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Nuk-P@RailStarのブログ一覧

2017年01月31日 イイね!

諸事情により・・・

諸事情により・・・週明け早々に一週間の謹慎処分?を喰らい、不承不承、自宅で大人しく過ごしております。

これが計画的な休暇なら、前もってアレコレと楽しい過ごし方を思案できたに違いありませんが、今回はあまりに突発的に過ぎたのと、そもそもの体調が万全でないことから、時間の有効活用に関しては、ほぼ打つ手なしの状況。
仕方なく動くのを諦め、ふて寝を決め込んだら決め込んだで、今度は持病の腰痛がぶり返すときたものだから、もう目も当てられませんよねぇ(苦笑)。

以前、入院中の父が「暇で仕方がない」とベッドで文句を言うたびに
「イイじゃない、他に何もしなくて済むんだから」
などと冷たく窘めていた私ですが、何もできない辛さが少し分かった気がします。

ただ、暇で不自由な謹慎の身で、何ひとつ得ることがない・・・わけでもありません。

ふと玄関先に立ち、咲き始めた梅の花や周囲の木々の緑にあらためて見入ってみたり、全く人気(ひとけ)のない平日昼間の空気を感じてみたり。
あ、そうそう、最近疎遠になっているみんカラブログをここに認めてみたのもその一環ですし、普段は目前の仕事に追われて棚上げしたままの業務上の課題や同・悪巧みについて検討を加えてみたりも(爆)。

ま、一番の気付きは・・・平生の健康の有難さなんですけどね(^^;)
Posted at 2017/01/31 13:14:03 | コメント(4) | トラックバック(0) | 隠れ家のお仕事 | 日記
2017年01月26日 イイね!

ピープルムーバー、10年目へ

ピープルムーバー、10年目へ所有するマイカー3台と、メンテナンスを担当する実家のクルマ1台を合わせた4台が全て車検年という、我が家にとってはお祭り騒ぎの2017年(苦笑)。

まずは新年早々、最長老のRX-7が17年目の車検に。
新車購入から3、4年こそハードなスポーツ走行に供された赤CHARGE号も、その後の十余年は一転して隠居生活。
偶に街中を流す程度に成り下がった元・サーキットマシンは、とくに大きな問題もなく、通算8度目の車検をクリアしました。

お次は・・・我が家随一のピープルムーバー・ビアンテの番。
2008年に予約購入したブランニューの三列ミニバンもすでに9年目に突入していて、今夏の車検が通算4回目となります。

この稀少なオレンジ色のミニバンに関しては前回、2015年の車検時に一世一代のモディファイを実施済み。
足腰の弱った母親の乗降性改善を狙ったローダウン化がそれで、現時点で実施から1年半が経過。
実をいうとローダウン直後は、単なるスプリング交換だけに留めたのが災いしたか、リアの突き上げの酷さに閉口してしまい、暫くはモディファイの是非を自問自答する日々が続いたものです。
しかし、ひと冬超えたあたりから状況が見る見るうちに改善。
マイレージが3000キロほど加わった結果、車高の下がった新ジオメトリ―に周辺部品がやっと馴染んできたのか、次第に乗り心地が許容範囲内と感じられるようになったのです(^^)v。

ただ・・・それと並行して、リアの車高が少しずつ下がる現象が止まらず、三度にわたってヘッドライトの光軸調整を強いられたのは、まぁ、ご愛嬌ですかね^^;。

そんな紆余曲折のあったビアンテですから、当面は大きなモディファイ計画はナシ。
半年後の車検では、ATF交換やエンジントリートメント注入などの定期メニューを加える程度で、基本的には音無しの構えでいます。
ところが、激動の(苦笑)2017年に入ってからここまでの数週間、最も動きが多かったマイカーは・・・他でもないこのビアンテでして(笑)。

今回はその中から主だった動きを3つ紹介しますが、なんといっても最大のトピックスは、正月の2日、私が急に思い立ち、初売りのカー用品店でレーダー探知機を設置したことでしょう。

え? まさかのレーダー探知機???

