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Nuk-P@RailStarのブログ一覧

2014年11月28日 イイね!

気持ちの問題、ですけどね

気持ちの問題、ですけどねいきなりですが、ダイナミックブルーマイカの新型デミオ。
撮影は9/28だというから、この時点で我が家の13Sの納車時期はまだ不明。・・・というか、まだ車両の生産前で、店舗への配車スケジュールも全く白紙の状態だった頃のことですね(^_^;)。

そんな中、ショールームに到着したばかりのこの展示車で、嫁さんをモデルにして撮影したこのShotを、私は何度も何度も見返しながら、一人悦に入っていたのです。

リアの一部分しか写っていないこんな中途半端なアングルの、一体何に注目していたかというと・・・
嫁さんの横顔?・・・いや、違います(爆)。

正解は、後方衝突時の安全性

つまり、後席に家族を乗せた状態で不幸にも追突を受けた際に、どれくらいボディの潰れ代が確保されているのか・・・を、この真横からのShotで懸命に想像していたのです。

というのも、実は私、先代のSKYACTIVデミオでは、そのパッケージング上、こうした後突時の安全性に少しだけ不安を持っていたんですよね。



先代デミオのサイドShotを探してきたのがこの一枚ですが、これを見る限りは、冒頭に掲載した新型デミオと、大して違いがないように見えます。
ただ、この状態で後席に人が座ると、グルッとラウンドしたリア形状のせいで、頭の位置は半分くらいCピラーの陰に隠れてしまい、バックガラスとの水平距離が結構近めに感じるのです。

「もしまともに追突されたら、意外と潰れ代が少ないよなぁ・・・」

とは、私がSKYACTIVデミオを洗車するたびに、バックガラスやサイドガラス越しに後席ヘッドレストの位置を透かし見ながら、いつ感じていたことなんです。

この点、シートの前後スライドが可能なビアンテでは、できるだけ最後列のシートを前寄りに固定して、後方のクラッシャブルゾーンを稼ぐこともできるのですが、デミオのように後席が固定式だと、そうした小細工もできません^_^;。
ま、その自由度がないことは新旧デミオで何ら変わりはないのですが、あらためてじっくりと両車のサイドビューを見比べてみると、新型デミオは、リアバンパーの出っ張り、Cピラーの大きな傾斜角度、少し前寄りの乗員位置、の3つの相乗効果で、僅かながらも改善の跡を感じ取れたのです。

「うん、これくらいバンパー後端からの距離があると、明らかに安心感が違うなぁ・・・」

というのが、ダイナミックブルーの展示車のShotを眺めながら、私が何度も思ったことなんですね。

まぁ、これはあくまで視覚的な安心感であって、実寸を測ったらせいぜい数十ミリ程度の差しかないかもしれません。おまけに、後突の条件によっては、そんな僅かばかりの寸法差など全く無意味になるケースも多いことは十分承知の上ですが、やはり心理的な安心感が増したことは素直に嬉しいところ。
そしてその思いは、実際にブルーリフレックスのデミオが手元にやってきた現在も、全く変わらないのです(^^)v。

そういえば・・・
後突時の安全性で私がまず思い出すのが、トヨタのiQ。

後席ヘッドレストの真後ろにバックガラスが迫るというあり得ないパッケージングに驚いていたら、実はその僅かな隙間にリアウィンドウカーテンエアバッグなるものが仕込まれていて、二度ビックリしたのがこのクルマでした。
でも現在は、そのiQと大して変わらないギリギリの位置まで後席を下げ、足元の広々さを喧伝するクルマが結構蔓延っていますよねぇ・・・そこにエアバッグなんか仕込まれていないのに。

そして、追突といえばもうひとつ。
これも余談になってしまいますが・・・私が最近とくに考えさせられるのが、流行りの自動ブレーキ機能。

無論、ほんの十年前まで自車の安全確保や事故回避は全てドライバーの手に委ねられていたわけで、人間系のミスを機械が巧みにカバーして事故を未然に防いでいく安全思想や、それを支える技術の進化はホントに素晴らしいことだと思います。

