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Nuk-P@RailStarのブログ一覧

2018年01月28日 イイね!

紫紺の記憶

紫紺の記憶画像は、我が家の玄関内の様子。

このエリアは全くもって私の色に染まっていない常識的な空間なので、当ブログの「新しい隠れ家案内」シリーズに登場することは・・・おそらくないでしょう(^^;)。

慌ただしい引越しから早10ヶ月、新居で初めて本格的な冬を過ごしているのが現在の私達。
つい1年ほど前を思い返せば・・・

底冷えが激しくて戸外よりも寒く感じる(苦笑)築35年超の古家にて、石油ストーブを囲んで暮らしていましたから、全館空調で家中が常に一定温度に保たれている現在は、隔世の感を覚えるほどの快適さです。
(その分、うっかり薄着で外に出てしまった時の落差がキツイですが 笑)

そこで嫁さんがここ最近、足を踏み入れ始めたのが園芸の世界。
折りしも、温暖な周南市沿岸部でさえ冬日や真冬日が続く昨今ですが、温室並み?の好環境を生かすべく、ネットで花苗を仕入れてきたのです。
ここに、古家のウッドデッキに放置していた園芸用品を組み合わせ、新居初の寄せ植えが出来上がったというわけです。

で、
(ここからが本題)
私は玄関に入ってこの光景を見た瞬間に、パッと脳裏に浮かんだ写真があったのです。

・・・思い立ったら、ハイ。
併設する「Nuk-Pライブラリー」のマガジンラックをゴソゴソ・・・

ジャーン。


花と緑に囲まれた色鮮やかな絵柄が印象的な、「アンフィニMPVのカタログ」です。
1995年10月の発行版ですから、初代MPVが最初で最後の"ビッグマイナーチェンジ"を受けた時のものですね。
(※友情出演 : マミー、ズー)

初代MPVの発売は、バブル景気真っ盛りの1990年でした。
3.0LのV6エンジンを搭載する7人乗りのFRミニバンで、北米市場から2年遅れで国内投入。翌1991年のアンフィニチャネル設立に伴い、車名が「アンフィニMPV」に変更されます。

実は私、この贅沢なグランドツアラーの雰囲気が当時から大のお気に入りで、後年、社会人になってから、濃緑/銀のツートーン(ウィスパーグリーン/プレステージシルバー)色の革シート仕様車の中古車購入を真剣に検討したこともあります(^^;)。
1995年のビッグマイナーチェンジでは顔付きが少々私の好みではなくなりましたが、上品なツートーン色の設定は継続されて、カタログの表紙には濃紺/銀(サテライトブルー/シルキーパール)のツートーン車が登場しています。
このカタログの雰囲気もまた私の大のお気に入りで、20年以上経った今も、記憶の中にしっかりと刻まれていたというわけです。

でも・・・
よくよく両者を見比べても目立った共通性はなくて、強いていえば「紫色の花がある」ことくらい(爆)。

人の記憶や印象なんて、結構いい加減なもの。うろ覚えや曖昧な記憶で確信めいた発言などしようものなら、後で痛いしっぺ返しを喰らうこともあり得るぞ・・・

などと、ひたすら痛感(自省?)し我に返ることになった、週末の出来事でした(^^;)。
Posted at 2018/01/28 09:43:28 | コメント(0) | トラックバック(0) | 隠れ家のマツダ | 日記
2018年01月27日 イイね!

即断に至る伏線 ~⑥補足編~

即断に至る伏線 ~⑥補足編~これまで5回にわたってブログで紹介してきた、嫁さん専用車の交代劇とその背景。
DJデミオの放出決定からCX-3の新車発注まで僅か24時間というスピード契約に至った伏線を説明したわけですが、

何故にそこまで性急に?

という部分で、「24時間」の妥当性がやや腑に落ちなかったかもしれません。

例えば、翌日から長期不在にしてしまうとか、期間限定車のオーダー期限の日だったとか、タイムリミットを早めざるを得ない特段の事情はなかったわけだし、如何に一年越しの事前検討過程があったにせよ、せめて2~3日くらい、じっくりとグレードやディーラーオプションの品定めをしても、全く不思議ではありませんよね。
ましてや、“急いで消費しないといけない”曰く付きの現金が手元にあったわけでもないし(爆)。

そこまで私に契約を急がせた理由は一体何?