・・・エへへ^m^。

何を隠そう、私は今から十数年前、山陽自動車道を走行時、とことん肝を冷やしたある出来事をキッカケに、高速道も下道も全て、スピード控えめの地味な運転スタイルへガラッと切り替えました。それまでは一発免停ギリギリの速度域が当たり前だったところを、レーダー探知機を必要としない遵法レベルまで速度域を下げたわけですから、もはや宗旨替えに匹敵する大変身を遂げた(笑)のです。

その瞬間から、レーダー探知機の類は私の中で「不要」のカテゴリーに仕分けされ、完全に興味の対象外に。すでに装着済みだったRX-7を最後に、以降のマイカーでは全て未装着でした。
にもかかわらず、私が突如9年目のビアンテに再導入したワケは、製品のサブ的機能である、車両情報の表示機能が欲しかったからに他なりません。

というのも、我が家の初期型ビアンテ、随所にメッキ処理を採用した内外装の質感では後年式のビアンテに対してアドバンテージを持ちますが、その反面、現代では常識的なアイドリングストップ機能や車載燃費計など、エコ系の装備に乏しいのが難点(+_+)。
そこで、せめて燃費表示の機能だけでも補完しようと思い立ったのが、今回の再装着劇の真相というわけです。

が、一旦その気になるとじっくり待てなくなるのが私の悪い癖。
初売り日の店頭で、大した機能比較や価格比較をすることもなく、その場で即装着可能な在庫商品をササッとチョイス(^^;)。(ま、私自身のフリー時間が限定的だったという事情もありますが)
でも、安直な買い物のわりに機能的な不満はなく、OBDⅡを介した車両情報の表示可能項目が実に130種類以上にも及ぶことには、正直「いや、そんなにいらんがな」との印象さえも^^;。
現在は、常時5項目を表示させる画面モードにして、平均燃費と平均速度をそれぞれ2種類ずつ(リセット毎/エンジン始動毎)に、電圧を加えた5つを表示させています。

というわけで、燃費計を追加するという当初の目的は十二分に果たせているのですが、レーダー探知機の設置場所については、やや後悔する部分がないでもありません。

そもそも、カー用品店の作業スタッフさんには、なるべく車内が雑然とならないよう“目立たない位置で”と依頼したので、現在のコーナーセンサー脇はほぼベストといえます。
ただ、後になって気付いたのは、この位置だと折角の画面が運転席から「しか」見えないこと(汗)。
さすがに三列目からは画面の読み取りが困難としても、それほど遠くない二列目や、最も近い助手席でさえ、ビアンテのステアリングによって巧みに視界を遮られていたのです。
ま、表示の内容自体に関心があるのは私1人で、現状でも実害はないとはいえ、同乗者の退屈しのぎの手段としても活用できるなら、それに越したことはありませんからねぇ・・・。
インパネセンター付近で邪魔にならない位置を真剣に検討してみましょうかね。

さて、レーダー探知機設置に続く2つ目の動きは・・・
一転して地味な話ですけど、アドバンストキーのメインキー⇔サブキーの選手交代。

実はここ数年、スマートキーの反応の悪さが気になってまして・・・
ドアノブのリクエストボタンを押したり、クルマから離れた位置からリモコンで施解錠の操作をしても、反応がないケースが多発。
となると、通常は真っ先にキーレスの電池消耗を疑い、ボタン電池を交換してみるわけですが、新品の電池でも状況は全く変わらないときました(+_+)。
よって、クルマを急いで降り立ち、リクエストボタンを押しながらサッとクルマを離れようとしても、期待したタイミングで「ピッ」という施錠反応がなく、そのたびにズッコケそうになっていたのです(爆)。

フムフム。
電池に問題がないとすると・・・クルマ側の受信機能に問題アリと見た!

私は短絡的にそう判断。6ヶ月点検時にサービスの方に相談してみたところ、そんなトラブルは前例がないとのこと(苦笑)。
まずはその前に、キーレス側の発信機能を検証してみましょうと、今回の選手交代劇と相成ったわけです。
ということで、ビアンテの購入以来8年半、ずっと引き出しの中で眠っていたサブキーの登板、はてさてどんな結末になりますやら^m^。

最後の3つ目は何かというと、正確にはまだ未対応ではありますが・・・
先日の6ヶ月点検でバッテリーが「要交換」と診断されたこと。

寒い冬場に外出先でバッテリーが突然死してしまうと堪らないので、早々に交換に踏み切るつもりですが、ここで思い出すのは前回のバッテリー交換劇。
ちょうど2年前、同じ6ヶ月点検のためディーラーに向かう道中、立ち寄ったGSであえなくバッテリーが死んでしまうというまさかのアクシデント・・・。ひとまずジャンプケーブルで蘇生処置をし、息も絶え絶えの状態で入庫したので、純正バッテリー以外に選択肢がない状況だったんですよね。

今回こそはぜひ、市販品で好みのバッテリーを選ばなくては・・・(^^)。

以上、何かと動きの激しい、我が家随一のピープルムーバーの近況でした
Posted at 2017/01/26 22:54:21 | コメント(0) | トラックバック(0) | 隠れ家のビアンテ | 日記
2017年01月22日 イイね!