ただ、自動ブレーキが発動する場面は、前方の障害物に対して一定の相対速度差が生じている状況。
その時、後続のドライバーが常に前方の状況を注視しながら追従してくれていれば、自動ブレーキによる急制動にも即、対応してくれるでしょう。
しかし、不本意ながらも機械の介入を許してしまった自分と同等かそれ以下の注意力しかなかったら、突然マイカーが自動停止して我に返るか返らないかのうちに、ドーンと後続車にオカマを掘られてしまう確率も、決して低くはないはず。下手をすると、ただ単にマイカーの修理箇所がフロントからリアに移るだけで、自らが前方の危険を予知できなかった代償を別のカタチで払わされることも十分あり得るのです。

実は我が家でも、今年購入したデミオとアクセラの2台にこそ、SCBS(スマート・シティ・ブレーキ・サポート)というマツダ最新の自動ブレーキ機能が装備されていますが、つい昨年まで、全4台の自動ブレーキ装着率は堂々の「0%」でした。
シンプルな前後方向の衝突回避だけ考えても、自らは停まれても後続車が停まれる保証は必ずしもないわけで、クルマ社会全体で同レベルの安全装備の普及が同時並行に進んでいかないと、本当の意味での安心はやってきません。ましてや、全方位の安心なんて・・・です。

どうしても不可避な人間系のミスは最後に機械の助けを借りるとしても、できるだけ機械の厄介にならないよう、状況を先読みしたり、周囲への注意を怠らない運転を一層心掛けるとともに、万一の事故の際に被害を最小化するための備えも怠らない。
進化する安全技術を受け入れながらもそれも決して気を許すことなく、その介入を遠ざけるような高い安全意識を持ち続けることも、上手でスマートな運転技術を極めていくための重要なアプローチのひとつと捉え、これからも忘れず努力を続けていきたいものです。
Posted at 2014/11/28 23:39:01 | コメント(1) | トラックバック(0) | 隠れ家の心得 | 日記
2014年11月26日 イイね!

6MT→5MT→6MT (後編)

6MT→5MT→6MT (後編)早朝からアクセラXD(6MT)でプチドライブ、昼からはバッテリー上がりを喫したRX-7(5MT)の回復ドライブ、そして夕方にはデミオXD(6MT)試乗車との初対面・・・と、図らずもマニュアルトランスミッション三昧となった土曜日。

しかし、二週間も前に、今週末限定で6MTの試乗車が配備されることを知らせてくれた担当セールス氏はあいにく不在。
しかも、ピンチヒッターとして店長さんが助手席に乗り込む展開となり、私が秘かに描いていた試乗シナリオは脆くも崩れていくのです・・・。
本音をいえば、1ヶ月前に僅か10分しかドライブできなかった6AT車を先に再試乗してから、この6MT車をじっくり試してみたい・・・そんな我儘を、気心知れた担当セールス氏にぶつける算段だったのに(^_^;)。
ま、それでもお店が閑散としていれば相談の余地もあったのですが、幸か不幸か(笑)店内が数組の商談客で活況を呈している状況とくれば、試乗希望のお客さんに迷惑をかけてはいけないし、何より、責任者の店長さんを長時間にわたって連れ出すわけにはいきません。・・・というわけで、やむなく今回も最短コースの試乗に止めることにしたのでした。

さて、ごく短時間の試乗となると、予め確認するポイントを絞り込んでおかないと、つい同乗者との会話に気を取られ、何もクルマの印象が残らなかった・・・そんな失敗経験を何度もしているこの私(苦笑)。
そこで、ネットの試乗記事で散見された「発進加速の鈍さ」と「ディーゼル特有の騒音」をとくに意識して乗り込むことにしたのですが・・・