・・・ということで、今回は補足編と称する、簡単なエピローグを(^^)。


まるで一分一秒を争うかの如く私が新車発注を急いだ理由。
実は、そのヒントが今回の画像の中に隠されている・・・というか、画像そのものが答えと言っても過言ではありません。
ハイ、カーポートの手前側にポッカリ空いた駐車空間と、代役に担ぎ出されたビアンテです。

・・・きちんと説明しましょうね。

2007年の3月、東京のマツダディーラーまで探しに行った(笑)V6フレンディの新加入をもって、宿願の三台体制を実現した我が家。
その3台は、スポーツカー(RX-7)、コンパクトカー(ベリーサ)、ミニバン(フレンディ)と、用途を明確に分けた布陣でした。
それぞれのクルマを本来の得意領域でしっかり活躍させることで、マイカー自身もより輝くだろうし、そのことで私達のカーライフも幅が広がってウンと充実したものになるはず、という基本コンセプトを私が掲げたからです。

よって以降のクルマ選びは、用途別体制の一翼を担うことを強く意識したものに。
どの領域でも及第点が取れるゼネラリストよりも、特定の領域で満点がとれるスペシャリストのイメージを優先して、それぞれの活躍シーンが被らないように努めてきました(^^)。
この路線に沿って、直近の3年間はRX-7(スポーツカー)、DJデミオ(コンパクトカー)、ビアンテ(ミニバン)の顔触れで、娯楽性・利便性・積載性の各領域の代表選手を並べてきたわけですね。

但し、一見バランスの良いこの用途別三台体制にも、大きなデメリットがありまして。
それは・・・

何れか1台でも欠けた途端、総合力が極端に低下してしまうこと(笑)。

まぁ、これは言ってみれば基本コンセプトの裏返しで仕方ないことですが、各車のラップ代を意図的に少なくした分、抜けた穴のカバーリングが大いに心許ないのです。
これは実際、車検整備などで使い慣れたマイカーが一時的に不在になるたびに、多かれ少なかれ痛感してきました。
記憶に新しいところでは・・・一昨年、ビアンテが純正ナビ修理のために1ヶ月ほど長期入院し、その間、我が家のピープルムーバーはかのDJデミオが代理で務めることになりましたから、まぁ、乗るにせよ積むにせよ、“空間のGap”に苦しんだのなんのって(笑)。

そして今回の一件です。
5ナンバーサイズの機動力を生かし、子供たちや母親の近距離送迎で日々活躍してきたDJデミオ。
我が家で一番の高い稼働率を誇ったこのクルマが突如抜け、その代役として3ナンバーサイズのビアンテが緊急登板することになります。

もっとも、私も「コンパクトカー不在」が発生するケースを全く想定していなかったわけではなく、いざという時に嫁さんがビアンテの運転で戸惑わないよう、最低限の操作レクチャーは続けてきたし、クルマにはフロント&サイド&リアモニターを完備して万全の布石を打ってはいます。
(でないとDJデミオを実家に置いて帰ったりはしません)
実際、ここ数週間の嫁さんは、心配性の長男に「お母さん、結構うまいじゃん」と言わせるくらい、背高ミニバンでの送迎を無難にこなし、周囲の不安を吹き飛ばしてくれています・・・
今のところはね(笑)。

ただ、やはり今ビアンテで頭が痛いのは、膝の悪い母親にとっての乗降性の悪さ。
車両サイズの違いはドライバーの習熟でカバーできますが、こればっかりはねぇ・・・。
幸いにもこれまでは、週末の買い物と病院での予約診察という定期用件のみだったので、都度、アクセラXDを担ぎ出すことで私自身がカバーしてきましたが、私の不在時に突発用件が発生したら・・・と考えると、ビアンテではやや不安が残るところなんですよね。

こうした状況から、代役ビアンテの登板期間を少しでも短縮するために、一日でも早くCX-3が納車されるよう、可能な限り早いタイミングで発注をかけておきたかったのです。

これが、24時間というスピード契約に私が走った真相なのでありました。


そんな事情から、急ぎに急いで判子を押したというのに・・・
当初提示された納車タイミングはなんと、2月の中頃というツレないもの。
エッ(◎_◎;)
さすがにそこまでだと、ビアンテもこのまま無傷で過ごせる保証はないかも・・・(苦笑)

