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Nuk-P@RailStarのブログ一覧

2015年01月19日 イイね!

今週も、ちょっとだけ

今週も、ちょっとだけ「もっとデミオに乗ろう!」宣言から二週間。

しかーし、この土曜日は敷地内を動かしはしたものの、またもDJデミオには乗れず仕舞い・・・という残念な週末スタートに。
本来、車検を終えたRX-7を旧アンフィニ店まで引き取りに行くのが、唯一のイベントとなるはずの日だったんですけどねぇ・・・

そもそも、私がローカル天気予報の「晴れ」マークを信じて、朝イチでアクセラの洗車を始めてしまったのがケチの付き始め。
シャンプー洗車を始めてすぐにパラパラと落ち出した雨粒は、間もなく本降りに(-_-;)。
折りからの強風に雨まで加わってしまうとさすがに作業を中断せざるを得ず、泡だけ洗い流したアクセラをカーポート下に移動させて、1時間ばかり屋内待機・・・。その間、もしやと思い、TVのデータ放送を再視聴したら、シレッと「晴れ」マークが「雨」マークに差し替えられてました(-_-;)。(・・・ったく、いつもコレだよ!)

雨が完全に止んでから拭き取り作業を再開し、アクセラを実家に返却したのが、11時前。
その足で徳山駅前から路線バスに乗り込んで旧アンフィニ店へと向かったので、RX-7で帰宅した頃にはとっくにお昼を過ぎていたのです(-_-;)。
そして昼食後、長女をバレエ教室に送るためにカーポート奥からビアンテを出そうとすると、突如、右ドアミラー内のモーターから異音が発生し始め、電格機能が不調に。
夕方にディーラーで症状を診てもらい、交換用のユニット部品の発注を終えるところまで辿り着きましたが、思わぬドタバタですっかりリズムが狂ってしまい、とてもじゃないけどデミオドライブまで気が回らなかったのです。

これでは件のスローガンもただ虚しく響くだけ(苦笑)。

そこで・・・

明けた日曜は、子供会の定例行事で公園清掃があったので、朝イチ、家族全員で現地(※約2キロも離れてます 苦笑)へ向かうのに思い切ってデミオを起用してみると、それをきっかけに、日曜は一転してささやかなデミオデーに。
ま、ささやかと表現した理由は、家族でデミオを利用したのは朝の公園往復の時だけで、それ以外は全て、前日に体調不良を訴えた父の様子を見るため、私が何度も自宅と実家を往復したという、冴えない内容だったため。
実際のところ、ドアミラーの故障でモーターがウンウンと唸り続けるビアンテは、あまりに体裁が悪過ぎて担ぎ出せなかったという事情も大いに絡んでますけどね(爆)。
・・・それだけじゃあまりに寂しいので、画像の通り、合間にきっちりとシャンプー洗車を施して、ささやかな愛情の注入を(^O^)。

そんなこんなで、先週の土曜の「合計3往復ポッキリ・・・」と比べたら、幾らか余計にデミオのチョイ乗り回数を増やすことに成功。
その甲斐もあって、先週に不本意ながら「4.8」に下げてしまったi-DMのアベレージスコア、なんとか「4.9」まで回復させることができましたよ(^^)v。



とはいいながら、なにせ片道2km未満の短時間走行の連続だったので、目的地に到着してエンジンをOFFする際に、運が良ければやっと初回のi-DMスコアが表示されるかどうかというギリギリの綱渡り。
スコアが表示されても、もはやそこから挽回を図ることはできないので、運転操作のひとつひとつを丁寧に破綻なく積み上げていく必要があるし、実家⇔自宅間の低速かつ単調なストップ&ゴーのルートを考慮すれば、限りある発進停止と右左折の機会において、操作の精度を上げておくことの重要度は高いのです。

このあたり、彼是1年近い付き合いになる実家のアクセラXDでは、私自身の習熟がかなり進んでいて、自宅⇔実家往復時のスコアもビシッと安定していますが、DJデミオはまだまだこれからというステータス。
アクセルにしろブレーキにしろ、DJデミオ13Sのクルマ側の応答特性がまだ正確に掴み切れてなくて、運転操作と車両挙動との相関を懸命に探っている最中なので、青ゲージと白ゲージの表裏一体な境界線を超えたり超えなかったりというスリリングな展開。結局のところ、日曜に10回近い最新スコアを加算したにもかかわらず、アベレージがビシッと「5.0」まで上がらなかったのは、まぁ、致し方ないところですね(^_^;)。

ちなみに、前回クローズアップした「停止直前のシフトショック」(による白ゲージ 笑)については、この週末はさほど気になりませんでした。

おおっ!
あの嫌な感じの減速G変化を見事に打ち消す、絶妙なブレーキング術を早くも開拓か???

