先日、匠のC氏が自作フットイルミの整備手帳をアップしました。
ドアオープン/クローズで発光パターンを変えたいと言う理由で5極リレーを使った手書き回路図がアップされました。
酔っぱらっていたらいいのですが回路図が頭から出てくるあたりはさすが匠です。私なら回路図が出るどころか面倒で鉛筆すら持つ気にならないです。
回路説明文に「30」とか「86」とか数字が出てくるのですが、アップされてる匠の回路図には配線コードの色が記載されてました。
後に説明しますけど、この「30」とか「86」には決まった配線色があるのかをC氏に聞いたんですよ。
それが本日のネタの始まり。
近いうちに5極リレーを使う機会があるので色と数字の組合せを備忘録で残したかったわけです。私がリレー使うときは数字と配線色の組合わせを覚えていないのでWebで確認します。毎回検索するのが面倒なのでブログに挙げておこうというわけです。
(メモ帳代わりにみんカラを使うなって怒らないでください)
いきなり、備忘録用の図。
私自身、この図だけで満足です。
実はこの図が正しいかわかりませんw
通常5極リレー使うときは「エーモン製」使うんですが、エーモンのリレーには「30」とか「86」って書いてないんですよ。
「青-黒に電流が流れると赤-黄に電流が流れる」って書いてあるだけ。
世の中では「85-86に電流が流れると30-87に電流が流れる」と表現します。
それを合成した図が上の図なんですが、エーモン製のリレーは「85」と「86」は逆かもしれません。
先に説明しておくべきでしたが「30 85 86
87」という番号はリレー端子のことです。これは万国共通。なぜ、この番号になったかは知りません。
備忘録なので本日はこれでおしまいなんですが、ちょっと気になりました。
5極リレーの場合、「85-86通電、30-87オン」なので通常は30-87aが通電しています。
リレーの種類って大きくわけて3つ。
「a接点」
「b接点」
「c接点」
です。
a接点は通電時に電流が流れるリレー。b接点は通電時に電流が切れるリレー。
c接点は通電時に通電経路が切替わるリレーです。
5極リレーはc接点です。1c回路とも言います。(c接点で1回路)
「87a」の「a」が「a接点」からくるとしたら、通電時に切れるので「87b」としても良さげですが。この「a」は何処から来たのでしょうか。
どうでもいいことですが、ちょっと気になりましたw
知ってる方いたら教えてください。
一般にリレーには回路図がプリントしてあるので、それを見れば接続は間違いません。エーモンの場合はパッケージに接続例が記載されています。
リレー端子は「番号表記」の代わりに「NO」「NC」「COM」「+」「GND」と書かれたものもあります。
「NO」はNormally Openのことで通常時切れている端子。
「NC」はNormally Closeのことで通常繋がっている端子。
「COM」は「30」のことでCommonですね。
オルタネイト式のプッシュスイッチにも同じ表現使います。
最後に、「85」「86」のプラス・マイナスを逆にしてよいか。
よく尋ねられますが、スイッチやコイルに極性がないのと同じで逆に接続しても問題ないです。
制御される側の「30」「87」「87a」ですが極性はないです。
が、極性を指定される場合があることだけ知っておきましょう。
特殊なリレーで端子間にダイオードが入っていることがあって極性があるケースがあります。
この場合、「87a」でなく「87b」とか変な端子も出てきます。
ま、車触っている限り見ることはありません。(私も現物見たことないし)
エーモンの場合、制御線は青、黒アース、バッ直は赤に繋ぎますので解りやすいですよ。忘れるのは87aが黄か白かだけ。
もう何年も触ってるのに覚えられませんw
匠に相乗りネタでした。
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2017/09/20 15:35:28