結論からいうと、いずれも私には大きな問題とは映りませんでした(^^)。
・・・にもかかわらず、明らかにネガティブな印象を持たれるケースがあるのは、やはり人によって期待値や比較対象が異なるからで、致し方ないところでしょう。

まずは発進加速。
たしかに、アクセルの踏み始めからリニアなレスポンスを見せるガソリン車と比べると、ディーゼル車はごく初期の反応が鈍く、少しだけ”間”を感じてしまうところがあります。それは私が早朝にドライブしたアクセラXDも全く同様ですが、ひとたび慣れてしまえば、よほど全開加速でも繰り返さない限り、大きな違和感を感じることはなくなります。
ただ、同じSKYACTIV-Dエンジンでも、アクセラの2.2Lが2ステージターボを採用し、低回転域から高回転域まで、全域にわたる良好なレスポンスを目指しているのに対し、デミオの1.5Lはシングルターボ。
無論、可変ジオメトリーターボ等の新技術で懸命にリカバリーを図っているとはいえ、どこかに不得意な領域が残ってしまうのも仕方ないところ。そういう意味では、極低回転域で加速がもたつく印象は、アクセラXDよりも強い傾向にありますが、クルマ自体の軽さ(アクセラ比で-350kg!)でその大半を相殺した感じで、私には十分許容範囲に映りましたね。

そして、もうひとつのディーゼル特有の騒音。
これに関しては、私には許容範囲どころか、むしろ「アクセラよりも格段にイイ!」とさえ思えてしまいました。
定速(今回は「低速」でもある)巡航に入ってエンジン回転数がグンと落ちた時に、何故かアクセラではカラカラカラ・・・というディーゼルの音がサイドから回り込んでくることがあるのですが、今回はその音も聞こえず、思わず助手席の店長さんに「ディーゼルかガソリンか区別がつかないですね!?」と同意を求めてしまったくらい。
このデミオ、「クラス概念を超える」ため、遮音性能にも十分に力を入れたのでしょうけど、そもそも小排気量ディーゼルエンジンは、発生する音自体が相対的に小さいのかもしれませんね。

あとは・・・加速時のディーゼルサウンドが2.2Lの音色とは明らかに違うことに気付いた程度で、今回の渋滞路でのミニマム試乗(w/店長さん)というシチュエーションでは、そこまでで精一杯でしたね(苦笑)。


でも、私がつくづくこの6MT車で残念に感じるのは、JC08モード燃費値「30km/L」を死守したことの弊害と思われる部分。
中でも、自らの体験談を交えて強く主張したいのは、重量ランク維持のために特別に容量を減らした燃料タンク(44L→35L)のことです。

普通、燃費性能に優れるマイカーを買ったなら、オーナーが期待するのは、「今までよりも遠くまで行ける」こととか、「以前よりも給油回数が減る」ことであるはず。間違えても「小さい燃料タンクで済む」ことをユーザー視点で思い浮かべる人は、まずいないでしょう。
実際に、10・15モード燃費値「30km/L」達成のために燃料タンク容量を減らされた先代SKYACTIVデミオを迎え入れた我が家では、前車のベリーサよりも実用燃費が4割程度も向上したにもかかわらず、燃料タンク容量が2割以上減っていたため、結果的には航続距離も給油インターバルも大して変わらず・・・。
結局、「第3のエコカー」とも評された、記念すべきSKYACTIV技術初搭載モデルを所有したはいいものの、その恩恵をオーナーが実感できたシーンといえば、毎回の満タン給油のたびに示される燃費の数字を知ったその瞬間だけ。おまけにその数値が、我が家のように12km/L前後という低レベルで推移していたら・・・感動もへったくれもありません(自爆)。

そして、そんな忌わしき小型燃料タンクの再登板よりもさらに私が残念に思うのは・・・
「今回のデミオは実用燃費で勝負します」
とばかり、ガソリン車のカタログ燃費値が先代モデルより悪化しても気に留めない潔さを見せておきながら、その裏ではこっそり、看板のディーゼル車で明らかにカタログ燃費値ありきの姿勢を見せてしまっているという、この甚だしい矛盾。