などと困惑していると、私の思いが通じたのか、生産日の確定とともに再提示された最早の納車タイミングは、なんと2月のアタマ(^^)v。
結果としては、発注からディーラー到着まで3週間半を要することになったわけで、あとは、嫁さん専用車の不在期間をなるべくそれとイコールに近い関係にするだけ。

「どうします? 週末がいいですか? お日柄を選びますか?」

担当セールス氏の納車日の打診に

「いえ、一番早いタイミングでお願いします」

と即座に返したのは言うまでもありません(^^)v。


(おわり)←今度こそ

Posted at 2018/01/27 11:08:41 | コメント(0) | トラックバック(0) | 隠れ家のCX-3 | 日記
2018年01月25日 イイね!

ありがとう、の767。

ありがとう、の767。少し古い話になって恐縮ですが、今から2週間ほど前、マイページで嬉しい数字を発見したんですよね。

我が家のファーストカー・RX-7の愛車紹介に付けていただいた「イイね!」のカウント数が、お陰様で累計「767」に到達したのです!

(^^)//゛゛゛パチパチ

皆さんもご存知の通り、少しばかり?個性的に過ぎる外観をした私の赤CHARGE号

かつてマツダの一時代を築いたときめきのデザインをまとうピュアスポーツカーで、元来は類稀なる造形美を持ち合わせていながらも、私がマツダやロータリーエンジンに対する自身の思いを無造作に詰め込んだがためにイメージが一変。巷では好奇の目や白い目で見られることの多い、不憫極まりないFD3Sでもあります。
そんなアブノーマルなマイカーに対し、こんなにも沢山の反応をいただけたのは、やはり、クルマ好きの同志が数多く集まり、世間一般の母集団とは一味も二味も違う「みんカラ」ならではの恩情だと理解するところ。
若き日の憧憬のど真ん中にいる思い出の4ローターマシンにして、私の赤CHARGE号の外観モディファイのモチーフともなった「マツダ767B」にとても縁の深い数字に達したのを機に、あらためてこれまでのご支援に御礼を申し上げますm(__)m。

さて、当の実車の方は・・・
サーキット通いの初期4年分を含む18年もの年季が祟り、動けば常に異音を奏でてくれるというガタピシな状況(苦笑)ではありますが、機関は快調そのもの。
唯一、「これが故障すると一気に心が離れてしまうかも」と私が秘かに心配している快適装備のエアコン(笑)も、今のところ正常に機能してますし(^^;)。

昨春から新しいカーライフ拠点に移り、長期保管時の環境改善のみならず、稼働機会を大きく左右する機動性がしっかり担保されたことは、RX-7にとっても私自身にとっても大きな意味を持つもので、それぞれの車生/人生がさらに充実するものと確信しています(^^)。

2004年の秋をもってサーキットの最前線を離れて以来、昨年までの13年間は、実家の車庫から始まって、旧カーライフ拠点では自宅の裏庭や縦長ロングカーポートの最奥位置を転々としながら、かろうじて我が家のファーストカーの座を保ってきた苦難の時代でした。

これを第1の余生と定義するならば、これからは前途洋々たる第2の余生。
新カーライフ拠点で築いた新たな蜜月関係をベースに、これまでは実施困難だった様々なトライアルを実行に移すときめきのステージにできればと考えています。
何といっても、10年間待ち望んできた完全密閉式の秘密基地は・・・コツコツと何かの作業を続けるには恰好の好環境ですしね。

ということで、これからも赤CHARGE号をよろしくお願いします。
Posted at 2018/01/25 19:37:30 | コメント(1) | トラックバック(0) | 隠れ家のセブン | 日記
2018年01月23日 イイね!

凄ワザ?再び

凄ワザ?再びこれぞ、会心の出来なりぃ

ご覧の通り、ドアと壁との隙間、僅か数ミリ(^^)v。

先週末には都合4回ほど行った、アクセラXDの車庫入れ。
その中ではもちろんこの回がベストでしたし、過去を遡ってみても・・・一、二を争うくらいの出色の出来映えでした。

ずっと以前、隣町の総合病院の駐車場にて、白線の踏み越し幅を左右で均等にすることに3年掛かりで成功し、“凄ワザ?”と紹介したことがありましたが、その時に次ぐ爽快な気分ですね(笑)。

