以前、私のブログで「新東名の全線開通ま間近」って言ったんですけどねーw
昨日のニュースで計画より3年遅れることが発表されました。
元の計画では2020年の秋だったんですよ。
すでに終点側の厚木南ICから東名の伊勢原JCTまでは今年の3月に開通しました。
いわゆる「御殿場区間」と呼ばれる御殿場JCTから伊勢原JCTまでの48km区間が未整備だったんです。
しかし、東名から見える雰囲気だけ言うと割と出来ている印象なんですよね。
ところが神奈川県区間で「埋蔵文化財の調査」に時間が掛かっている模様。
文化財が出てきた場合、調査が完全に終わるまで工事が出来ません。
噂では相当な数の埋蔵物が出てきた模様。
計画時点で東京オリンピックに間に合わないことが分かっていましたので諦めるのも早かったですね。
完成は2023年。
仕方がないことですが今しばらく週末の厚木IC付近の渋滞は解消しません。
なお、渋滞の根源である「大和トンネル付近」は、今4車線工事をしています。
ここは有名な「サグ部」です。
下り坂から上り坂にさしかかる凹んだ場所です。
日本語で「たわみ」を意味する「ザク」。
とても緩やかに上り坂へ移行するため、それに気付かないドライバーが加速を行なわず車のスピードが自然に落ちてしまいます。
さらにトンネルの入り口部と重なっています。
さらにさらに海老名SAからの合流車線(4車線から3車線へ)が重なっており渋滞要因のオンパレードです。
少なくとも車線が小さくなる部分だけでも解消しようという工事ですね。
効果は判りません。
個人的には効果ないだろうと思ってます。
大和トンネル付近はとにかく速度が落ちるので根本の上り坂を解消しないと駄目なんですよね。
個人的には速度一定で流れる電光矢印を道路わきに設置した方が良さそうと思う。
時速80Kmぐらいで矢印がこの渋滞区間流れるんです。
ドライバーは無意識にこの矢印と同期しようとしますので速度低下が抑制できるという仕掛け。
本来、法定速度を守らせるために開発している装置なんですけどね。
(って、これ言っていいネタなんだっけ??)
(まっ、いいか)
もっとハイテクらしく渋滞区間は車両コントロールを道路側に委ねてもいい。
クルーズコントロールの制御を道路がDSRC経由で横取りして強制80Km/hに持っていく。
車のエンジン性能によって走るレーンが決められてレーンチェンジを自動運転。
自動運転中の突発事故(パンクやエンジしトールなど)対応のため渋滞区間は強制的に車間200mぐらい取らせてもいい。
渋滞でノロノロするよりは早く着けるんだから文句はないし。
道路側のインフラさえ整えば割と現実味のある自動運転なんだけどな。
夢物語はさておき、早く全線開通して欲しいです。
(あとがき)
新東名の特定区間で最高時速120Km/hの区間があるのご存知ですよね?
これは実証実験中なんですけど割と快適に走れるので拡大されることを望みます。
なお、新東名は3車線区間と2車線区間が混在しているため全線で120km/h上限に出来ません。
これも一生懸命拡張工事しています。
NEXCO中日本は割といい仕事してますわ。
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2019/08/28 17:12:52