実際、我が家のガソリン車(13S)は、カタログ燃費値の微々たる低下など、まさに「どこ吹く風」の勢い。
実用燃費はSKYACTIVデミオよりも確実に1割以上は向上しているし、44Lという常識的な容量に復帰した燃料タンクとの相乗効果で、未踏のロングドライブ(もしくは未踏の給油インターバル 笑)に大いに期待を寄せている今日この頃。
これぞまさに”有言実行”。「よくぞ言ってくれた、マツダ!」と声を大にしてアピールしたい(あ、もうすでに言ってたっけ 苦笑)ところなのに・・・です。

いやホント、カタログ燃費値くらいしかアピールポイントのないクルマならともかく、クラス概念を超えた質感や、小型クリーンディーゼルの走りが高く評価されている新型デミオで、種々のデメリットに目を瞑ってまで、また、ポリシーを揺るがすような二枚舌を披露してまで、「30km/L」を死守しに行く必要があったのかは甚だ疑問が残るし、唯一スカッとしない部分です。

うーん・・・
今更こんなことを言うのは後出しジャンケンのようで恐縮ですが、デミオXDにおける6MT車/6AT車の違いは、文字通り「トランスミッションだけ」に留めておき、現在のXD-6MT車に相当するモデルを、例えば「XD-E」(EはEco? Extra?)等の別グレード名にしておけば、もっと判りやすいというか、遥かに釈然としたかもしれませんね。(あ、だからといって二枚舌の重罪が消えるわけではないですが・・・)
Posted at 2014/11/26 23:09:08 | コメント(2) | トラックバック(0) | 隠れ家のテストドライブ | 日記
2014年11月25日 イイね!

力作の、第二弾です。

力作の、第二弾です。先日、娘が「ママのデミオ」を描いた作品が、皆さんから沢山のイイね!をいただきました。
(ボタンを押してくださった方々、ありがとうございました)
実はその「イイね!」の数(現時点で92)、当ブログとしては堂々の過去最高記録だったりします(^_^;)。

そのことを我が家のチビ画伯に伝えたら、当人はエラく気を良くしたようで、先日もまた、帰省出発前の僅かな時間をみつけて、チョークを手にお絵かきを開始。
今度はビアンテの絵を一心不乱に・・・えぇ もちろん、自分の身支度のことはそっちのけですよ(爆)

先月我が家にやって来たばかりの新顔・デミオとは違って、もう7年来という長い付き合いのビアンテが題材ともなると、さすがに彼女も頭の中に確固たるイメージが出来上がっているのか、描くペースが速いこと速いこと。
私がデミオのラゲッジに荷物を積み込んでいるその傍らで、ものの10分くらいで外郭をきっちり描き終えていました。

ふむふむ、なるほど・・・
ビアンテの摩訶不思議な顔付きの特徴をよーく捉えてくれてます(^O^)
開口部の大きいロアグリルは、まさに妖怪が大口を開けているようにも見えますからねぇ(爆)。
その辺りを白のベタ塗りで強調しているのは、さすがです。

おっ、イカンいかん・・・
慌ててデミオのラゲッジからデジカメを取り出した私。
背後からそっと撮影を試みると

「パパ、またパソコンに載せるんでしょ~?」
(笑)
と、まずは鋭いツッコミが(^_^;)。

さらに続けて、
「学校にはオレンジ色のチョークがあるんだけどなぁ~♪」

と、仕上げの色塗りがやや迫力不足に終わったことが、ご不満の様子。
そうか、青・黄・ピンクまでは揃えていたけど・・・別色のカラーチョーク、今度しっかり探しておこう。

そんなわけで、色塗り用に温存していたパワーは周囲の文字書きの方に費やして、晴れて、チビ画伯の2作目の作品が完成いたしました!
今回のタイトルは・・・月並みではありますが「うちのビアンテ」とでもしておきますか。
(なんたって、次回作「パパのセブン」が控えてますので・・・爆)