酉年の空想 -下降編-

酉年の空想 -下降編-便利で快適なシートヒーターをぜひ家族にも・・・

そんな殊勝な思いから、“極寒”レザーシート標準装備(笑)の嫁さんデミオを代替するとしたら・・・
と、突拍子もない空想を始めてしまった私。
勢いにまかせてスイスイとデミオXDとCX-3を候補に挙げたまでは良かったのですが、その後冷静に考えていけばいくほど、現実的な問題が次々に目の前に立ちはだかり、お正月の浮かれ気分も一気に冷めていったのです(^^;)。

今回の下降編は、上昇気流モードから一転、盛り上がった私の気持ちが急降下を始めていくその顛末をじっくり語ってみます(苦笑)。

俎上に載せられたデミオXDCX-3

フルSKYACTIV+魂動デザインの両車を、あらためて我が家目線・・・つまり、現在のカーライフに対する影響や付加価値という観点から眺めてみると、最大の話題は1.5Lのクリーンディーゼルで間違いないところですが、この初物ユニットは2台共通ゆえ、比較項目はそれ以外の領域から探し出さないといけません。

もっともイメージしやすい項目は「追加費用」「目新しさ」の2点でしょうか。

デミオXDを例にとると、車両価格が相対的に安く、追い金の少なさから最も現実的な選択肢となる一方で、現所有車(デミオ13S・Lパッケージ)からの変わり映え感に圧倒的に乏しいことが、新しモノ好きの私にとって果てしないネック(-_-)。

なにせ、私が同型内でクルマを買替えた事例といえば、FD3SのⅣ型→Ⅴ型が唯一ですからねぇ。
V型にはマイチェンレベルの外観変更も伴っていましたが、何よりも私の心を捉えたのは、最高出力アップ(265ps→280ps)と冷却性能/空力性能の改善という、サーキットユーザーが泣いて喜ぶ実効的進化と、経営再建下の厳しい状況でそれを世に問うたマツダの心意気(^^)。
これらが、逆風下のREを応援したい気持ちを倍化させ、私は何の迷いもなく同型間の買替えを決断したわけですが、正直なところ今回はそれに匹敵するレベルの動機はなく、外観上の変化の乏しさがひたすら重く圧し掛かるのです(苦笑)。

・・・実は、ここで私はひとつ妙案を思い付き「かけ」ました。
どうせ現在の愛車のイメージから抜け出せないのなら、それを逆手にとり、内外装色をそっくりそのまま踏襲する「エンジン載せ替え案」がそれ。うまくいけば、周囲に気付かれずにこっそり買い替えることも可能かもしれません。
しかし、昨秋の商品改良時、我らがブルーリフレックスマイカ色が現行デミオのカラーパレットからドロップしたため、この秘策はあえなくボツに(涙)。

そんなわけで、2年以上の所有で新鮮味のないデミオが自ずと後退し、やや消去法的にCX-3が先頭に立つ展開になるのですが、ここで私は嫁さん専用車の大切な使命を思い出し、ふと我に返るのでした。

そうだ、このクルマの助手席には母親が乗るんだった・・・

小柄で膝の悪い母は、近年は高齢も手伝い、クルマの乗降が思いのほか容易ではなくなってきました。
事実、実家のアクセラXDでは座面高が低過ぎて「降りる」のに苦労し、我が家のビアンテでは逆に座面高が高過ぎて「乗り込む」のにひと苦労。結果的に、両車の中間的な座面高の嫁さんデミオがかろうじて「可もなく不可もなく」の状態なので、このたびの父の運転自粛を受け、嫁さんや私が母を買い物に連れ出す際は、決まってこのデミオを登板させているのです。

ところが、私が調べたところ、CX-3の前席の座面高はデミオより50ミリ近くも高いのですよ。
イタタ・・・

この点が大いに気になったので、先日ディーラーで実車検証をしてみると、高さ以外でも別の不安要素が浮上。
店頭に鎮座していたのは、CX-3特別仕様車“Noble Brown”。
このナッパレザーシート、前席座面の両縁がひと際高くそそり立っていて、この私でさえ乗降の際にお尻や太ももが引っ掛かってしまったのですよ。
さらに、乗降の際にサイドシルを跨いでいく時の平行移動量がデミオよりも大きく感じ、単純な高さ以外の部分でも、あれやこれやと母親の乗降の支障になるポイントを見つけてしまったのです(+_+)。

