
四国旅行の二日目は、朝からずっと丸亀市の「Newレオマワールド」へ入り浸り。
実のところ、この遊園地を選ぶ特段の理由があったわけではなくて、単に私自身が’90年代初め、さかんにテレビのCMを見た記憶が残っていたというだけ。
「きっと子供も喜ぶだろうし、一度は訪れてみてもいいか・・・」と思った次第なのです。
もっとも、その当時とはすでに経営母体が替わってしまっているようですけどね・・・。
さて、ここは「アドベンチャーリバー」と称する中四国最長の”流水プール”がウリのひとつ。
よって、前日の旅館の併設プールに引き続き、この日もビアンテのラゲッジに忍ばせておいた大きな浮き輪が活躍することになりました(^_^.)。
ただ、そんな大型プールゾーンと通常のアトラクション類が同居しているこの遊園地、どちらかに照準を絞り込めばもっと身軽に動き回ることができたのですが、遠路遥々訪れた身としては、折角なので双方を楽しみたいと思ってしまうのが人情。
このため、いつも手荷物を必要最小限に止めておきたいという思いから、私は毎回ゲートで入場券を提示しつつ、無料駐車場へと続く長い長い常設エスカレーターを幾度となく往復。
濡れた水着やら、替えの靴やらを小まめにピストン輸送するハメになりました(苦笑)。
ちなみに、ビアンテの両脇の車両も他県ナンバーでしたが、行きも帰りもこの位置に佇んだまま。
つまり、私たちの滞在時間「7.5H」をさらに上回ってこの遊園地を楽しんでおられたということ。
ハンドルを握るお父さん(お母さん?)には、ホントに頭が下がる思いがしました。
こうして17時半、まだまだ明るさの残るレオマの駐車場を後にした私たち。
瀬戸大橋~瀬戸中央自動車道で本州(岡山県)へと戻り、その後は山陽自動車道をひたすら西進。「東西にうんと長い」広島県を横断して、山口を目指しました。
夏休みの週末ながら、帰省シーズンにはまだ早く、また土曜の夜ということもあってか、予想していたほどの交通量はなく、「制限速度+α」の快調なペースを維持したままビアンテは巡航。
結局、駐車場をスタートしてから3時間と20分ばかり、まさかのノンストップ運転で280kmほどの残距離を走破、21時前には周南市へ帰還することができました。
朝から遊び疲れた子供たちが三列目で熟睡してしまうよりも前に帰宅できたのは、イイ意味で予想を裏切る結果でした(^^)。
当初は私自身、丸一日戸外で過ごした後でもあり、「途中でブラックコーヒーを補給しないとヤバいかも・・・」と危惧していたのですが、意外なことに、最後の最後までずっと程良い緊張感を保つことができたのは、残り300km弱という距離が「よし、もうひと頑張り!」と気合いが入る適度な行程だったことが大きいですが、それに加えて・・・道中で2回ほど、走行車線の併走車に車線を踏み越して接近されてヒヤリとしたことが、強い刺激となったからに違いありません(汗)。
1回目は営業車らしき軽自動車で、緩い下り坂で追い越す直前だったので、ハイビームで警告して事なきを得ましたが、2回目の相手は大型トラック。しかも、トンネル内で今まさに追い越そうとするその瞬間、フラフラと真横から線を跨いで接近してきたので、ここは長めのクラクションを繰り出して強硬に抗議(-_-)。
ま、何れも「もしかしたら寄って来るかも・・・」と身構え、決して気を許さなかったので、比較的落ち着いた対処ができましたが、もし万一、完全に不意を衝かれた接近であったなら、結構危ないシーンに発展していた可能性もありましたね。
そんなわけで、四国への家族旅行の復路は、「周到な危険予知」、「・・・かもしれない運転」の大切さを身をもって再認識できた、有意義なドライブとなりました。
Posted at 2012/08/08 23:46:49 | |
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