最後に、これから広島に連れて帰るお気に入りのぬいぐるみと一緒に、記念撮影をパチリ(^O^)。

あぁ、でも・・・
そんな満足顔の娘を前にして、お父さんはやっぱり切り出せなかったんだよなぁ・・・


今どきビアンテじゃあ、ウケないかもよ

・・・なんてことは(苦笑)
Posted at 2014/11/25 21:47:28 | コメント(4) | トラックバック(0) | 隠れ家の子供たち | 日記
2014年11月24日 イイね!

デミオもなかなかやるもんだ

デミオもなかなかやるもんだ家族全員で嫁さんの実家を目指した日曜日。

先月、納車直後のデミオをお披露目しに帰った際には、曲がりくねった三桁国道でハンドリングの楽しさを満喫できた一方で、楽チンなはずの高速巡航では直進安定性が今ひとつに感じ、ややストレスを溜める結果となりました・・・。
こで今回の帰省の旅は、三連休で混雑が予想される瀬戸内側の山陽自動車道を避けて、内陸部の中国山地を縫って走る中国自動車道をチョイス。
1ヶ月前、三桁国道で味わったあの爽快感を全行程にわたって感じたいというドライバーサイドの一方的な欲望により、所要時間が30分増えるのも承知の上で、ほぼ独断でルート決定をしたのでした(^_^;)。

そんなわけで、80km/hの制限区間が続く山間の中国自動車道を初めて新型デミオで駆け抜けた私たち。
そこで我が家の13Sが見せたパフォーマンスはどうだったかというと・・・
まさに「絶品」の一言(^o^)。

ひたすら矢のように直進して行けばよいだけなのに、何故か広い車線内に自車を留めておくのに苦労し、ついつい肩に力が入ってしまった山陽自動車道。それとは打って変わり、逆に直線部分は殆どなくて、絶えず右に左にカーブが続く中国自動車道となると、我が家の13Sは・・・まさに水を得た魚。
高速道路特有の大きなRに対し、ジワッとステアリングを切ってみた時に、自分のイメージした量と寸分たがわずスッとノーズが向きを変えてくれて、タイムラグも過不足もない。
極めて気持ちの良い回頭性を見せ続けてくれたのです。
だから、時折りカーブの合間に短い直線部分が現れても、ホッと一息付くのではなくて、早く次のカーブが現れてくれないかウズウズしてしまったほど^_^;。

ただ、この胸のすくような快適なハンドリング性能も、普段の走りからその実力の一端は何度も垣間見ていたわけで、ある意味「期待通りの」パフォーマンスといえるもの。
ドライバーのアクセル操作に忠実に反応、小気味良い変速を繰り出して、素早く加速態勢に移行してくれるトランスミッションの出来映えも、予め想像できていたという意味ではまた然り。

それよりも私が心底驚かされたのは、今回の広島帰省でデミオが叩き出した区間燃費

途中、昼食休憩のため立ち寄った(=エンジンをOFFした)中国道・吉和SAを境に、自宅からSAまでを区間1(約65km)、SAから嫁さんの実家までを区間2(約35km)とすると、区間1の平均燃費は「19.6km/L」、区間2の平均燃費は「29.2km/L」を示したのです。

ん? 数字だけ見るととくにサプライズには感じないけど?・・・いやいや、違うのですよ。
まず「区間1」は、自宅を出発してすぐ、三桁国道で高低差300m余りを一気に駆け上がり、鹿野ICから中国道に合流した後も、中国道の最高標高点(721m)を目指し、ひたすら登坂を続けていく過酷なルート。
この山登りルートを、家族4名乗車の1.3Lエンジン車が、エアコンを作動させたまま、ほぼ20km/Lの燃費をキープして走破したのですから、これはなかなか大したもの。

