。

一体どんな風の吹き回しだったかというと・・・

そもそもの動機は、GW連休中に計画していながら、結局実現できなかった「単独ドライブ」が、その後もずっと延び延びになっていたため。
納車から8ヶ月以上経過したというのに、私は未だにこのデミオのコーナリング性能やi-DM機能をじっくり試したことがなく、虎視眈々とその機会を狙っていたのです。
さらに・・・最近めっきり稼動機会が減った我が家のデミオの平均燃費表示が、今一つな数字だったことも、動機のひとつとして加えておかなければなりません(^_^;)

そんな折り、GW明け3週間目にして訪れた静かな週末でようやくチャンスが到来。
当初は土曜の深夜に決行する気でいたのですが、日中、子供の送迎など諸々の雑用をこなした我が身に、もはや十分な体力や気力は残されておらず、あえなく断念。

「仕方ないよなぁ・・・」
…これが1度目の方針変更。

決して認めたくはないのですが・・・一日中クルマを運転しても全く疲れ知らずだった若かりし頃の私は、もうとっくに過去の姿と化してしまったようです(^_^;)。

んな前夜の落胆を振り払うように、シャキッと早起きだけはした翌朝の私(^^)。
一人っきりの自由時間にワクワクしながら6時半に勇んで自宅を出発したものの、目的地やルート設定は言うに及ばず、何をテーマとしたドライブにするかに至るまで、完全に白紙の状態(苦笑)。
りあえず、朝食までの「持ち時間」だけは確定していたので、時間内に帰還できる範囲でおおまかに北進、東進、西進の3ルートを想定。
その中では先週訪れたマツダ防府工場の周辺が広くて走りやすそうだったので、西進ルートを本命にして、信号待ちの時に最終決定しようとバイパス方面に向かっていたら、空いた車線と連続する青信号に導かれ、気が付くと山越えの北進ルートに乗っていました(笑)。

「ま、いっか・・・」
これ、2度目の方針変更(苦笑)。

さてこの国道、最初の10kmで標高400mまで駆け上がる急坂で、所々に大きく曲がり込むカーブが点在。
早速、i-DM判定を意識しながら慎重に最初の左ヘアピンに突入すると、ステアリングの切り始めのスピードが少しだけ速く、いきなりの「白」判定(-_-)。
続く右コーナーでは「青」進入に成功して見事にリベンジを果たすも、i-DM表示の確認に気をとられ、思い描いたラインがトレースできません(T_T)。

考えてみれば、ステアリング操作をトリガーに旋回Gが発生し、まさにクルマがグッと向きを変えていくその瞬間に、ステアリング越しのメーター右隅に判定結果がリアルタイムに表示されるわけで、走行中の表示確認には常に安全上のリスクが付きまとうと言わざるを得ません・・・。少なくとも、i-DMの「チラ見」に不慣れな私にとっては、肝心の走行に支障を来す恐れが。

「・・・やっぱ、今日はやめとこ」
そう、3度目の方針変更です(苦笑)。

さて、出発後僅か10分にして、主要研究テーマのひとつ「i-DM攻略」を諦めた私。
せめて、もうひとつの「コーナリング性能」だけは堪能しておこうと、急坂を登り切った後、中国道・鹿野ICへと北進する国道と別れ、西方面に進路変更。
実は、GW連休中に芝桜を見に家族でこの一帯を訪れた際、その先におあつらえ向きの”山坂道”を発見していたのでした。・・・当然ながらビアンテでは、同乗者のクルマ酔いに細心の注意を払って走行する必要がありましたが、今回は全くお構いなし(^_^)。

純正エコタイヤのグリップレベルを念頭に置いて、とくに攻めるでもなく、しかしダラダラと流すでもなく、適度なペースを保ってタイトなカーブへと進入していくと、デミオはしなやかなサスペンションの動きを披露しながら、前後左右の荷重移動にも大きく姿勢を乱すことなく、とても軽快に駆け抜けていきます。
シャープにノーズが入っていくとか、想像以上に踏ん張り続けるとか、別段驚くこともない代わりに、「何か文句でも?」と詰め寄られたら回答に窮するくらい、破綻もなくキレイにまとまった自然な動き。
少なくとも、ステアリング操作に対しては、実に素直にクルマが反応して、気持ち良く向きを変えてくれます。(あ、i-DM表示には一瞥もしてません・・・爆)