いいえ、そうではありません^_^;。
要は、停止直前にシフトダウンが入るような急減速パターンをあの手この手で回避してみただけ・・・。
ま、あえて危ない橋を渡らないアプローチというのも、スムーズで爽快な車両挙動を実現するための大切なテクニックのひとつということで・・・アハハ(^_^)/~


Posted at 2015/01/19 18:47:17 | コメント(2) | トラックバック(0) | 隠れ家の新デミオ | 日記
2015年01月17日 イイね!

正常進化の予感

正常進化の予感ファーストカー・RX-7の車検入庫で旧アンフィニ店へ、嫁さん専用車・デミオの異音相談でマツダ店へと、連日別々のディーラーを訪れることになった先週末。

新春恒例の”初売りセール”がちょうどその週末までの開催だったので、何れの店舗も福袋目当ての常連さんや、他メーカー車で来店した商談客などで大賑わい。
マツダ店の方では、二週続けて担当セールス氏が接客中で殆んど会話らしい会話ができないという、嬉しいような悲しいような、例年にない不思議な初売り体験もしました(^_^;)。

そんな中、昨年11月に改良モデルが発表され、今月から正式発売となったCX-5/アテンザの実車が揃って配備され、試乗車置き場の風景もしっかりとマイナーチェンジを受けていました(^_^.)。
ま、前述したようなお店側の様子もあって、いきなり2015年の初試乗!!・・・という訳にもいかず、改良モデルのドライブはまたの機会のお楽しみに。

、私が今回、新しいCX-5のエクステリアで最も注目していたのは、フロントグリルに加えられた水平フィン。
色調はややシブめながら艶のあるグレー塗装が施してあって、形状も単なる一本フィンではなく、細いスリットで上下に分かれた二本フィン。さり気なくフロントマスクの質感を高めていることが確認できました。

でも正直、昨年の改良発表時のプレスリリース写真では少し印象が違って、光の当たる角度の関係か、この水平フィンがやけに光沢を放って見えたものだから、明るめのシルバー塗装か、もしくは控え目なクロームメッキ仕様かと思っていたのです。
いくら従来モデルが素材色のハニカムグリルでやや素っ気なく見えたからといって、その反動でここまで煌びやかにするってどうよ?
なぁんて、ついつい余計な心配までしていたので、単なる思い違いでホッとしました。

というか、ここ最近巷で評判の良いマツダデザインですから、実用性には多少目を瞑る必要があったとしても(苦笑)、本筋ともいえる質感や見映えの領域でハズすとは元々考えにくいところ。
今更アラブの大富豪仕様に路線変更するなんて・・・どう考えてもあり得ませんよね(笑)

さて、今から3年前、海沿いのワインディングコースに初めてスカイブルーのCX-5試乗車(20S)を持ち込んだ時は、車体の大きさを全く感じさせない軽快なハンドリングと、エンジン&トランスミッションのレスポンスの気持ち良さに心底驚き、
「これがフルSKYACTIVの実力かっ!」
と強く感じ入ったものです。
私は今でもその時のシーンをハッキリと思い出すことができるんですよね。

その後、NewモデルのCX-5を追うようにアテンザ~アクセラ~デミオがフルモデルチェンジで続き、その間もマツダの"人馬一体"感は常に進化を続けてきたわけですから、フルSKYACTIV車の元祖・CX-5の最新モデルが今どのような走りを見せてくれるのか、3年前の感動はどうカタチを変えて蘇ってくるのか・・・
うーん、試乗がとても楽しみになってきました(^_^)。
Posted at 2015/01/17 22:30:55 | コメント(2) | トラックバック(0) | 隠れ家のマツダ | 日記
2015年01月15日 イイね!