そして、さらに驚くのが「区間2」。
直前までの山登りでしっかり貯金をしたお陰で、ここから先は大半が下り坂という好条件。
案の定、SAを出発して少し走ると区間燃費は早々と30km/Lを突破。その後もスルスルと数字が伸びて、驚愕のMax値「35.4km/L」をマーク。
しかも、中国道を離脱した後の三桁国道巡航でも約10kmにもわたり、同レベルの数値をしぶとくキープ!!
最後、嫁さんの実家に到着して、敷地内で切り返しをしている最中に(やっと)30km/L台から陥落するという大健闘を見せたのです。
 



繰り返し強調しますが、家族4人と荷物を満載し、エアコンを遠慮なく作動させてのドライブです。
これなら、本格的なロングドライブの折りに、堂々とカタログ燃費値(24.6km/L)超えを記録するのも決して夢ではなさそうです!(この私でも・・・爆)

奇しくもその前日、私が実家のアクセラXDを早朝プチドライブに担ぎ出し、23.0km/Lの区間燃費をマーク。
同ルートでデミオが記録した24.3km/Lに肉薄したことから、きっとエンジンの余力がモノを言う高速道路巡航では両車の形勢は逆転するはず・・・と私が軽々しく言い放ったものだから、怒り心頭のデミオが猛反発を見せた結果かもしれません(汗)。

いやぁ、ホントに驚かされました。
右へ左へ意のままに回頭していく爽快なコーナリング性能に加えて、こんな望外な燃費パフォーマンスの楽しみまで付いてくるなんて・・・
我が家随一のロングツアラー・ビアンテの領分を侵さないようにと、熟慮に熟慮を重ねた上で、優れたロングドライブ性能が評判のディーゼル車(XD)をあえて候補から外した私ですが、ここまでガソリン車(13S)が印象的な巡航パフォーマンスを見せてくれると、マイカーの使い分けの線引きがちょっと揺らいでしまいそうですね。

・・・山陽道はビアンテ、中国道はデミオ、にしようかしら(苦笑)

おまけに、今回の帰省ドライブでは、装着したばかりのドライブレコーダーに子供たちが興味津々。

カメラの前に手をかざしてふざける助手席の長男に対し、後席の長女は「今日の会話はいつまで残るの?」と真顔で聞いてきたり(^_^;)。(まだ取説書を熟読してないので即答はできず・・・苦笑)
前述した区間燃費の推移も、皆でマツダコネクトの画面を見ながら一喜一憂していたので、先代のSKYACTIVデミオの車内とはまた違った盛り上がりを見せた、新鮮味あふれる珍道中となりましたとさ(^o^)。
Posted at 2014/11/24 22:03:02 | コメント(0) | トラックバック(0) | 隠れ家の新デミオ | 日記
2014年11月23日 イイね!

6MT→5MT→6MT (前編)

6MT→5MT→6MT (前編)その件で担当セールス氏から連絡があったのは・・・今から2週間も前。
時刻は18時を回ったばかりで、いつも仕事熱心な(笑)私は、まだ会社の事務所にいたのです。

おかしいなぁ・・・
新車1ヶ月点検の予約も入れたし、ドラレコの機種も最終決定して発注したし・・・何か不測の事態でも発生したのか?

そう思って、私は携帯の着信履歴から急いでコールバック。
すると・・・

「22・23・24日に、デミオXDのマニュアル試乗車が当店にやってきます!」


う・・・こりゃ完全に意表を突かれた(笑)。

「は、はぁ・・・(^_^;)。今週末じゃなくて、来週末の話ですよね?」

「はい! ぜひ乗りに来てください!!」

「ありがとうございます。ではぜひ!」

何とも営業熱心な・・・いやいや、我が家には新型デミオのガソリン車が納車されたばかりなので、今すぐにディーゼル車に買い換える可能性など、万に一つもないわけです。
にもかかわらず、マツダ車大好き人間の私にZEHI!とばかり、新しい試乗車の情報をわざわざアナウンスしてくれるなんて、とても有難い話じゃありませんか。・・・そういえば担当セールス氏、私が試乗時に勝手気ままに発するコメントが、営業トークの参考になるって言ってくれてたっけ(^_^;)。

よぉし、では・・・月曜は仕事なので、土・日のどちらかで試乗に行こう!