ただ、何ともイタダケなかったのは、CVTの加速レスポンス。
カーブの前半戦、思い描いたラインでアペックスをかすめ、ここぞとばかりアクセルを踏み込んだ瞬間、そこに生じる忌わしき空走感(T_T)。
アクセル操作に対して、一呼吸も二呼吸も置いてから加速Gが立ち上がる違和感に、ひたすらストレスが蓄積する後半戦。
画竜点睛を欠くとはまさにこのことで、一連の爽快なコーナリングも加速態勢に移る瞬間まで。前半の出来の良さが、後半の歯痒さを一層助長してしまうから、困ったものです。
もちろん、シフト横のSSボタンを押しておけば低レシオ領域で固定されるので、加速レスポンスの悪さもある程度解消されますが、押しっ放しだと直線区間で悪戯に高回転を維持して走り続けることになるので、その都度面倒なボタン切替えが発生します。

「・・・もうイイや」
かくして、折り返し地点に辿り着く前に4度目の方針変更。

ちょうど、タイトな”山坂道”セクションも終わりかけていたので、その後は「のんびり巡航」モードへ完全移行。
途中で少しだけ未走破の県道にチャレンジしたので、対向車が現れないことを祈りながら薄暗い林道を走るシーンもありましたが、それ以外は淡々とよく整備された国道を快調に巡航し、予定通り8時半に自宅へ帰還しました。

振り返れば、様々なトライアルが完全に果たせなかった「無念の」プチドライブとも形容すべき内容(+_+)。
でも、最後の最後に驚かされたのはその区間燃費。
日曜の夕方に満タン給油をした後であらためて机上算出してみると、なんと早朝の2時間弱の走行で「22km/L」近い数字を叩き出していたのです!
とくに序盤は省燃費走行など全く意識外で、むしろ積極的にアクセルを踏んでいた印象が強いので、なおさらビックリの結果でした。

元気なドライビングをしても優れた燃費性能をしっかり維持する・・・
またしてもSKYACTIVの真の実力を垣間見た気がした、嬉しさと無念さが激しく交錯する早朝のプチドライブでした。
2012年05月27日 イイね!

給油(17回目D)

GW連休早々に好燃費をマークした我が家のSKYACTIVデミオ。
ただ、その後1ヶ月間のマイレージはたったの190km余り・・・。
今年の3月で幼稚園送迎が終了したのを機に稼動頻度はガクッと落ちていて、この調子だと年間の走行距離は6,000km弱といった感じです(^_^;)。

土曜日の時点でガソリン残量表示は8分の4目盛りで、もう1~2週間は無給油で過ごせる計算でしたが、例によってガソリン残量を気にしながらのドライブは苦手なので(笑)、日曜朝のプチドライブで少しマイレージを伸ばした上で、夕方に満タン給油をしておきました。

さて、今回の燃費は・・・
 ☆12.20km/L (280.5km/23.00L)
となりました。

デミオの場合だと、今さら二桁燃費に驚くことはないのですが、あまりに給油インターバルが空き過ぎて、過去の燃費の推移が咄嗟に思い出せません・・・。みんカラの記録を辿ってみて初めて、今回が「2012年ワースト」だというショッキングな事実に気付きました(T_T)。
また、MIDの平均燃費表示(13.1km/L)との誤差は「-0.9km/L」で、やや多め・・・。
そういえば・・・マイレージの終盤で燃費稼ぎの悪あがきをすると、かなりの確率で大きな誤差が生じる傾向だったことをやっと思い出しました!(苦笑)。

ということで、ちょっとガッカリ気味の結果に終わったので、久々に区間燃費を机上算出してみました。

 ①周南市内(前日まで): 11.5km/L (区間マイレージ:195km)
 ②早朝プチドライブ   : 21.9km/L (区間マイレージ: 72km)
 ③周南市内        : 11.4km/L (区間マイレージ: 14km)

早朝プチドライブ②の詳細はまた別の機会に触れるとして、ここでは①と③が極めて近い数値を示したのが興味深い点。
私も嫁さんも、特に省燃費運転を意識せず「ごく普通に」チョイ乗りを繰り返した結果なので、今の季節、我が家においてはこの辺りの数字が実力値だということですね。

もっともこれは、我が家の立地条件が大きく影響した結果であることは、SKYACTIVデミオの名誉のためにも言及しておかないといけません。
もし「急坂の上り下り」と、「玄関前スロープでの方向転換」の2つが不要な、"ごく普通の"場所であれば、この数値は少なくとも1~2km/Lは底上げされるはず。
だって、狭くて見通しの悪い急坂で運悪く離合を強いられたら最後、再発進時の瞬間燃費は決まって「1km/L台」ですからねぇ・・・。
2012年05月24日 イイね!