昨年8月に我が家のマイカーに加わった、父のアクセラXD。
名義変更を機に私の2台目のメインカーに指名されたのに伴い、保管場所もカーポート下からビルトインガレージ内へ移動。それまでの住人だったビアンテと入れ替わりで、「グリッド202」に収まるRX-7の右隣りが、アクセラXDの新たな定位置となったわけです。
以来、私がこの場所へアプローチするたびに、以前にも増して注意を払っているのが、冒頭で紹介したような「縦壁との距離」なのです。

内幅6メートルの我が家のビルトインガレージ。
一見すると2台のメインカーが均等に半分ずつ占めている感じがしますが、厳密にはそうではありません。
あくまでもこのガレージの主役は赤CHARGE号
RX-7の長々として分厚いフロントドアを気兼ねなく開け放つことができるよう、同居のマイカーはなるべく端っこに寄り、18年選手の大先輩のために、少しでも“使える空間”を献上するという大切な使命があります(^^;)。

このため、ビアンテを停める時もアクセラXDを停める時も、私が定位置の目安にしているのが、各車の運転席ドアがちょうど1ノッチ(最初の半固定位置)だけ開く絶妙な距離。
これ「以上」でもこれ「以下」でも不適だと自らにプレッシャーをかけ、厳しい鍛錬を続けているのです(笑)。
しかも・・・
それを一発でやり遂げるのが理想
何度も前後進して微調整すれば誰でも出来てしまうわけで、私にとってそれはナンセンス。

もちろん、決して簡単なことじゃないんですよ。
表の市道からインナーガレージ入口まではざっと十数メートルの距離。
ここを、最終的な停車状態とは90度の角度を成す状態で延々バックで進み、月極駐車場の最奥部に達する直前でエイヤと頭を振り、ガレージ内のRX-7の右前をかすめるようにして斜めにバック進入。
電動シャッターの下を潜りながら、右側と後方の2つの壁との間合いを慎重に計って軌道を調整し、最後の最後にスパッと左に大きくハンドルを切って総仕上げ。

この最後の瞬間、クルマと壁面がピッタリ平行で、かつ、壁面との距離が前述の通りであれば完璧で、今回やっとそれに成功したというわけです。

思えば、昨春まで使用していた旧カーライフ拠点は、カースペースが極端に縦長だったため、クルマの方向転換やマイカーの順列入替えのたびに人知れず苦労をしていました(^^;)。
最大幅5メートルという虎の子の玄関先スペースをフル活用して、コンクリート壁やフェンスへの寸止めや、タイミングを熟考したステアリング操作の繰り返しなど、車両感覚を研ぎ澄ませた上で曲芸級の技術を場面場面で駆使する日々が、十年にもわたって続いていたわけです。

新カーライフ拠点では、こうした不満の解消を最優先にしてコンセプト検討を進めた結果、1台1台が単独で出入りできる現在では、以前のような膨大な手間や接触リスクからはほぼ解放されています。
ただ、そんな快適な環境下で自分自身の腕が鈍ってしまっては元も子もないので、ピンポイントで今回のような高いハードルを設定して、自己研鑽を続けているのでした。

え?
床にラインでも引けば簡単だろうにって??

いえいえ。
普段からラインに頼り切った幅寄せばかりしていると、いざラインのないシチュエーションに出くわした時、必要以上に平常心を失い、全然巧くいかなくなるのですよ。
理想は、クルマの四隅まで自分の神経が行き届いているかのような一体感を養うことですね。

ということで、今回は狙い通りの百点満点、自画自賛のご報告でしたm(__)m。

・・・だって、二度とできないかもしれないし(爆)



Posted at 2018/01/23 20:32:48 | コメント(0) | トラックバック(0) | 隠れ家の新生アクセラ | 日記
2018年01月20日 イイね!

即断に至る伏線 ~⑤まとめ編~

即断に至る伏線 ~⑤まとめ編~新年早々に突如、DJデミオに代わる4代目の嫁さん専用車に選ばれたCX-3。

放出決定から新車発注まで僅か24時間という即断即決劇を振り返りながら、

 何故に、そこまで性急に?

 何故に、柄にもないSUVに?

 何故に、このご時世ガソリン車を?

 何故に、意外なセラミック色で?

 何故に、またもや白内装を?