と心に決めた私ですが、なんと日曜は嫁さんの実家へプチ帰省することになったので、狙いは土曜の夕方、長女のバレエ教室の「送り」と「迎え」の合間の時間。

ところが、事はそううまくは運びません。

早朝プチドライブへ担ぎ出したアクセラと、翌日の広島帰省の足となるデミオの2台を、午前中にそれぞれキレイにシャンプー洗車。レインXの塗布までをきっちりと完了し、遅めの昼食を済ませたところで、いよいよバレエの送りの時間が近付いてきました。
ここで私が満を持して登場させたのは、カーポート奥のRX-7(^_^)。
1ヶ月前にクラッチのレリーズシリンダーを交換して以来、殆どまともに動かす機会がなかったので、バッテリー上がりを防ぐ意味でも、ブログ上の存在感を取り戻す意味でも、ちょうど良い出番。これぞ会心の起用と思ったのですが・・・
なんと、時すでに遅し(-_-;)。

頼りなかったセルの音はキュルル、ルル、ル・・・と力なく途絶えてしまい、あえなくジ・エンド。
急遽、ビアンテに救援を要請するハメに。

急いでビアンテを方向転換して頭からカーポートへ突っ込み、なんとか出発時間までには再始動に漕ぎ着けたので、カーポート奥でRX-7をアイドリングをさせたまま、ひとまずバレエ教室への送りは代打のデミオで(^_^;)。
帰宅後、バッテリーの回復のためには少々走行距離を稼いでやらねば・・・と、長女のお迎えを嫁さんに任せ、アイドリング中のRX-7に乗り込みプチドライブへと出発。
とはいっても、今回ばかりは時間に制約があるので、エンジン回転を高めにキープする高燃費走行(苦笑)をある程度続けたところで見切りを付け、そそくさとマツダディーラーへ向かうことにしたわけです。

ただ、そんなドタバタ劇だったので、事前にお店に連絡を入れることができず、あいにく担当セールス氏は外出中・・・。結局、楽しみにしていたデミオXDの6MT車の試乗はなんと、駐車場で出迎えてくれた店長さんとそのまま乗り込んでスタートするという展開に(・.・;)。

ホントは・・・前回のデミオXD試乗から1ヶ月も経ってしまったので、お目当ての6MT車を味わう前に、メテオグレーの6AT車を再試乗しておきたかったのですが、さすがに店長さんを拘束したまま何度も試乗を繰り返すわけにもいかないので、ここは店頭で待ち構えていたソウルレッドの試乗車(XD Touring L-PackageのフルOption車)に素直に乗り込むことにしました(^_^;)。

期せずして、初の早朝プチドライブに担ぎ出したアクセラXD(6MT)から、予定外のバッテリー回復運転を余儀なくされたRX-7(5MT)ときて、今週末だけの限定企画のデミオXD(6MT)の試乗と、今日の私はまるでマニュアルトランスミッション祭りのような大騒ぎ(笑)。
しかも、全車がターボチャージャー付きというから、その刺激やインパクトには全く不足がありませんね(^^)。

さてさて、個人的にとても注目していたデミオXDの6MT車。
意外にもネットでは賛否両論が渦巻いているこのモデルを試乗した私の感想は・・・!

すっかり長くなって疲れてきたので、また次の機会に(苦笑)。

(つづく)
Posted at 2014/11/23 23:57:38 | コメント(1) | トラックバック(0) | 隠れ家のテストドライブ | 日記

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小学生の時代に到来したスーパーカーブームがほぼ終わりかけた頃、極めて身近な存在だった国産車、とりわけ強烈な個性が滲み出る'50s~'60sの旧車に強い興味を持っ...
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