ダンディと私(3)

ダンディと私(3)突如スタートしたトミカダンディのコレクション紹介、なんとか当初の勢いを維持したまま、第3回目まで漕ぎ着けました。(そろそろ息切れか?・・・)

前回紹介したロールスロイス・ファンタムⅣは、初体験の「4ドアオープン」ギミックには大いに感動したものの、実物の存在があまりに稀少で特別過ぎたために、ミニチュアカーをじっくり観察することで夢広がるカーライフを想像するという私独自の楽しみ方には必ずしも符合するモデルではありませんでした。

自らがオーナー気分に浸り、家族や仲間との楽しいカーライフを連想する・・・私が掌中のミニカーとそんな対話をしようとした時に、今回紹介するF22-1「モーリス ミニクーパーS Mk-1」はまさに最高の相棒であり、その意味ではロールスロイスとは対極の存在だったといえます。

私は中学生時分も、折に触れてこのモデルを手に取って、外観から内装に至るまで興味深く眺め続けていたことを今でもハッキリ覚えています。まさに「飽きもせず」という表現がピッタリで、たぶん私の数少ないダンディコレクションの中で、鑑賞時間はダントツの1位だと思いますね(^^)。

では、何が私をそこまで虜にしたのか・・・
このモデルの魅力は、コンパクトなこのクルマの特徴である『高密度なパッケージング』の妙を、『全ドア&全リッドフルオープン』というサービス満点のギミックと共に明快に表現してくれていたこと。ホント、これに尽きます。

愛嬌のある親しみやすい外観デザインの中に、大人4名の真っ当な乗車空間とメカニカルコンポーネンツの搭載空間を確保し、なおかつ最低限のトランクスペースまでしっかり稼ぎ出している、秀逸なパッケージング。
世の中にごまんと溢れる、このミニクーパーよりも遥かに大柄なクルマたちの存在意義とは一体何なのだろう?・・・子供心にそんな疑問を抱いてしまうほどの強い衝撃を私は受けたのです。
何か手品でも見ているかのような不思議な気持ちですらありましたねぇ・・・。

そんな感動の思い出が詰まった、ダンディのミニクーパー。
画像には2種類のタイプが登場していますが、実をいうと私が先に入手したのは、左側の標準タイプ(F22)ではなく、右側のレジャータイプ(F28)。
遊び心のある専用デカールや荷物満載のルーフキャリアが醸し出す楽しい雰囲気が、F28購入の直接の動機だったと思いますが、その後で、前述した通りその絶妙なパッケージングに感動してしまった私は、あらためて「素の」ミニクーパーでもその高密度さを味わいたくなって、わざわざF22を後で買い足したのです(^^)。
普通は逆で、「標準タイプ→派生タイプ」の順が妥当ですよね(笑)。

あっ、そういえば・・・2台目の買い足しに関して、別の伏線を思い出しました。

当時は、本家トミカの外国車シリーズでも「BLMC ミニクーパー」がラインナップされていて、私も”それなりに”バリエーション収集の世界に引き込まれていました。
ところがこのトミカ版、1/50スケールでさほどダンディと外寸の違いがないくせに、お楽しみの「ドア開閉」ギミックが全くなかったのです(!)。
内装をじっくり観察する私の密かな楽しみは奪われ、当然ながらその秀逸なパッケージングを満足に味わうこともできず・・・。

ふむふむ、これなら私がダンディ版のミニクーパーに激しく傾倒したのも頷けますねぇ(^_^;)。
Posted at 2012/05/24 22:18:53 | コメント(0) | トラックバック(0) | 隠れ家のミニカー | 日記
2012年05月22日 イイね!