イッテキマース

イッテキマースこれは日曜朝のワンシーン。

『行ってきまーす!』

の声の主は・・・見ての通り、習字教室へ向かう小3の長女。
だけではなくて、車検のためにディーラーに向かうRX-7も一緒です(^_^)。

従来であれば、助手席からの見晴らしを改善するため、ブースタータイプのジュニアシートで座面の嵩上げを図るところですが、今回はそのまま車検入庫する予定だったので、あっさりと省略(^_^;)。
でもよく見てみると、RX-7のウェストライン付近に顔位置がくるくらいまでは成長してくれたようです(^_^;)

そして、いざ教室前に到着すると、慣れていないと難解なFD3Sのインナードアハンドルを苦も無く操作し、「じゃあね~」と元気よく降り立っていきましたとさ。

うーん。
たしか、ほんの数年前(?)までは、運転席の上に仁王立ちしても頭がルーフに届かないおチビさんだったはずなのに・・・。ホント、子供の成長の速さには、いつも驚かされてばかりです(*^_^*)。
いや、実はオトウサンだって人知れず成長は続けているのですよ。
でもなぜか、年々少しずつ乗り降りがキツくなっていくだけで・・・(以下自粛)


こうして、良くも悪くも“成長”を続けている乗員たちに対し、明らかに”老化”が顕著となっているのが、ファーストカーのRX-7(苦笑)。
今回で実に7回目となる車検へと旅立っていきましたが、夕方に担当のサービスアドバイザー氏から受けた状況報告によれば、今時点で緊急を要する程ではないものの、車体下面のアルミ合金パーツ類の腐食が着実に進んでしまっているとのこと・・・。

ま、思い当たる節はあるんですよね。

今から6年くらい前だったでしょうか、一時期、RX-7を裏庭で雨曝し保管にしていた時があり、梅雨時だったか秋の長雨の時期だったかは忘れましたが、ボディーカバーを下手にかけっぱなしにしていたがために、車体の随所に”白い粉”が一気に出現する事態となってしまったのです。
エンジンルーム内など容易に手が届く範囲は、慌てて表面の粉を削り落として体裁を繕った記憶はありますが、ジャッキアップして覗き込まないと判らない車体下部はそのまま放置・・・。
そして、昨年は不覚にも、痛恨のバッテリー上がりや車内のカビ繁殖を喫するなど、手入れが疎かになっていたのは紛れもない事実で、その結果、再び腐食を加速させることになったのですね(-_-;)。

我が家の赤CHARGE号、スポーツ走行の回数は裕に30回を超えるにもかかわらず、13B-REWエンジン自体は未だ快調そのもの。パワートレイン系のトラブルとしては唯一、クラッチのレリーズシリンダーを昨夏に交換しただけ。コンピューターはもちろん、マフラーさえも純正品を貫き通したのが奏功したのか、16年目を迎えてもエンジンO/Hなんて全くどこ吹く風の様子なのに、ブッシュ類の劣化ならまだしも、アルミパーツの総崩れで大枚を叩くことになったら・・・残念過ぎますよねぇ。

ここは、せめて老化の進行を鈍化させるアンチエイジング策を、全方位で考えていかないといけませんね。
まずは、アルミ合金の被膜処理の勉強から始めましょうか・・・
Posted at 2015/01/15 21:04:51 | コメント(0) | トラックバック(0) | 隠れ家のセブン | 日記
2015年01月14日 イイね!

少し乗ってみたら・・・(3)

少し乗ってみたら・・・(3)(2)の「幻の補足版」です・・・

思うところがあって、先週の土曜、我が家のDJデミオを集中的にチョイ乗りに担ぎ出してみた私。
そこで、走る・曲がる・止まるの全ての瞬間でフルSKYACTIV車らしいレスポンスの清々しさを感じ、このクルマの良さを再認識。
昨秋にやってきた新しい嫁さん専用車との間に築かれつつあった”距離感”の解消に成功した一方で、「止まる」の中の特定のシーンでは、意外な違和感も。
停止する寸前にSKYACTIV-DRIVEが幾度となく見せた変速マナーには正直、
「今まで経験した6ATとは少し様子が違うよなぁ・・・」
との、妙な印象が残ってしまったのです。

