うーん、
残念無念。
見知らぬオーナーさんの反応が楽しみだったのになぁ(笑)
2台のCX-3 ---しかも色もグレードもお揃い--- が両脇に並んだ場所は何処かというと、マツダディーラーでも大型カー用品店でもなく、市内のスーパーの屋上駐車場でした。
土曜の朝、スーパー開店直後の時間帯。
いつものように、建物の出入口付近で母と嫁さんを降ろした後、自称・孝行息子の私は広い場内の空きスペースに「仮」駐車をしたまま、膝の悪い母が帰りに長い距離を歩くことがないように、出入口真正面の3台枠が空くのを、虎視眈々と狙うわけです。
今回はまず、3台枠の近接スペースが先に空いたので、急いで場内ダッシュをかけて無事占拠。
ただ、そこは建物との距離は近くて申し分ないものの、屋上へのスロープを上り下りするクルマの通り道の角地となっていて、接触リスクが異様に高いのが難点。
このため、本命の3台枠が空くのをさらに待ちつつ、CX-3の後席で寛ぎ始めた私は、不覚にも暫く目を離してしまったのです。
ふと気が付けば、別のCX-3がポツンと1台、そこに駐車しているではありませんか!
そう・・・あろうことか、3台枠がガラ空きになった決定的瞬間を見逃してしまったのですね(T_T)。
「し、しまった!」
急いで運転席に移りバタバタと移動の準備をしている最中、中央枠にビスタが滑り込んでしまったのでCX-3の2台横並びは叶わず、なんとか画像の状態に持ち込んだというわけでした(^^)。
結果的には
そのオーナーさんよりも先に母と嫁さんが戻って来たので、ワクワクドキドキの人間ウォッチングは未遂に終わり、
「ナンバーが違ってて、ビックリしたよ・・・」
という、身内の人間からのライトな感想を聞くに留まってしまいましたとさ^^;
しかし
よくよく考えてみると・・・
売れ筋のミニバンやコンパクトカーの所有オーナーであれば、よほど奇抜な外観にしていない限りは、同型・同色車との遭遇なんてごく日常的な話であって、珍しくも何ともないはず。
偶々私の場合は、お世辞にも売れ筋とは言い難い(苦笑)マイナーなマツダ車を代々愛用してきた上に、CHARGE号のRX-7やチリオレンジのビアンテに代表されるように、類似外観の追随を許さない個性的なマイカーを数多く所有してきたため「自分と同じクルマ」への免疫が伝統的に欠如(苦笑)。
それ故、今回のような遭遇体験がことさら珍しく、新鮮に映っただけのことなんですよね。
その意味では、クルマ好きが集まるここみんカラの世界でさえ、私の心境に等身大の共感を覚える方はそれほど多くないのでは、と推察します。
あ、決していらっしゃらないとは言いませんけど(爆)
・・・で、折角なので少し脱線してお話しします。
実は私自身のマイカー選び、こうした「個性⇔没個性」軸の要素も、きちんと織り込んでいるのですよ。
(ホントか?とツッコまれそうですが 苦笑)
なぜなら、そもそもが少数派に属するマツダ車で、所有車全てに個性的な外観モディファイを加えてしまうと、今回のような匿名性を楽しむ機会が未来永劫奪われてしまうことになり兼ねないので、あえて没個性のセンも残しているのです。
もっとも、そんな匿名性の楽しみだけが没個性のセンを残す理由ではありません。
我が家で最も代替サイクルの短い嫁さん専用車は、保有中に旧型化するリスクが少ないので、大のマツダファンの私としては、最新カタログそのままの代表的な仕様で日々、街中での宣伝活動に励みたいという思いもあるのですね。
こうした2つの理由から、代々の嫁さん専用車は、(他人と同じなのをヨシとしないこの私をして)ノーマル外観の維持を基本線としてきました。
前車のDJデミオでは、ブルーリフレックスマイカ色というレアなカラー選択が、同型・同色車との遭遇機会を著しく低下させてしまった感がありますが、このたびのCX-3ではデザイン性を最重視した結果、王道ともいえるセラミックメタリック色を選択。今回のような遭遇ケースは飛躍的に増えると思われます(^^)v。
おまけに、街中で同型同色のクルマと遭遇すると、普段のマイカーの見え方(見られ方)が客観的に検証できるわけで、これは私が過去、他のマイカーであまり経験できていない分、大いに期待をしているところでもあります。
というわけで、今回未遂に終わった人間ウォッチはいずれリベンジを試みるとして、成功(もしくは失敗)の日を待ち望みながら、引続き、不慣れな同型・同色車との遭遇体験を楽しんでいきたいと思っています。
Posted at 2018/05/13 11:54:31 | |
トラックバック(0) |
隠れ家の心得 | 日記