先日、C-HRのオフ会に参加してきました。
平成最後のオフ会と言うこともあり30台のC-HRが参加となりました。
(参加全車両は私のフォトアルバムに掲載しています)
すでに発売されてから2年半経ちますので前期、後期の車両も入り乱れる中、ノーマル車両を探すのに苦労するという状態。
オフ会ではノーマル状態のパーツについても談義されることが良くありますがノーマル車両が居ないので現物比較できないことも多いですw
貴重なノーマル車両の方の参加もお待ちしております。
さて、今回の話は日産の車両の話。
オフ会に参加された中で私を含めて「ご年配」の方々で談義をしていた時に「日産パルサー」の話題が出ました。
少し懐かしかったのでブログネタとして取り上げることにしました。
話の発端は、その方のC-HRに「Oz Racing」のディッシュタイプのホイールが装着されていたところから始まります。
かなり拘ってこのホイールをC-HR用として選択されているとのことでした。
そのホイールは、私と同年代の方であれば90年代に日産がWRCに参戦していたパルサーに装着されていたホイール。
当時、WRCカーはCMなどでガンガン放映されていましたので「Ozのディッシュ」と言えばこのホイールをイメージされる方も多いはず。
ディッシュタイプはデザインを楽しむ感じですけがこのホイールを履くと「ラリー」を連想するんですね。
セリカGT-Fourにも装着されてましたし。
白ディッシュと言えばコレって感じです。
さて、日産パルサーなんですけど実はあまり売れませんでした。
当時売れていた日産サニーの兄弟車として、特に若者向けにホットハッチを用意していたんですが刺さらなかったようです。
今見てもカッコいいとは思うんですけどね。
私にとってパルサーと言えば二代目パルサーのミラノターボです。
ピラーが細すぎてとても安全な車には見えませんけど、この大きなウィンドウが解放感を生み、しかも少しイタリアっぽくないですか?
WRCで6度も優勝した初代ランチャデルタにも似てるし。
確かこのミラノターボ、アルファロメオとの合作なんですよね。
輸入車は買えないけど、それっぽかったんだけどなぁ。
実は二代目、リトラクタブルヘッドが付いたモデルも出していました。
これはすでに別物の車ですよねw
パルサーのカタログバリエーションは非常に複雑で同じ車とは思えないシリーズでした。
このあたりが判り難くて若者に刺さらなかったんでしょうかね。
その後に出てくるWRCのベースカーは四代目でGTI-Rというモデル。
冒頭で話が出たラリー仕様のヤツです。
このラリーモデルはミニカーにもなりました。
4連のスロットバルブを搭載したDOHC16の2Lターボ。
しかも最新鋭のフルタイム4WDが搭載されたバケモノでした。
国内のラリーで使用されることも多く、カタログモデルに機械式LSD、クロスミッションでエアコンがオプション装備になったラリー前提仕様もありました。
ただ、エンジンルームが狭くて十分な冷却系が準備できずラリー仕様としては欠陥だったそうです。(Wikiより)
なお、パルサーの五代目ですが全く記憶にありません。
Wikiで五代目の写真も確認しましたが覚えてないです。
カルロスゴーンがやってきて、こんな複雑なモデル構成のパルサーは速攻廃止されました。
後にティーダがこのポジションに収まります。
私はティーダに乗っていた時期もあるので感慨深いです。
しかし、ティーダはダウンサイジングしたい層を狙ったラグジュアリーコンパクトカー。
パルサーGTI-Rのような尖った路線とは全く違いました。
そう言えば、カルロスゴーンの日産は「技術の日産」と言われた時代の日産とは違ったものでしたね。
羊の皮を被った羊(羊そのものやんけ!)って感じw
日産を救ったのも事実ですが、日産を殺したのも事実。
今後に期待したいです。
今回のパルサー話はC-HR乗りには刺さらないかもしれませんが、Oz
RacingのディッシュホイールはC-HRにマッチしますよ。
現物が見たい方はC-HR OWNER'Sの関東オフ会にどうぞ。
Posted at 2019/04/15 14:25:31 | |
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