ダンディと私(2)

ダンディと私(2)ルノー4TLが口火を切ったトミカダンディのコレクション紹介、その第2回目は、F06-1の「ロールスロイス ファンタム Ⅳ」です。

1/43という縮尺スケールは、前回の4TLと全く同一。
試しに両モデルを並べてみると、親子ほどのサイズ差があって、いかに実車のロールスロイスが堂々たるディメンジョンを誇っていたかがわかります。
加えて、片手で持ち続けるのが辛いくらい、ズシリとした重厚感が備わっているのも特徴ですね(^_^)。

さてさて、私は第1回目のダンディ紹介で、「可動部位の多さは必ずしも魅力に非ず」といった主旨の発言をしましたが、それはあくまでも、しなやかな足回りという別の大きな魅力を備えていたルノー4TLに限った話(^_^;)。
基本的には、可動部位は多ければ多いほど偉く(笑)、それだけでも十分に感動に値していたわけで、小スケールのトミカでは決して真似できないこうした芸当は、私にとって「ダンディならではの魅力」として定着していきました。

そのひとつの究極形が、このロールスロイスであったといえます。

何といってもこのモデルの最大のウリは、見ての通りの『4ドアオープン』
パッケージに専用のシールが誇らしげに貼り付けてありますね(^_^;)。

家のクルマが「4ドア」のファミリアバンだった私にとって、リアドアの開閉といえばクルマのごく当たり前の機能。
もっとも、小スケールのミニカーでは実現が困難であることに一定の理解を示していながらも(苦心して成立させても、幼児なら半日で崩壊させてしまうでしょうし・・・)、その一方では、実車の世界をできるだけ忠実に再現してほしいという願望もあったわけで、「本来開くはずのものが開かない」事態には少なからず落胆する部分があり、「所詮はオモチャ・・・」と半ば諦めていたのです。

そこに登場してきたのがこのファンタム。
トミカではあり得なかった「リアドア開閉」のまさにこの1点が、私を強く惹き付けました。
おそらく私はリアドアさえ開けば、モデルを問わず触手を伸ばしたと思いますが(爆)、今から思えば、ショーファードリブンのロールスロイスだったからこそ、そのメインスペースたる後席空間を、リアドアを開けてしっかり"魅せる"意味があったのでしょうね。

そんな経緯があって突如、超が付くほどの高級乗用車・ロールスロイスのダンディを手にした私。
あらためて、この1/43モデルから受けた当時の印象を振り返ってみると、実はあまり芳しいものがありません。
よりもまず厄介だったのが、フロントグリルの頂上にあったシンボルマーク
モデルを慎重に手に取り、じっと眺めているうちは良いのですが、ケース内の発泡スチロール枠への出し入れが鬼門。
その際に私は何度もこの細身の突起物を折ってしまい、その都度アロンアルファで補修していたのですが、度重なる接着で次第に保持力が弱まり、いつしか紛失してしまいました(+_+)。

そんなマイナスイメージが影響したのか、モデルをじっと観察した感想もどこか今ひとつ。
呆れるほど広い後席空間、恐ろしく長いボンネット、ミニカーのくせに起毛仕様の豪華な内装・・・何れをとっても、日常からエラくかけ離れた「架空の」世界の如し。
一度だけ家族旅行で乗ったトヨタセンチュリーとも全く印象がダブることはありませんでした。
唯一親近感を抱いたのは「右ハンドル」くらいで、常日頃から早く大人になってクルマを運転したいと切望していた小学生の私でさえ、そのドライバーズシートには何の憧れも感じなかった・・・というのが偽らざるところでした。

といって、「こんな高級車のシートで踏ん反り返りたいなぁ・・・」なんてサクセスストーリーを思い描いたわけでもなく・・・(苦笑)。
そんな成功願望を自然に発想できなかったことが、少年のその後の人生にどれだけ大きな影を落とすことになったのか・・・ま、その件については、今更くよくよ考えないことにしましょ(爆)。
Posted at 2012/05/22 23:22:56 | コメント(1) | トラックバック(0) | 隠れ家のミニカー | 日記

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小学生の時代に到来したスーパーカーブームがほぼ終わりかけた頃、極めて身近な存在だった国産車、とりわけ強烈な個性が滲み出る'50s~'60sの旧車に強い興味を持っ...
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