アチャー。

店頭で一気に熱が冷めていく私を見て、必死のフォローを繰り出した担当セールス氏によれば、通常のクロスシート仕様であれば座面の両縁はさほど高くないとのこと。即ち、レザーシートを諦めてシートヒーター付のクロスシート車を選べば、先の懸念ポイント解消の可能性はあるというわけです。

しかーし
そもそも、上質でお洒落なホワイト内装の雰囲気が好きで、デミオのレザーシート仕様を購入した私。
それが偶々シートヒーター未設定時代の初期型だったがために、後に座面の冷たさが問題として浮上したわけで、その解決策が巡り巡って「レザーシート仕様の放棄」というのは・・・さすがに本末転倒な印象が否めません^^;。

こうなってしまうと、新鮮味の多さが魅力的なCX-3も、現実解としては問題含み。
もちろん、実際に母親に乗降させてみるという奥の手(敗者復活戦)は残すものの、現時点では二度にわたる消去法を経て、再度ボールはデミオXDに戻ってきたカタチとなりました。

でも、ここまで後ろ向きな攻守交代が続いてしまうと、気分はすっかり冷めてしまうもの(-_-)。

嫁さんデミオの初車検までは、あと8ヶ月。
果たして、私自身が新鮮味の薄いDJデミオ同士の買替えを我慢できるのか?
当の本人でさえ全く想像できない状況ですが、あと数ヶ月すれば肝心のシートヒーターの出番も終わり。
当面は申年プロジェクトの仕上げ作業に集中しながら、じっくり焦らず考えていきたいと思います。
Posted at 2017/01/22 22:22:45 | コメント(0) | トラックバック(0) | 隠れ家のマツダ | 日記
2017年01月16日 イイね!

酉年の空想 ー上昇編ー

酉年の空想 ー上昇編ー空想はいつも、現実逃避の手段なのであります(^_^;)。

あれは昨年の秋口のこと。
一世一代の”申年プロジェクト”に本腰を入れていくにあたって、私は心底不本意ながらも、ディーラーの担当セールス氏に対し、とてもつれない宣言をしてしまったのです。
曰く、クルマを頻繁に買い替える私の奇特な趣味も、しばらくの間は封印せざるを得ないかもと(苦笑)。

ま、これも自業自得であります。
計画的に住宅資金を準備していたわけでもなく、そればかりか、ご承知の通りのクルマ道楽・マツダ道楽っぷりを続けていたわけで、これから目の前にそびえ立つであろう●金の山の高さには、思わず目眩がしてしまうほど。冒頭のような弱気の発言が口を付いて出るのも無理からぬところでしょう。

事実、私自身もプロジェクトの構想段階からそんな事態を予見し、苦肉の対応方針を練っていたのです。
即ち、ここ当面は現有マイカーたちを新しいカーライフ環境----練りに練った「真っ新の箱」---に収めることに大きな喜びを見出し、その新拠点でマイカーたちをさらに生き生き輝かせてやることに注力しようと、決意を固めていたのです。

もちろん、そうはいってもクルマ好きとしての熱意が冷めたわけでは決してなく、むしろ、新しいガレージ環境を前提とした非現実的な妄想は止まるところを知らなくて、当の本人も驚くばかり。
例えば・・・
「今ロト6が当たったら、ビアンテをXC90に、デミオをKangooに替えたいなぁ」
なぁんてね。
(その前に借●を返せよ・・・と即ツッコまれそうですが 笑)

ま、空想だけならタダなので実害はないわけですが、今回ばかりは中途半端に現実味のある話が目の前をかすめてしまったものだから、つい悪い虫が騒ぎかけてしまったのですよ。

発端は、前回ブログにも書いた「シートヒーターの有難さ」ですね。

昨秋、実家のアクセラXDでシートヒーターを初めて体験し、今更ながらその抜群の効果に感心してしまった私。
次の瞬間、私の脳裏に浮かんだのが、家族に対する申し訳なさでした。
なぜって、これまで誰一人としてこの快適装備の恩恵に与れていないわけですからね・・・。
とくに深刻なケースが、私がオフホワイト内装欲しさに選んだデミオ13SのLパッケージ。
そのレザーシートは冬場にシート座面が驚くほど冷たく、当時小学生だった長男が半ズボン姿で寒そうに座っている光景を目にし、速攻でボアクッションの調達に走ったほどでしたから。

