
(我が家の池田修三展示スペース)
6月某日、秋田県の南部に位置するにかほ市を訪れました。
※追記:日テレ「笑ってコラえて」!6月14日(水)19時54分〜放送のダーツの旅コーナーに、にかほ市が登場するそうです。
にかほ市出身の有名人といえば、ローカルヒーローの超神ネイガー、漫画「チェンソーマン」の作者・藤本タツキ先生、そして版画師・池田修三先生がおります。
今回の訪問の目的は、その池田先生の「ものがたり 池田修三の木版画の世界」という本を購入することです。
ということで、一部のマニアに知られる文林堂書店に行ってまいりました。この本屋は藤本先生の「ルックバック」という漫画にモデルとして出てくるそうです(私は未読)。
早速中に入ってみました。店内はウナギの寝床のように奥行きがありました。
入口右手には結構な種類の駄菓子販売コーナーがありました。
左手には、昭和時代のドラえもんの展示棚があり、ノスタルジックです。
さてお店の方に写真撮影の可否を訪ねると、漫画コーナーの一角はOKとのことでした。
書架下段に謎の生物がおりました。ポチタという、可愛い悪魔でした。突然本を裁断するのではないかとヒヤヒヤしましたが、この日はおとなしかったです。
その奥にはチェンソーマンとQposketというキャラのフィギュアが展示されておりました。
そして緑色の額縁の中には藤本先生のサインが飾られていました。その上には地元新聞社の、この店舗が紹介された記事がありました。
その左の棚の上から下まで藤本タツキコーナーとなっており、特別扱いされておりました。いいですね~。
そして本日のお目当て、最近発売された池田先生の画集が通路の真ん中の一等地へ置かれていました。
「ものがたり 池田修三の木版画の世界」という、今月発売されたばかりの画集です。
私はこの方の図柄が好きで、販売されることを知るやいなや、手に取る日を待ち焦がれておりました。
販売店はこの書店をはじめ、にかほ市の数店舗でしか購入出来ません。興味ある方は↓をクリック願います。
【書籍情報】
「ものがたり 池田修三の木版画の世界」
定価:2,200円(本体2,000円+消費税)
早速本を手に取ってレジへ行くと、先客の小学生女児二人が駄菓子を大人買いし会計中でした。
レジが手打ちなものですから、やたら時間がかかります。大袈裟ではなく十分は待ったでしょうか?
タツキならぬキがタッてチェンソーマンになりかけましたが(もちろん嘘です)、ようやくレジが終わりました。
聞くともなしに聞こえてきた勘定は、なんと二人とも山のように買ったのにも関わらず、それぞれ500円に満たない金額でした。
そんなお小遣いでスイーツ三昧の豪遊が出来るとは…まるで昭和時代の、東南アジアへ旅行しに行った農協職員のようです(※個人の偏見です)。
待ちくだびれつつようやく会計を済ませ、店を後にしました。
続いて、目と鼻の先にある、明治、大正、昭和、平成、そして令和の男を虜にする、あそこへ向かいました(待て、次号!)
閑話休題、ここからは池田修三特集です。
2021.8に、秋田空港で先生の移動展示が開催されました。飛行機に乗る用事もないのに、これを観たいがために行ってきました。
これは、土産物屋に飾られていた、先生とは無関係の花の秋田犬です。まるで青森県の十和田現代美術館の花の馬のパク…ゴホンゴホン。
先生の版画の顔色には、一部青色が使用されており、「修三ブルー」と言われております。それが憂いを感じさせ、心が切なくなります。
どこかの修造を太陽だとすれば、こちらは月、まさにブルームーンてす。
このように空港内の数カ所に分散展示され、充分見応えありました!
こちらは2014.6に、にかほ市・象潟公会堂にて開催された展示会です。
旧象潟町の広報です。毎月これが配布されていたなんて羨ましいです。
先生のアトリエが再現されておりました。
この展示会も良かったです。
こちらは秋田駅前の公民館「アトリオン」某所に飾られている母子の版画です。
本当に素敵ですね。
こちらは秋田県立児童会館の駐車場に停まっていた痛車、ではなくラッピングカーです。
由利本荘市を走る由利高原鉄道でも、以前ガタンゴトンとラッピング列車が走っておりました。
我が家の物置の池田修三、版画ではなく印刷ですが、気に入って飾っておりました。
こんにちの秋田県内の池田修三ブームは、右側の「のんびり」という冊子から火が点きました。
その人気を受け、左の画集「センチメンタルの青い旗」か出版されました。
「のんびり」の裏表紙です。左から、いがらしみきお、高橋優、友部正人といった著名人が寄稿しております。
池田修三は悪魔、みんなを虜にする、やさしい悪魔…褒め言葉です。
…ということで、今回は私が「池田修三伝道師」となって、世界中の皆さまへその魅力を伝えさせていただきました。
さて、コーヒーを飲みながら、のんびりページをめくりましょうかね。
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Posted at
2023/06/12 21:15:46