などといった、数々の渦巻く疑問に対する回答を綴ってきました(^^;)。


ははーん、なるほどね・・・

寛大な心と柔軟な思考をお持ちの皆さんであれば

Nuk-P@RailStarなら、まぁやり兼ねない話よね

と、俄かには信じ難い今回の衝動にも、一定のご理解をいただけたかもしれませんm(__)m。

しかーし
これまでの供述内容で今ひとつ納得し切れていないのは、他でもないこの私自身でして。

かくも長々と、4回にもわたる駄文で弁解を重ねたにもかかわらず、肝心の張本人がスッキリしていないのは、CX-3をマイカーに迎え入れることにした根源的な理由がまだ欠けているからです。

ということで、今回はまとめ編と称した、白状編です。

その根源的な理由なるものを、私は過去の2本のブログに象徴的に書き留めていました。

◆2015年3月 際立つルックスに思う(後篇)

◆2015年4月 風景を変えるパワー


いずれもCX-3の発売(2015.2.27)直後のブログです。
前者は最初の試乗記として、配備されたばかりのデモカーを見て・触って・乗って、その素直な感想を書き綴ったもの。走行中のアクセル操作やステアリング操作への反応の中に気に掛かる点はあるものの、意外なほどの見晴らしの良さと乗り心地の良さ、そして何より、エクステリアデザインの素晴らしさがあれば、完全に帳消しに思えるね、という話。ま、ブログタイトルからしてそんな好意的な展開が見え見えなのですが。
後者はその1ヶ月後の体験談。偶然に街で目の前をCX-3が横切って行った際に思わず見惚れてしまい、遠景の中でも映えるその造形の妙に、あらためて感心してしまったという話でした。

ま、簡潔に表現すれば、一目会ったその日から、CX-3のカッコ良さが私の琴線に触れ、大いに惹かれていたわけですよ。

当時はその素直な気持ちを「ステアリングの据わりが」とか「デミオを買ったばかりでタイミングが悪い」とか、些細な事情を挙げ連ねて覆い隠し、触手を伸ばさない自分自身を正当化することで、今回のような衝動を理性で抑えてきたわけです(笑)。

正直、私がクルマのデザインに心底惚れ込んだ経験は、あまりないんです。
なぜなら、たとえ特定のクルマに「おぉっ」と目を奪われるような魅力的なアングルがあったとしても、同じクルマにそうでない(イケてない)アングルを1つでも発見してしまうと、途端に興醒めしてしまうから(^^;)。
だから、我が家の歴代マイカーを振り返ってみても、少なくともデザインに限って言及すれば、その造形に心底惚れ込んで「どの角度から見ても惚れ惚れする」百点満点のマイカーは、未だに持ち得ていないのが現状。
無論、私はデザインに傾倒したクルマ選びはしてきていないので、これまでのマイカー選び自体には十分満足しているし、その顔触れには自信もあるんですけどね(^^)。

私が今、街で遭遇したら毎回見惚れてしまうほど死角の見えないデザインは・・・プジョーRCZくらいですかねぇ(あ、偏屈なクルマ好きの戯言ゆえ、適当に聞き流してください)

巷の評判が高いとされている昨今のマツダ魂動デザイン群の中で言えば、私の琴線に触れかけた存在は、デビュー当時のGJアテンザセダン(但し、ソウルレッド+ホワイト内装に限る)と、このCX-3(ボディ色は問わず)くらい。

「細かい文句はいいっこなし。だってデザイン重視で選んだのだから」

私がファーストカーのRX-7(FD3S)にさえ使わないこの方便が、自然に口をついて出てきそうなのが今回のCX-3(笑)。自身の評価軸をデザインに極端に振った、初のマイカーといっても過言ではないかもしれません。

面食いではないはずの私をして、まるで面食いそのもののような行動に至らしめたこのクルマ。
(いや、やはり面食いだったということか? 爆)
その端正な造形に感動すら覚えた初対面のインパクトを今なお忘れず持ち続けているだなんて、私にとっては異例も異例。結構、不思議な感覚でもあります。

三年越しの恋が実った

そっと胸に手を当ててみると、どうやらそんな感じに近いのかも(^^)

(おわり)
Posted at 2018/01/20 18:47:16 | コメント(0) | トラックバック(0) | 隠れ家のCX-3 | 日記

プロフィール

小学生の時代に到来したスーパーカーブームがほぼ終わりかけた頃、極めて身近な存在だった国産車、とりわけ強烈な個性が滲み出る'50s~'60sの旧車に強い興味を持っ...
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