そんな後ろめたさを感じていた最中、DJデミオ発売から1年余りが経過した2016年の1月、何の前触れもなくシレッと前席シートヒーターが追加装備された時は思わず目を疑い、「なぜ最初から設定してくれなかったの?!」と臍を嚙んだものです。

但し、現実的には初期型DJデミオでは逆立ちしてもシートヒーターは選びようがなかったわけで、自らの選択に過失はなかったんだと、一応は納得していたのですよ・・・
・・・・・・・・
その絶大な効果に気付かされるまではね(爆)

いやぁ こうなるともう堪りません。
「大切な家族にいつまでも不憫な思いをさせるわけにはいかない」

折りしも2017年は、実家のアクセラも含めたマイカー4台が、よりによってオール車検の当たり年。
ま、これは過去、いかに私が無計画で衝動的な買替えをしてきたかを裏付ける話なんですが(苦笑)、別段それを反省することもなしに
「なにも全車、無条件で車検を通す宣言はしてないよねぇ・・・」
なんて悪魔の囁きが聞こえ始めたから、もうエライこっちゃですよ(爆)。

とはいえ、話題の中心となるDJデミオが嫁さん専用車という役割を担っている以上、日常の取り回し性や使い勝手を大きく犠牲にするような選手交代はあり得ません。
よって、美しさや躍動感といった外観上の魅力と引き替えに肥大化したマツダの新世代商品群は、その大半が哀れ対象外となり、代替候補はせいぜいデミオかCX-3。

空想というわりには一気に選択肢が狭まったところで(苦笑)、つい数ヶ月前に嫁さんがふと漏らした一言が鮮明に蘇ります。

「坂道や加速時、ストレスを感じることがあるよ・・・」

そもそも、3年前に現在の13S(ガソリン車)を発注した時も、4代目となったDJデミオの一番の推しが「XD」(ディーゼル)であることは重々承知済み。
クラス概念を超える抜群のGT性能を最大の魅力と感じつつも、我が家のロングツアラー・ビアンテとの棲み分けや、新型デミオの機種別のデリバリー時期などを考慮して、軽快な走りと納期の早さをかって、現在のガソリン車に決めたという経緯があります。
ただ、こうして一度は目を瞑ったはずの13Sの弱点を、当のメインユーザーに感じさせていたという事実は、私にとって少なからずショックでした。

「うぅ、やはりそうだったか・・・」

その経緯を思い出した瞬間、実質的にデミオ「13S」リピートの可能性は消滅。
また、同じガソリン車ながらモアパワーが期待できるマニアックグレード「15MB」は、安全装備の水準やマツコネ未設定などで不満があるため、デミオでの候補グレードは自ずと「XD」一択に。
つまり、「デミオXD vs CX-3」という、1.5Lディーゼル同士の一騎打ちの様相を呈してきたわけです。

アハハ、正月早々、空想は加速する一方でしょ(笑)。
まさに大空を舞うトリ(鳥)の如く、その想いは一気に上昇していくかのように見えたのですが、そのうち、私は大切なことに気付くのです。

空を舞うといっても・・・酉年のトリって「鶏」じゃなかったっけ?

というわけで、下降編につづきます(爆)
Posted at 2017/01/16 22:46:54 | コメント(4) | トラックバック(0) | 隠れ家のマツダ | 日記
2017年01月06日 イイね!

アクセラプチ報告 –Vol.33–

アクセラプチ報告 –Vol.33–実家のアクセラXDで私が感じた「あんなこと」「こんなこと」をユーザー目線で綴ってきた”プチ報告”シリーズ。

後期高齢者の老夫婦に鮮やかなソウルレッドのマイカーという、決してインパクトの少なくない取り合わせも、登場からすでに2年半以上の歳月が経過しました(^^)。

2014年、それまで9年間愛用した初代アテンザスポーツワゴンから、新車のアクセラXDに乗り換えた私の父。
自動ブレーキなどの最新安全デバイスは言うに及ばず、スマートキーやアイドリングストップシステム、果ては左上リバースのMTのシフトパターンなど、見るモノ触るモノの大半が人生初体験の装備だったにもかかわらず、深紅の新たな相棒をごく最近まで大過なく乗りこなしてきたという事実は、私からすると正直、望外の大健闘とも形容できるものでした。
いみじくもその2年半余りの間、父が幾多の疾病によって何度も生命の危機を迎え、毎回毎回それを奇跡的に乗り越えてきたという波乱の日々を併せ考えると、私は余計に感慨深く、大健闘という表現がますます真実味を帯びてくるのです。

