修理覚え書きとして記す。
畔草刈り機を田んぼに落とした。完全にひっくり返って、腹を上にしていた。あぜにあった障害物を退かしていた一瞬の間に落ちていた。エンジンは止まり、エグゾーストから水を吸い込んだ。シリンダーに泥水一杯でエンジンスタートの引き紐は当然ひくことが出来ない。
家に帰って修理だ。畔を引きずって農道まで出して、トラックに積み込む。これでヘトヘトだ。
まずは、プラグを外す。シリンダーには水らしきものが確認出来る。そして、オイルを抜く。ドレンボルトを抜くと、オイルと泥水が少し混じったオイルが続いて出てくる。
次にリコイルスターターを引いてシリンダーをまわす。プラグ穴から泥水が飛び出してくる。水が出なくなるまで続ける。ドレンボルトを戻してオイルを少し入れる。プラグ穴からも少しオイルを入れる。リコイルスターターを引いてシリンダーを回して洗浄する。入れたオイルを再度抜く。
オイルを充填して、プラグをはめて、リコイルスターターを引く。全く爆発する気配がない。プラグが原因か?外して通電する所にくっつけて、リコイルスターターを引く。火花は飛んでいるので、電気系は生きている。
シリンダーにオイルが残りすぎて着火できないか、燃料がシリンダーまで届いてないか、どちらかだろう。
まずは、シリンダーを上死点まで上げて残っているオイルをスポイト状のもので出来るだけ吸い出す。次にエアフィルターを開けてみる。ここを確認するのを忘れていた。スポンジで次にエアフィルターが付いていて、スポンジは泥だらけ、エアフィルターも表面は薄っすらと土が付いていてびしょ濡れ。これでは空気吸えないから、気化燃料はシリンダーまで届いてない。水道で洗って明朝まで乾かすことに。
朝飯前に乾いたと思われるエアフィルターを取り付け、リコイルスターターを引く。なんと、初爆がある。ラッキー治った。続けてリコイルスターターを引くとエンジンが回りだす。しかし少しすると回転が落ちていく、まったく吹けない。たぶん燃料が届いていない。エアフィルターを外してエンジン始動。今度は吹け切る、エアフィルターが原因。見てみると乾いたと思ったスポンジがかわいてなく、スポンジからエアフィルターに水分が飛んで濡れている。これでは空気が通らない。夕方まで日向で乾かすことにする。
夕方家に戻ってエアフィルター取り付けてエンジン始動。完全に吹け切る。修理完了。
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2023/05/19 21:10:25