
久しぶりにYahooニュースを見ていると「ベルマーク」の話題が挙がっていました。
ベルマークとは商品パッケージに付いている「鈴型のマーク」を切って集めると、そのマークを提供している会社(協賛会社)が寄付をする仕組みです。
(誰が考えたんだ、この面倒システムw)
というか、これを集めている学校がいまだにあることに驚きました。
お子さんの居る家庭なら知っていると思いますが、あの慈善活動は「偽善」でしかありません。
費用対効果がない愚策でしかないです。
私には子供が居ませんから問題ないですが、ベルマークを集めるようPTAから指示が出たら反対するプレゼン資料などすぐにでも作れますわw
ベルマークは協賛会社に寄付を依頼する際に「集計された状態」になっていなければ依頼が出来ません。
したがってベルマーク財団に郵送する際も「整理された状態」である必要があります。
財団側も検収するんですが基本手作業w
送る側も分類も集計も手作業w
そして得られるお金が数千円w
学校でこれを展開する人の頭の中を覗いてみたいですw
奉仕活動とか社会活動とか目的があるのかもしれませんけど、共働きが普通のこのご時世にこんなタダ働きをする人なんていませんよ。
同様に考える人は多いようで「こんなPTA作業をするくらいなら数千円あげるから免除して」と思う人も多いのだそうです。
なんでも金で解決できるというものではありませんが、あまりに非効率過ぎてこのシステムが残っていることが驚きですよ。
ちなみに中学校の時、生徒会の役員でしたが生徒会室に「開かずのロッカー」って言うのがありました。
「開けるなキケン」
って書いてありましたわw
中はベルマークが山ほど入ったゴミ袋が5つほど入っていました。
代々「これは宝の山」と受け継がれたゴミの山です。
学校の予算って知ると腰抜かすぐらい貧乏ですからね。
打開策として出てくるのが安定のベルマーク!
良かれと思って大量に持ってこられても種類の多さに分類出来ず、善意のため捨てるに捨てれなくなったゴミの山でした。
ベルマークと言えば、これを思い出すバディ男w
少し分類したこともあったかも。
ビニールパッケージに付いている5mm四方のベルマークは「丸まる」んですよ。
数えるのがもうね、生体研究所の仕分け作業の様ですw
何の忍耐修行かと。荒行ですわw
風で飛んでやり直しになるしw
ここで「キケン」の真の意味を知るんですよw
ちなみにこのニュースを見たのでベルマーク財団をググってみました。
各PTAの活動報告が出てるんですが、写真の顔ぶれを見ると「勘違いママさん」の雰囲気が漂ってますねー。
誰かこの活動のエネルギーを他に役立てることを指導しないのでしょうか。
一方、PTA活動に「バザー」という闇も存在します。
不用品を持ってこいと言いながら「未使用で」「生活用品で」「食品はダメ」とか要求が多いw
現在、お歳暮のような習慣が減りつつあるため不用品なんかは基本家庭にないそうです。
PTAの風評を気にするため「購入して」提供するんだとか。
もうね、本末転倒なんですわ。
どうしてPTAのお偉い方は、こういう本質を語れないんですかねー。
地域活動と会社の動きとは違う、とよく言われるんですけど「非効率」なのは私的には許せません。
その中でも愚の骨頂なのがベルマークだと思います。
(あとがき)
ベルマークとよく似たシステムで「グリーンスタンプ」と言うのがありました。
今はどういうシステムになっているのかは分かりません。
協賛店で商品を買うと「グリーンスタンプ」という切手の様なシートを貰います。
これをシート(台帳)に貼って商品と交換してもらうシステム。
今はポイントカードがあるので「グリーンスタンプ」という切手システムは無くなったようですけど。
小学校の低学年の頃は私は貧乏でしたからね。
これを集めて野球のグローブに交換したのを覚えています。
これは嬉しかった。本当に嬉しかったのを覚えています。
低学年の頃は学生寮の住み込み管理人で内職併用という絵に描いた様な家でした。
食事を提供する寮だったので「買い物」は多かったんです。
なのでグリーンスタンプは結構貯まったんですね。
今となっては懐かしい思い出です。
ちなみにグリーンスタンプは株式会社として活動しており現在も存在しています。
ベルマークは財団の活動ですね。
※本ブログは過去の自分用書きおきから引用してます。
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2019/08/27 16:01:42