しかしながら、先々月に緊急入院した際、現在の父の容態がいつ急変しても不思議ではない状況であることを知らされるに至り、私は主治医や父本人と相談した上で、再退院した父には当面、クルマの運転を控えてもらうことにしました。

今後の容体如何では恒久的なものともなり兼ねないこの措置、息子の私には結構辛い決断でした。
なぜなら、助手席が定位置だった子供の頃の私にとって、父はいつも尊敬すべき運転の師。今回の決断はその父に息子が引導を渡すことになるし、その結果のひとつして、父がここ十年来ライフワークとしてきた趣味の畑通いを実質的に奪い取ることにもなってしまうわけですから。
でも、ハンドルを握るということは即ち、本人や同乗者はもちろん、クルマの周囲を通行する多くの人々の命をも預かるということ。常に完調が期待できない身体だと判っていながら、みすみす多大なリスクを背負い込む選択は、やはりあり得ないと考えたのです。

無論この苦渋の措置で、今後、老夫婦のお抱え運転手として私たち夫婦の出番が激増することは確実。
でも、私自身はむしろこれをウェルカムと考えるようにしました。
だって、大好きなクルマの運転を通じて、しかも、贔屓のマツダ車のハンドルを握りながら、少しばかりの親孝行ができるのですから、これ以上何も望みようがないではありませんか(^^)

●SCENE #40 こんなにイイものだったとは!!!

そんな経緯があり、実家のアクセラXDのドライバーズシートを占有することになった私。
当面、父とシートを共用する前提がなくなったのを機に、父に配慮して譲歩していた部分を少しずつ、元に戻していくことにしたのです。

そして、私がまず目を付けたのが、前席のシートクッションでした。

2014年4月の納車以来、アクセラXDの座面を覆い続けた市販のクッション。
この設置は元々は助手席に座る母親の個人的嗜好を尊重したもので、主な目的といえば「汚れ防止」や「豪華さの演出」といったところ。
でも、実はそれ以外にも切実な目的がありまして。
それは、オーナーの父が身形や体裁にわりと無頓着であるが故に、趣味の畑でひとしきり野良仕事をした後、そのままの格好でクルマに乗り込んでしまうことに起因する「運転席の汚れ防止」の意味合いがかなり強かったのですね。
夏場なんて、私が運転席に座ったら、シートクッションが父の畑仕事の汗でジメッとしていることがよくありましたからね(苦笑)。

そんなわけで、赤ステッチをあしらったシックなシートクッションを取り払い、久々にXD純正の本革シート座面が顕わになったところで、私はこれまで封印されていたとある機能を、この時とばかりに作動させてみたのですよ。

ハイ、もう粗方想像がついたと思いますが・・・シートヒーターの「スイッチオ~ン」ですよ(笑)。

私も父も歴代マイカーで初装備となったこの快適機能。
折りしも季節が晩秋から初冬に移り替わろうとしていたこともあり、実際に作動させてみたら・・・これがなかなか快適ではありませんか!(爆)。

夜間にずっと玄関先で北風に晒され続け、底冷えするような寒い車内に乗り込んでも、シート座面から背面にかけて瞬く間に温かさが伝わってくるその即効性たるや、もはやエアコンの比ではありません。
ここ周南の中心部は基本的には温暖な地域なので、前述したような寒さと対峙するシーンは早朝や夜間くらいですが、そんな時もこのシートヒーターがあれば必要にして十分。
こうなると本質的なエアコンの出番は、デフロスターでの視界確保時のみ・・・とさえ思えましたね。

いやぁ、これは癖になりそうだ。

思わずそうつぶやいた私。
その後、家族を代わる代わるアクセラの助手席に招き入れ、その絶大な効果を体感させたのは言うまでもありません(笑)。

今更ながらのシートヒーター初体験と、それがもたらした予想外の大きな衝撃。
実はこれが、実家のアクセラを運転する際のひと時の快楽に止まり切らず、自身のカーライフの思わぬところに飛び火をしていくことになるのですが、それはまたの機会にでも。



<余談>
たったこれっぽっちの駄文、書き始めてからアップするまで半月以上かかってしまいました・・・。
まだまだ完全復帰までは程遠い感じですね(苦笑)

プロフィール

小学生の時代に到来したスーパーカーブームがほぼ終わりかけた頃、極めて身近な存在だった国産車、とりわけ強烈な個性が滲み出る'50s~'60sの旧車に強い興味を持っ...
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