何たって、車輪が完全停止するかしないかの寸前に「トンッ・・・」と、ややハッキリとしたシフトショックを伴って1速にシフトダウンするので、この最中に減速Gの変化を最小限に止めるのは・・・決して簡単ではありません。
無論、そこでただズボラにペダル踏力を一定のままにしておくと、ローギアの強いエンジンブレーキで急激なG変化が起き、本来は不要な”躍度”をみすみす発生させてしまうことになります。
結果、最後の最後で同乗者のアタマをグッと前のめりにさせるような、初心者レベルの停止劇を演じてしまい、自身のプライドに大きなダメージを喰らった上に、その傷にまるで塩を摺り込むかのように、i-DMの白ゲージで「へっ、へたくそ~」と嘲笑われてしまうのです・・・。

「なんだコイツ、次はそうさせるものか!」
とついムキになり、停止寸前に1速にシフトダウンするタイミングを全神経を集中させて待ち受け、いざその瞬間に「さぁ来たっ!」とばかりにブレーキペダルを緩めてみるも、急でラフなペダル操作によって、かえって”躍度”を強調してしまう結果にはなるわ、挙句にブレーキを弱め過ぎてクルマは止まらんわで、一体全体何をしているんだかワカリマセン(苦笑)

ひとまずは、このやや難儀な変速の粗相もひょっとしたらデミオの「スモール」版6ATの宿命かもしれないし、仮にそうだとしても、まだ克服に向けた努力の余地は山ほどあるに違いない・・・と、この不本意な白ゲージの点灯・・・もとい、乗員を不快にさせるような唐突なG変化の撲滅に向けて、決意を新たにした私ではありますが、それとほぼ同時に、ある疑問も湧いてきました。

これって・・・どの13Sも同じなんだろうか?

ハイ、至極真っ当な疑問ですね。
ひょっとしたら自分だけ特別な状況に曝されてやしないかという被害妄想もやや雑じってますけど(笑)。

さて、これを検証するには・・・ディーラー試乗車で現象確認してみるのが最も手っ取り早い方法でしょう。
折りしも、ステアリング廻りの異音についてサービスマネージャー氏に相談しようと思っていたので、ぜひその際に、デミオの試乗車をもう一度ドライブさせてもらおう!(^_^.)
スモーキーローズマイカのデミオ13Sがお店に配備されてからはすでに3ヶ月半。
週末ごとの大盛況で、我が家のデミオよりもうんと走行距離は伸びているはずですから、比較検証にはもってこいの存在です。(もっとも、最近はXDの試乗車に主役の座を奪われてそうですが・・・)

そう秘かに企んで、先週の初売りからちょうど一週間ぶりにディーラーを訪れてみたところ・・・

なんと
前回を遥かに上回る大混雑ぶり(苦笑)

実は、先週末に引続き、今週末も新春恒例の“初売り”の期間内。
またも駐車スペースが空いておらず工場裏に侵入せざるを得なかった点も、来客駐車場がワゴンRにキューブ、マーチ、フィットと、軒並み他メーカー車に占拠されていた点も、まるで先週のリプレイを観ているかの如し。もちろん、担当セールス氏が他のお客さんにかかりっきりでロクに挨拶できなかったこともね(^_^;)。

一応、サービスマネージャー氏には事前に連絡を入れていたので、すぐにデミオの症状を診てもらうことはできましたが、異音の真因はコラムを分解してみないと判らないとのことで、また後日、再来店することに。
当然ながら、接客に商談に大忙しの店内、セールス氏を道連れに試乗に出掛けるわけにもいかないので、デミオ13S同士のシフトマナー比較も、これまた次の機会に(^_^;)。

ということで、今回は「幻の補足版」になったというわけです。


ちなみに・・・
現在、DJデミオの13S/13Cの6AT車にお乗りの方で、停止間際のシフトショックが気になっている方はおられますか?(^o^)
Posted at 2015/01/14 22:27:33 | コメント(1) | トラックバック(0) | 隠れ家の新デミオ | 日記
2015年01月13日 イイね!

少し乗ってみたら・・・(2)

少し乗ってみたら・・・(2)(1)からの続きです・・・

「もっとデミオに乗ろう!」
私がすっかり疎遠になっていたこの嫁さん専用車を、意図的に何度もチョイ乗りへ担ぎ出してみた土曜日。

そうそう、コレだよコレッ!

