448です。
今回は「今さら」ネタです。当たり前だと言われるかもしれません。
全てのマシン/コースに当てはまるかどうかわかりませんが、セッティング項目として面白い内容だと思うので、参考にしてください。
先週の火曜日は休みだったので元SHIFTのTOKYO e-DRIFTサーキットに行ってきました。たまたま着席したのが近藤カスタム氏の目の前で、OCDの巨匠nabeさんもいて、変態マシン?を披露してきました。
TA03-M魔改(反トルク仕様)で走り始めると、いつも通りにまあまあ走れます。
ヘアピン後のストレート立ち上がりが遅いのも「いつも通り」です。
次にTA03-RR(正トルク仕様)のポルシェでコースイン!
まさにポルシェ!!!恐ろしいトラクションです。
ヘアピンでは増し切りする方向にステアしないと曲がれません。
直線番長の「バカっ速」でしたが、前が詰まって数珠連がつらいので曲がる方向にセッティングを変えました。
帰ってきて、マシンを眺めると・・・
TA03-MとTA03-RRで明らかに違うところが目に付きました。
①TA03-M・・・上から見たドライブシャフトが後傾(デフよりタイヤが後ろにある)
②TA03-RR・・・上から見たドライブシャフトが前傾(デフよりタイヤが前にある ↓の写真)
前から分かっていたのですが、改めて比べると対象的です。
TA03-MとTA03-RRはギヤボックスの向きが前後反対なので自然とこうなりました。
ひょっとしてトラクションの差は「これ」???
「これ」を検証するため、TA03-Mのリヤサスを前に3mm出しました。
通常幅のサスアームだと、前寄りの限界です。
結果、シャフトの角度がほぼ真っ直ぐか「どちらかと言うと前傾」になりました。
土曜日にドクターの低μ路面で走ってみました。
①TA03-M・・・確信は持てないが、立上りが遅くなくなった・・・と思う。
②TA03-RR・・・相変わらずトラクションはGOOD。
youtubeで、壁にマシンを当ててアクセルオンすると、①ドライブシャフトが後傾しているとケツが沈み込み、②前傾しているとケツが浮き上がる・・・という動画があります。
①の方が②より加速が良いという内容ですが、実は逆なのではないか?と思います。
少なくともTA03は逆でした。
①アクセルオンでケツが沈む⇒タイヤが持ち上がるので車体が沈む。
(ケツが沈むが、沈んだ瞬間はトラクションがかからない)
②アクセルオンでケツが浮く⇒タイヤが押し下げられた反動でマシンが持ち上がる。(実際は加速Gとタイヤの回転の反動で持ち上がらない)
今まで、立上りのトラクション確保のためにいろんなことをやりました。
しかし、ヘアピンの立上りが遅い持病は残ってました。
今回が今まで変更した中では一番効いたと思います。(しかも投資0円!)
ちなみに、コース脇のグリーン地帯でアクセルを煽ると、ほぼケツは沈まずに前が持ち上がるようになりました。
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Posted at
2020/06/26 21:00:38