待望のフルSKYACTIV化の効果で、走る・曲がる・止まるの全ての場面で、前車・SKYACTIVデミオ(DE)からのレスポンスの進化を感じ取り、思わずニヤけてしまったのが、納車直後の頃でした。
幸いにも私は、3ヶ月前のあの感動が蘇ってくるのをハッキリと実感することができました。

ただ・・・その余勢をかって、暫く「4.9」のまま停滞していたi-DMのアベレージスコアをサッと満点まで押し上げ、
「やっぱ、ドライブの機会を設けて良かった!」
と、意気揚々ブログで報告するつもりだったのに、いざ蓋を開けてみると、停止間際のブレーキングコントロールに思いがけず手を焼くこととなり、スコアは逆に「4.8」へと後退(-_-;)。

なんてこったい・・・

予期していなかった白ゲージの連発に人知れずショックを受けた私は、思わず頭の中に『?』が沢山渦巻いてしまったのですが、実はその困惑めいたものは、直後に二段階のステップを経て、少しずつ中身が解明されていくことになります。

まず最初のステップはその日の夕方。
同じAT車のビアンテに乗り換えた際、私は知らず知らずのうちにこのミニバンの5速ATの操作感覚が染み付いてしまっていることに気が付きました。
ビアンテの5速ATとデミオの6速ATは全く世代が違っているし、クルマの方だってエンジンから車重から全てが違うわけですから、同じようなスムーズでメリハリのある車両の挙動を実現しようとしても、両車でその手段・・・つまりは操作の仕方が異なってくるのは当然のこと。
デミオはデミオなりに、高効率トランスミッション「SKYACTIV-DRIVE」の特性をしっかり理解し、減速Gを巧くコントロールする術をこれから身に付けていかねばならないのです。

そう決意を新たにした私の前に、衝撃的な2つめのステップが訪れます・・・。

一夜明けた日曜、車検を迎えたファーストカー・RX-7を旧アンフィニ店に預けた後、自宅までの足として担当セールス氏が用意してくれた試乗車が、アクセラスポーツ・20Sツーリングの「6AT車」だったのです。
「折角なので、自宅まで運転させてください♪」
と、嬉々として運転席に乗り込んだ私。
奇しくもトランスミッションは我が家のデミオと同じSKYACTIV-DRIVEの6速ATですから、前日に散々苦労させられた停止時の減速Gコントロールのことを私が強く意識していたことは言うまでもありません。

ところがところが

ここでも私の意に反して、シナリオ通りに事が運びません。
旧アンフィニ店から自宅までは6kmくらいの道程で、途中で幾度となく赤信号や右折待ちのシーンが巡ってきたので、その都度、ブレーキの踏力を変えながら何通りかの止まり方を繰り出してみたのですが、ただの一度も、昨日のデミオのようなシフトショックらしきものは発生しなかったのです。

えー、そんなバカなぁ・・・

そればかりか、15分程のドライブでこのアクセラの6ATが見せたスムーズかつダイレクト感のある変速マナーたるや、まさに「素晴らしい!」の一言で、感動さえ覚えてしまったほど。
「わぁ・・・アクセラの20S、すっかり見直しましたよ!」
と、助手席のセールス氏に興奮して何度も語りかけてしまいましたから^_^;。

まぁ、無理もありません。
思わず体がつんのめるようなシフトショックまで覚悟して、予め期待値を下げて走らせたのに、逆に非の打ちどころのない完璧な変速パフォーマンスで返されてしまったのですから、そのギャップがとても大きかったわけですね(苦笑)。
つい先日、アクセラセダンのフォルムの美しさを再認識したばかりだというのに、ここへきてまたハッチバックに回帰してしまいそうです(^_^;)。
いやいや、そんなアクセラのスタイル話なんかどうでも良くて・・・

一体なんなんだ? このシフトショックの差は!?!?

そこで、あらためて自分の記憶を必死に辿ってみると・・・
今を遡ること3年半、BLアクセラで初めて「SKYACTIV-DRIVE」を体験して以来、CX-5、アテンザ(GJ)、プレマシーSKY、ビアンテSKY、そしてアクセラ(BM)と、私はこの6速ATを搭載したクルマに数多く試乗させてもらいましたが、少なくとも短時間の試乗中には一度たりとも、変速ショックが気になったことはなかったのです。
それなのに、何故・・・

どうにも納得のいかない私は、我が家のデミオのSKYACTIV-DRIVEの素性を解き明かそうと、まずは各車パーツカタログで部品番号を見比べてみたのですが、トルコンに関してはどうやら3つのグループ(①「1.3G」、②「1.5G/2.0G/2.5G+1.5D」、③「2.2D」)にキレイに分かれてそうな番号の規則性が見い出せたものの、トランスミッション本体についてはそこまでハッキリとは読み解けず(^_^;)。
仕方がないので、ダメ元で『デミオのすべて』を探し出し、技術解説のページを読み返してみたら、

「ガソリン用には小型・軽量化を施した6ATを新開発」

と、あっさり書いてあるではありませんか(笑)。
つまり、マツダ最新の6速AT「SKYACTIV-DRIVE」はそのバリエーションとして、既に世に出ていた「ラージ」版(許容トルク:460Nm)、「ミドル」版(同:270Nm)に加え、今回のデミオから「スモール」版も登場し、大・中・小の3タイプが出揃っていたのですね(^_^;)。
(ったく・・・オーナーならよく読んでおけよ)

ふむふむ、アクセラの6ATよりも小型で軽量なタイプが搭載されていたのか・・・遅まきながらそのことを知った私。さらに続けて「すべて本」を読み進めていくと、衝撃的な記述に行き当たりました。

「1速ギアは、変速ショック緩和用のワンウェイクラッチを廃止」

なぬっ?

気を取り直して読み進めると、このワンウェイクラッチ廃止は引きずり抵抗の低減を狙ったものとのこと。
そして・・・

「代わりにピストンを二重構造にして・・(略)・・ショックのない変速を実現」

なるほど。
たしかに、発進・加速時に1速→2速のシフトショックを意識させられたことはなく、むしろ、そんな機構の省略や代用があったと聞いて驚いたくらい。
ただ・・・そもそもは、引きずり抵抗の多少の増加に目を瞑ってでも、ワンウェイクラッチを採用するメリットが確実にあったはずですから、廃止した結果として、どこかで変速ショックが犠牲になっている可能性は否定できません。それがもし仮に、2速→1速のシフトダウン時のマナーだとしたら・・・・私がアクセラとデミオがハッキリ「違う」と感じたのも、あながち的外れではないのかも。

もっとも、アクセラ20S-Tの試乗車が走行5,000kmほどだったのに対し、我が家のデミオはやっと1,500kmを超えたレベル。本邦初登場の「スモール」版の6AT、もう少しばかり経過観察をしてあげても良いでしょうね(^_^.)。
それに・・・車両が停止するタイミングと、1速に入るタイミングが重なってしまうケースは、例えば前方の信号が急に赤に変わってしまった時など、比較的速い(慌てた)減速を行った場合に限られるので、停止のたびに毎回起こるわけではありません。
しっかりと余裕を持ち、意図的にゆっくりとした減速モードに持ち込んでやれば、確実に停止よりも先にシフトダウンするので、心穏やかに停止の瞬間に備えることはできるのです(^_^;)。

あー、スッキリした。

土曜日の私はホント、停止時の白ゲージが抑え込めない事態にただただ閉口。
デミオとの関係構築に突如暗雲が垂れ込め、先行きに大いに不安を感じてしまったものですが、こうして少しずつでも状況が整理されると、それだけでもまずはひと安心。
要は、デミオ・13Sの6ATが他の6ATとは少し素性が違う(かもしれない)こと、そして何より、私自身にビアンテの5ATのクセが染付いてしまっていること、この2つの要因が把握できただけで、心理的には随分と楽になりました。

先代デミオ(CVT)では、微低速域から「ドンッ」と段付き加速をしてしまうそのカラクリがスッキリ解明し切れず、得体の知れない白ゲージに思わず戦意を喪失しかけたものですが、それに比べれば、今回のシフトショックなんて、十二分に予見できる現象ですから、ここは落ち着いて克服にチャレンジしていけそうです!(・・・たぶん 笑)
Posted at 2015/01/13 23:02:01 | コメント(1) | トラックバック(0) | 隠れ家の新デミオ | 日記

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小学生の時代に到来したスーパーカーブームがほぼ終わりかけた頃、極めて身近な存在だった国産車、とりわけ強烈な個性が滲み出る'50s~'60sの旧車に強い興味を持っ...
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